禍々しい雪

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こないだの「三大恐怖CM」と言うものを見て以来、怖いCM画像を、びくびくしながら見る習慣が付きました。

これは、怖いというよりは、正直悲しい映像でした。厳密に言えば、多分CMではないですな。
http://www.revolverfilms.com/sigurros/

汚染されてしまった世界に生きる子供達。

ガスマスク無しには、表に出ることすら出来ない世界。

振り続ける真っ黒な雪。それは汚れた空気の産物なのか、はたまた死の灰なのか・・・

このままの生活を続けていては、起こりうる未来なのかと思うと、ぞっとします。地球をいたわるために、何が出来るのでしょうか?

もう一つ。

「八月の虹」
http://www.greenfilm.jp/home.html

これは知っている人もいるかもしれませんな。

こちらの方が希望があります。うん。

「俺には関係ないって言ってたあなたのせい」

刺さる台詞ですよ。

生きるためにも、未来に生きる命のためにも、何か出来る事があるのかもしれません。

Last Tears

テーマ:

全てを受け入れよう 再び会えた場所で

零れ落ちる思い出がせつないけれど

愛した人がいます 愛した人がいるの

失いたくなかったなんてだめですか

~~~~~~~~~~~

「最終兵器彼女」という作品をご存知でしょうか? 「いいひと。」の高橋しん先生の描いた、ラブストーリー・・・と言うには少し痛みの効いた作品です。

「ある日、恋人は最終兵器として生まれ変わってしまった」という、ある種破天荒な設定から物語は始まるのだが、そこに生きる人々の思い、戦争の現実、普遍的な愛というもの・・・その描き方は、その優しいタッチの絵からは想像できないほど、痛い。

冒頭の詞は、その作品に登場するヒロイン、ちせのテーマソングとして作られた「Last Tears」の一部だが、作詞者である、土門海州さんいわく、
「この作品に登場する全ての人々の涙」
を描いたそうである。

~~~~~~~~~~~

これが最後の涙だから これが悲しみの果てだから

独り立ち尽くす私に お願い そっとキスをして


あの日生まれた罪の傷も あの日嘆いた罰の深さも

震えながらこの手に包むの

せめてこの恋が途切れぬように

~~~~~~~~~~~

ちなみに土門海州さんは、ネットを通して、ふとしたきっかけで出会った友人である。

この「Last Tears」は「最終兵器彼女」のアン・オフィシャル(=非公式)なテーマソングである。CDを頂いた時、正直どんなもんだろうと思っていた。同人的なものにあまりいいイメージを持っていなかった自分だが、作品を実際に聴いてみて、やられてしまった・・・

ここまで「涙」を克明にに描くのか!!

良い作品はどこに眠っているか分からないものである。

彼の作詞のスタイルは、原則曲が先行なのである。「メロディーから、言葉を彫り出す」のが基本だそうだ。自分が表現するのではなく、曲の創り手が込めた想いを引き出すと。

これ・・・なかなか出来ないのですよ。モノを作る人ってのは何かと自己主張が激しいもんで、自分を主張したがるんです。(自分も例に漏れずww)

そんな彼が作った数少ない詞先の作品が、この「Last Tears」なのである。作品から受け取った、痛み・涙を、一気に言葉に込めたそうである。だからこそ強いこの言葉のチカラ!!

ちなみにこちらで視聴・CD購入が出来ます。
http://singsincerely.org/purchase/

まあ、まずは試しに聴いていただければと思います。


そして驚くべきことに、このCDは、「最終兵器彼女」の作者である高橋しん先生のHPで紹介されてしまったのである!!
http://www.sinpre.com/sinpre/archives/2006/09/post_261.html (9/7の記事)

これは衝撃でしたね。嬉しかったなあ・・・

創り手の端くれとしては、やはり友人の活躍が良い刺激になります。負けたくないもんです。いいもの創りたいですね。


近況について

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久しぶりの更新です。


あまりに更新しなすぎているのに読者になっていただける方が増えているという有様で、もう、ありがたいやら申し訳ないやら・・・


最近の近況などをお届けさせていただきます。




まず社労士としては・・・


社会保険料の削減のご提案をするお仕事を新しく始めました。


例えば社員20人の会社のケースでは、年間180万円の節約が可能な場合も!!


モチロンイレギュラーなことをやるわけではなく、法律に則った社労士ならではのメソッドでやらせていただきます。

ちなみに料金は成功報酬のため、効果が上がらない場合は一切頂きません。


ご興味がございましたら、まずは無料診断からどうぞ。メッセージなどいただけましたら幸いです。




そして俳優としては2年ぶりの舞台出演が決まりました。


2年前には同じ作品で舞台に立ったのですが、今年はパワーアップして再演となります。

この作品にほれ込んでいるため、出演できるのが素直に嬉しいのです。


お時間がございましたら、足を運んでいただけますと幸いです。


劇団 五創会 舞台公演 2006

「美しき心のなかに」

脚本・演出 横沢丈二

公演日時

10月25日(水)      19:00
   26日(木)14:00、19:00
   27日(金)      19:00
   28日(土)14:00、19:00
   29日(日)13:00、18:00
(チケットは各日程別、自由席です)

会場 シアターVアカサカ

チケット料金 前売4000円 当日4200円


こちらもご興味がございましたらメッセージなどいただけましたら幸いです。




両輪が少しずつ動き始めた気がします。

良い兆しですね。

二足のワラジな一日

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少しずつ派遣先の、人事・総務の仕事に慣れてきました。社労士として、企業に関わる上での様々な仕事の流れを学べてありがたい限りです。立場上、一人前として振る舞うのが、ややしんどいですが(苦笑)

今日は、給与の控徐内容を記入&入力し、会計ソフトでの処理をして、必要な書類を整理し、上半期の有休をエクセルで整理。給与の締め日も過ぎたので、集まったタイムカードを転送・・・やっと流れが掴めてきた気がします。

やはり、試験勉強と実務は全く違う。まあ、両方の力がないと、仕事は回せませんがね。試験の知識がちゃんとあれば、実務の中で応用が効くのです。

でもって、上がったら、稽古場に直行。新しい題材を決めるわけです。舞台の役を勝ち取れば、短い付き合いになるでしょうが。

新しい題材が、難しい!! ハロルド・ピンターの「料理昇降機」。まずは読解あるのみ。解釈が非常に難しいんですけど。

落語はひとまず、今月いっぱいでフィニッシュです。

やることはいっぱいなので、まずは交通整理です。台詞も入れなきゃいけません。

RENT

テーマ:
52万5600分。
あなたは一年という時間を何で計る?

夜明けの数? 日暮れの数?
真夜中に飲んだコーヒーのカップの数?
インチ?
マイル?
笑った数?
ケンカの回数?

たとえば、愛ならどうだろうか?

『Seasons of Love』より



bunkamuraル・シネマで「RENT」を観て来ました。

原作はブロードウェイのミュージカル。
台本・作詞・作曲のジョナサン・ラーソンはプレビュー公演の前日に急逝したそうな。
いまや伝説になってしまったこの舞台、きっと彼も見たかったのだろうな・・・
その舞台が待望の映画化というわけで、予告編で掴まれてしまった身としては、行きたくて仕方なかったのです。



例えば、もし自分が明日までの命だったらどう生きますか?

例えば、いつ死んでもおかしくない身だとしたら、どう生きますか?

この作品にはそういう背景を持っている人物が多く登場する。HIVのキャリアという形で。

実際そうなってしまうと、「命を燃焼させる」選択はなかなか選べないのだろう。現に登場人物の一人ロジャーは、恋人がHIV感染にショックを受けて、自殺してしまって以来、引き篭もってしまっている。同じ病を持つ自分は人を愛せない。心に残る曲は創りたいけれど、気持ちが湧き立たない。

でもそんな彼にも、仲間はいる。親友、同じ芸術を志す戦友、そして隣人・・・

やっぱり人は一人で生きてはいられないなと思う。突き進む道、曲がりくねった道、一緒に歩ける人がいれば、どれだけ道が明るくなることだろう。

出会いも別れも、全ては自分の力になる。

心から信じ合える人たちと進んでいけるなら、例えそれがわずかな時間だったとしても後悔はしないのかもしれない。時には痛みを分かち合い、心をぶつけ合い、愛し合い、泣いて抱き合って・・・

絆って宝なのですよ。何者にも換え難い。

確かに時代は変わって、HIVに関する恐怖も薄れてきたりと(未だ治る病気ではないのだけど、感染経路などがはっきりしてきたこともあるし、薬をうまく使って、発症を出来る限り抑えることも可能になってきたり)、作品の背景としては、多少古くなってしまったところもある。でも、限りある命を全力で生きる、強い絆の力、愛、など、普遍的に伝わるメッセージも沢山あるからこそ、この作品は時代を超えて愛されてるのだなと思う。

レント
コメント:映画版のサントラです。
レント
コメント:舞台版のサントラ。全曲入ってます。

落語という課題

テーマ:

只今、取り組んでいる課題は、古典落語の「味噌蔵」です。


落語。コレがまた難しい・・・ そもそも殆ど言葉だけで表現せねばならないものです。その中で笑わせたり、しんみりさせたり、色んな物を感じさせると。取り組むほどに奥深さが分かります。


呼吸・音・間・・・芝居の基本になるいろんな内容を内包しているのです。


ブレスをお腹で支えつつ、二つ以上の役を演じる。これまた難しいのです。声色の変化であったり、体の向きの変化であったり。役を変えるときにはブレスを吸い直すのか? あるいはそのまま間を重視して、同じブレスを継続するのか? やりながらも考えることが一杯なのです。


ただ、取り組み始めて、また芝居が面白くなってきたのは確かなのです。表現の幅は広がりますね。

積み重ねること

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随分と久しぶりの更新です。

こちらのブログも少しずつ更新していきます。せっかく登録してくださっている読者の皆様に申し訳ないし。

某SNSの方もやっておりますが、あちらに書いている内容とは違うことも書きたいですね。やはり。

あちらはかなり遊びが入っていますしね。(こっちに入ってないというわけではありませんが)


役者たるもの準備は大切です。

チャンスが来た時に出来る力がないと、たとえ頂いた物凄いチャンスでも、無駄になってしまうでしょう。

そのためには普段からの基礎の積み重ねが大変なわけです。

発声しかり、体作りしかり。


「ドラゴン桜」でもやっていたアイデアですが、自分がその日にやったカリキュラムを手帳にメモしてみてはいかがでしょう?

例えば「腹筋200×3

     発声五十音×2

     受身(前・後ろ・横)5×5

     台本読み(全文)2回」

といった具合に。1週間、1ヶ月サイクルで、足りないものを検討して、基本メニューを洗いなおすことをオススメします。自分に必要なもの、足りないものを強化していくことですね。

積み重ねの具体化は自信にも繋がりますし、サボりがちという方は、己を省みるのに最適です。


俳優に限らず、いろんな仕事をする上でも使えますね。


大事な物は、ジャンルに関わらず使えると思う今日この頃なのです。

男たちの大和・YAMATO

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進歩のないものは決して勝たない。
負けて目覚めることが最上の道だ。
日本は進歩ということを軽んじすぎた。
私的な潔癖や徳義にこだわって、
真の進歩を忘れていた。
敗れて目覚める。
それ以外にどうして日本は救われるか
今目覚めずしていつ救われるか。
俺たちはその先導になるのだ。
日本の新生に先駆けて散る、
まさに本望じゃないか。

(白淵磐大尉の言葉)


この言葉、読み返すだけで涙が出る。
元旦から蘇我のXYZシネマにて「男たちの大和」を観てきました。朝は靖国で夜は大和と、なんて日本ラブな新年でしょう(笑)

めっちゃ泣いた。おそらく2時間半の上映時間中、半分くらいは泣いていたと思う。

戦争の悲惨さとかよりも、「守りたい」っていう純粋な気持ちに打たれた。

昔持っていた大和のイメージと言えば、時代に取り残された遺物だった。戦艦の数と質が海軍の強さを示していた時代に遅れた海上の城。戦闘機の時代にはついていけなかった、敗戦の象徴。

でもこの映画を見て、大和への印象は変わった。その当時の日本人の知能と技術の結晶であり、そして船に携わるものたちの憧れの象徴だったもの・・・結果として撃沈され無用の長物の烙印を押されたとしても、そこに込められた思いをなぜ笑えようか。むしろ涙が出る。

「あんなに美しい船は見たことがない」

「大和で死ねるなら本望だ」

それだけのものを持っていた大和はただの戦艦ではないなと思った。

少年兵の心にも泣かされた。大和水上特攻作戦の前の言葉。
「両親を戦争で失い、兄も戦場で死んだ。
沢山の人間が戦争の犠牲となった。だから、これ以上日本人を殺させるわけにはいかない」

冒頭の言葉はそんな少年兵たちに向けられた大尉の言葉だ。

特攻だというと、「国の為に無理やりだ」とか、「正気の沙汰では出撃できなかった」とか、そういったネガティブな印象ばかりが語られるが、やはり「守りたい」という気持ちが兵士に覚悟を決めさせたのではないだろうか。故郷のため、両親のため、愛する人のため・・・

そうして守られた国に、今自分が生きている。

今を生きることをもっと考えねばね。


しかし歴史を扱った作品って、抗いようのない運命が、たまらなく悲しく思えてしまったりする。神尾を見送った幼なじみが、彼に負けないよう頑張りたいと向かった先は、広島の軍需工場。しかも戦争も末期・・・ 見えてしまう運命の理不尽さには、涙が溢れてきた。


かなり多種多様な涙のツボを刺激してくれました。ご年配の方も沢山観に来られていましたね。幅広い年代の方に見てもらいたい日本映画だと思います。

謹賀新年

テーマ:


皆様明けましておめでとうございます。

今年も何卒よろしくお願い致します。

てなわけで、事務所のカウントダウンパーティから、直接九段下の靖国神社に初詣してきました。

ちなみにお詣りする際には、「○○したい」「○○になりたい」と「お願い」するのではなくて、やりたいことを叶えたものとして「感謝」するのが正しいんだそうで。

「○○になりたい」ってお願いすると、文字通り「○○になりたい」って状態が実現されてしまい。実際に「○○」になれないとのことです。ふむふむ。

てなわけで、

役者として食えるようにしてくれてありがとう。

人を感動させる仕事に就かせてくれてありがとう。

人を感動させる人間にしてくれてありがとう。

とお詣りしてきました。

さて皆さんは何をお詣りしますか?


2006年 元旦