お疲れさまですね -6ページ目

対談38『貝のように沈黙、それが今の日本』

鬱の宮高校の悲劇 番外編

対談38 『貝のように沈黙、それが今の日本』







よんこぱろ☆-400






賛成と言ったら嘘つきになる。
反対と言ったらイジメられる。
答えは沈黙。それが今の日本。




緑子: いきなり画像からか。
     新作は間に合わなかったんじゃな(笑)



七雲: 解説です。

     わかりやすいので、裸の王様に例えて言いましょうね。



     「王様は服を着ている」というと嘘をつくことになる。


     「王様は裸だ」というと、 お上に反する

     仲間ハズレになり、イジメられるかもしれない。


     そうなると、ただひたすら沈黙するしかありません。




緑子: ネットを徘徊して、「王様は裸」派をギャーギャー攻撃してくる、
     王様の腰巾着もおるぞ。



七雲: ああ、それは王様への忠誠心を示せる、絶好のチャンスですからね。


     そういう精神的弱者も、ほんの数%以下ですが存在します。





緑子: いわゆるパシリ型じゃな。



七雲: 太鼓もち、腰巾着、御用聞き、先棒担ぎ、胡麻すり。

     日本語はその手の表現に事欠きません。



緑子: よほどそういうタイプが多いのじゃろうなぁ。

     逆の、独立自尊型を例える表現が、ほとんど見当たらないのに比べての。




七雲: いま現在のように、

     王様のお墨付きで弱いものを叩いて回れる機会なんて、そう滅多にないことです。


     おそらく戦時中以来、何十年かぶりでしょう。
     そういう人たちが猛然とはりきるワケです。



緑子: だが、その腰巾着でさえ

     「王様は服を着ている」とはまず言わんなぁ。


     「服の有る無しに関わらず、王様への冒涜は許せない」
     そういう論理パターンで誹謗中傷して来る。




七雲: 裸の王様を「裸じゃない」と公言するのは、やっぱり恥ずかしいんでしょうね。
     ログに残るから、あとで責任も追及されますしね。


     これができるのは職業的に嘘が仕事になってる人、
     一部政治家や評論家にほとんど限られます。





緑子: でも私は「王様は服を着ている」と公言するほうが、
     まだ100倍もマシだと思っているぞ。




     「私も王様は服は着てないと思うが、服を着ていないというあなたの意見は許せない」
     こんなのもう支離滅裂。




     いくら自分を糊塗しながら点数を稼ぎたいからと言って、

     あまりに内容が酷すぎる。
     子供に聞かせられる内容ではない。


     もし本当にそう思ってるなら、色紙にでも書いて床の間に飾って、
     20年後の家族にも見せてみるといいと思うがの。





対談37『あのさー。なんか格好悪いよ、その姿』

鬱ノ宮高校 番外編Q&A


対談37 『あのさー。なんか格好悪いよ、その姿』





七雲: 前回言ってた、新作絵ができましたっ。


緑子: どっちの絵じゃ。


七雲: 私です。



緑子: なんだお前か。
     また媚び媚びの笑顔なんじゃろ。


七雲: 緑子ちゃんは仏頂面が多いですからね。



緑子: いいから早く見せてみい。




よんこぱろ☆


緑子: 上がまぶしい、という意味か。


七雲: いいえ。 単に管理人がこういう構図を描きたかっただけです。



緑子: 製作者の意図なんてそんなもんじゃの。

     ところでタイトルの意味はなんじゃ。



七雲: 最初はポスター用の一連の文章だったんですよ。



     結局は上がそう言うから、
     そう 言ってる だけじゃん。
     なんか格好悪いよ、それ。




緑子: なるほど。

     文字数を3行とも合わせてあるんじゃな。



七雲: ええ。 でも3行目は反感を買いそうなのでカットしました。



緑子: ここで言ってりゃ同じことだろ。


     しかも長くなってるし (笑)







対談36『誰でも見識ぶれる魔法の言葉♪』

鬱ノ宮高校 番外編Q&A


対談36 『誰でも見識ぶれる魔法の言葉♪』





七雲: 今回は久々にポスターですよ。


緑子: なんだ、画像はいつもの使いまわしじゃないか。


七雲: 最新イラストはただ今、鋭意製作中です。


緑子: エヴァみたいなこと言うな。


七雲: いや、ホントに描いてるんですよ。




緑子: しかし…私ら人気ないよなぁ。


七雲: 管理人初のオリキャラなんですけどね。




緑子: …んで。今回の標語は何じゃ。



七雲: これです。じゃんっ。



よんこぱろ☆



緑子: ああ。


     赤提灯でくたびれたリーマンが愚痴ってると、
     100回中99回は出て来るフレーズじゃな。



七雲: えっと私たちは高校生設定なので、お酒の話はよくわかりませんが、
     確かにフィクションでは良く見る光景ですね。


     まだ夢をあきらめ切れない新入社員に向かって、
     特に多用されるフレーズかと。




     「それは理想論だよ」
     これさえ言っておけば、


     「先輩がなんか凄ぇ重いコト言ってる」と感心してくれる、
     マジックワードですからね。




緑子: 先輩がどんなに無知でも努力不足でも中身カラっぽでも、
     新人の迷いを一瞬で吹き飛ばしてしまう魔法のフレーズじゃ。


     実際は中身カラっぽの言葉なんじゃが。




七雲: そう。
     要するに「何もするな」と言ってるだけですからね。



緑子: 今夜も、日本中で言われるんじゃろうなぁ。







対談35『現実教という新手の宗教の信者たち』

鬱ノ宮高校 番外編


対談35 『現実教という新手の宗教の信者たち』




緑子: ……しかしなぁー。

     そこまで主体性の無い人生って、ぶっちゃけどうなのよ?


     万が一「上」が命令してきたら、企業犯罪すら拒否できんのだぞ?
     せっかくこの世に産んでもらったのに、あまりに侘びし過ぎないか?



七雲: さぁ。……どうなんでしょう。


     ただ、私たちに文句中傷をぶつけてくる人たちがこうも多いのをみると、
     理想を嫌い現実に膝をつく処世術は、実際はあんまり楽しくないのかもしれませんね。


     もし満足していたら、誰かに八つ当たりする必要もないでしょうし。



よんこぱろ☆




緑子: 1+1=3を受け入れることは、
     自分に嘘をつくことじゃからな。
     



     嘘はヒトに多かれ少なかれ、必ずストレスを与える。
     つかれるほうにじゃない、嘘をつくほうにじゃぞ。










よんこぱろ☆








七雲: みんなと一緒に赤信号を渡って万事オッケー、
     とはならないんですね。













緑子: だが、そのストレスの解消法は至って簡単。


     1+1=2と、子供にもわかる正論を言うだけ。


     赤信号なんぞ、誰に命令されたって渡らなければよい。
     全員が渡らなければ、全員をクビにするわけにもいかぬわ。



七雲: おカネの心配は、後からどうにでもなりますしね。



緑子: 「空気を読まないで 子供じみた理想論を振りかざす、

     現実から遊離した 適応能力の無い連中」が、


     特にクビにもホームレスにもならず、

     普通に適応して楽しそうに暮らしている「現実」をちゃんと見ればよい。




     また

     「現実現実と常に 現在の実力者を擁護する側に立ち回り、

     人格円満でバリバリのやり手のはずの自分」が、


     残念ながらさして出世もせず大して尊敬もされていない「現実」を、

     素直に見つめ直せばよい。






     そうすれば自分たちの現実追認至上主義が、
     「現実的」にもさほど有利とは限らないことが理解できよう。




七雲: ……でも。


     ある種のタイプの人とっては、
     「上に逆らう」という行為は、
     それだけで気が遠くなるくらい怖いことみたいですよ。



緑子: けっ。 なら好きにしろ。


     こっちは自分の足で立ってるんだぞ。
     立とうとしない他人の面倒まで見ていられるか。

     言いたきゃ1+1=2くらい、自分の口で言え




七雲: どっちに転んでも、たった何十年かの人生に変わりはないんですけどね。


     「上」に従属してれば、王侯貴族になって200年以上生きられる、
     というなら私だって考えますが。




緑子: 一応言っておくが、このブログの管理人は、


     たとえ上司や国や多数派が相手でも

     自分が正しくないと思ったことは拒絶できるよ。




七雲: ていうか……

     それが ここまで異端の少数派、という現状にまずビックリです。





緑子: 「正論は間違っている」 などという破綻した屁理屈に、
     誰がどうあろうが少なくとも自分だけは組みしない。


     ……こんなつまらぬ駄文じゃが、常にそういう気構えを持って書いておるし、
     また常にそのくらいの覚悟を持って実人生も生きておる。




七雲: ……なんていうか……大上段に偉そうに言うほど、

     大したことじゃないんですけどね。


     でも、多くの人達がこれほどまでに何も言えないとは……正直思ってませんでした。



     ……もちろん薄々は感じてましたよ。


     でもまさかここまでとは……。


     絶句です。 本当に、驚きました。



緑子: 何歳になっても、新発見ってあるんじゃな。




七雲: できれば知りたくなかった新発見ですよ。



     「自分が正しいと思ったことを発言する」


     ……それって全世界的にはごく当たり前の、フツーの価値観ですよ?
     なんで世界3位の先進国の国民にできないんです?



     「自分が正しいと思わないほうを選択するのが、大人の生き方」?
     奴隷の人生訓みたいで、聞いててゾッとしますよ。




緑子: ここでいくら熱くコボしても、どうせ届かんよ。
     我らにそれほどの影響力はない。


     ……ところで、思ったんじゃが。



七雲: ? なんでしょう。



緑子: この記事を非難するとしたら、どんなのが来るじゃろう。


     「現実は1+1に置き換えられるほど、単純な問題ではない」
     ……とかかな?



七雲: ああ、たしかに。


     「暇人の言葉遊びにかまってる暇はない。

     我々には現実に経済を回していく責任がある」
     とかもアリですね。



緑子: ……二言目には現実現実か。
     「現実教」という、新手の宗教の信者みたいじゃな。




七雲: もし、「現実」を優先して人命すら軽視するようになったら、
     さすがにちょっと自分を疑ったほうがいいですよ。



     正常な判断がもうできなくなってる証拠ですから。



対談34『赤信号も命令されればみんなで渡る』

鬱ノ宮高校 番外編


対談34 『赤信号も命令されればみんなで渡る』






七雲: 前回の続きです。
     もし「上」が1+1=3と言い出したら、
     あなたはどうしますか?



緑子: 仮定の話とは言え、
     それだけ聞いてるとなんだか馬鹿みたいなテーマじゃな。


     こんなくだらんコトを殊更に議論しなければならない、
     という事自体がもうくだらなくてたまらん。



よんこぱろ☆




七雲: 「上」とは、上司・会社・学校・行政・国家など、
     「逆らうと不利益が起きる相手」です。









緑子: 私の考えは前回述べた。


     1+1が2なのか3なのか、ウヤムヤにしてるような人間を、
     他の面で信頼しろといっても土台無理な話じゃ。



七雲: そのウヤムヤを彼らなりの美辞麗句で飾ると、
     「理想論を振りかざさない、現実に即した大人の対応」

     とかになるんでしょうけど。





よんこぱろ☆


緑子: さすがは言霊の国、物は言いようじゃ。


     だがのぅ、1+1=3を否定できなかった瞬間に、
     その人の放つ言葉は輝きと信頼性を失う






     「私は上の状況次第で、いつでも真実が言えなくなる人間です」
     そう看板ブラ下げて歩いてるようなものじゃからな。



     テレビの「硬骨」コメンテーターたちが、
     突如生彩を失った感があるのも、要はそれじゃよ。



     これはつまり人間性の問題であり、試金石なのじゃ。




七雲: 1+1は何?……なんていう言葉遊びのうちはまだいいです。



     でももし……
     上司が「リコールになったらウチの会社が傾くから、

     プレーキの欠陥は公表するな」と命令してきた時、


     理想論を嫌い現実に従うタイプの人間が、
     「いいえ。絶対に欠陥を公表すべきです」と拒絶できますか?



     妻子を路頭に迷わす覚悟で、ですよ?




緑子: 残念ながら理屈的にはかなり困難、
     ということになるわなー。


     そもそもみんながみんな拒絶できてたら、ここまで企業不祥事は頻発していないよ。

  


七雲: 言い方を変えると、
     1+1=3にすら反対できない人は、
     状況によっては容易に不祥事の加担者になりうる、とも言えます。




緑子: だから試金石だと言っておる。


     流れに身をまかせ、長いものに巻かれて、周りの顔色を窺い、群れから決して離れず、
     上が言えば1+1が 3にも 4にも 0にもなる。



     それでは「上」がモラル違反を命令してきた場合に、拒絶するのは難しかろう。




七雲: 仮に個人一人一人が善良であったとしても


     企業ぐるみ地域ぐるみ国家ぐるみの犯罪や不祥事は、
     そんな風土では逆に起きやすくなる……とも言えます。



緑子: 善良だから一人なら渡らない赤信号も、
     命令されればみんなで渡る。


     ……というヤツか。 悲しい話だ。




七雲: 続きます。