宝塚熱、ついに初ブルーレイ購入へ(21/6/13) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

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日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

宝塚にハマって2年程度、まだ初心者マークが取れていない状態ですが。

 

私が沼に落ちたきっかけの演目は「カリスタの海に抱かれて」(2015年花組)。

 

2年前はまだ宝塚に興味はあっても敷居が高いと思っていた私。生舞台に誘ってくれた知り合いがいて、その前段階としていくつかDVDを貸してくれた。その中にあった「カリスタ~」に、まだトップさんすら顔の判別ができなかった私が、ずぶずぶにハマってしまったのだった。

 

これは明日海りおさんが花組トップに就任したお披露目公演の次の作品。テレビドラマでも有名な大石静さん脚本。


大石さんは、明日海さんのお披露目公演が死神の役だったから、今回は喜怒哀楽豊かな役柄にしたい、という思惑で書いたという(日刊スポーツ2015/3/13 


)。

 

このDVDを貸してくれた友人は、明日海さんご贔屓で、右も左もわからない私に、とにかく明日海さんはこんな方、ということを知ってほしかったのだと思う。


ところが私はトップの明日海さんではなく、二番手の芹香斗亜さんにドはまりしてしまった。

 

もちろん真ん真ん中で燦然と輝く明日海さんにはちゃんと(?)目がくらんだ。でも、そんな風に、トップさんをより素敵に見せる敵役の芹香さんがえらく魅力的で、どうしても目で追わずにいられなかった。

 

敵役と言っても主張が対立する立場で恋敵になってしまっただけ。友情を大事にし、熱さと強さを兼ね備えるリーダー気質。でも故郷の命運が肩にかかる重さが辛くて、心の支えは許嫁。なのに彼女は振り向いてくれないばかりか、親友に持っていかれて……(´;д;`)

 

確かに明日海さん演じるカルロは賢明で華やかで故郷思いの表情豊かな男性に描かれていた。

でも、大石さん、ひょっとしたらこの芹香さん演じるロベルトに感情移入して書いていたんじゃないだろうか……そう勘繰ってしまうほどロベルトには肩入れさせられる魅力があって、それを芹香さんが伸びやかなダンスと迫力ある雰囲気で体現していたと思う。

 

で、私はこのDVDを返却してしまうのが悲しくて、そんなことして何になる、と思いつつ、10時間以上もかけてシナリオ起こしをしたという……→「宝塚にハマり、シナリオを起こす

 

そうしてそのDVDが手元からなくなって2年以上。ずうっと買おうかどうしようか宝塚の通販サイトを睨んでいた。


そもそも私はビデオにしろDVDにしろ、これまでの人生で1つも買ったことがない。

この壁を超えるのはなかなかにハードだった。1回頼んだが最後、歯止めが利かなくなる絶対的自信もあったし……。

 

そして、このほどついにポチってしまった。

 

もう何度も何度も観た映像だから、大枚はたいたことを後悔するかも、と思ったが、全然。


久々に観て、これは私にとって傍に置いておくべき、置かねばならない必須ブルーレイだと思った。嫌なこと悩ましいことしんどいことがあったときの心の浄化アイテム。幸せな気分に上がるための魔法の円盤(しかも時間が経ってから観たら、あまりに豪華なメンバーだと思い知り、目が眩んだ!)。

 

というわけで味をしめてしまった私。最低あと3枚はポチる予定。

 

(了)

 

 

 

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