只今、取り組んでいる課題は、古典落語の「味噌蔵」です。


落語。コレがまた難しい・・・ そもそも殆ど言葉だけで表現せねばならないものです。その中で笑わせたり、しんみりさせたり、色んな物を感じさせると。取り組むほどに奥深さが分かります。


呼吸・音・間・・・芝居の基本になるいろんな内容を内包しているのです。


ブレスをお腹で支えつつ、二つ以上の役を演じる。これまた難しいのです。声色の変化であったり、体の向きの変化であったり。役を変えるときにはブレスを吸い直すのか? あるいはそのまま間を重視して、同じブレスを継続するのか? やりながらも考えることが一杯なのです。


ただ、取り組み始めて、また芝居が面白くなってきたのは確かなのです。表現の幅は広がりますね。