循環器内科医の健康広場 -62ページ目

循環器内科医の健康広場

医食同源。食と、医療、健康、ダイエット、、、に関することが主なテーマです。

基本、酒好きです。

おおよそ20年、浴びるように呑んでいました。


1日1食ダイエット中も、まあ毎日毎日、呑んでいました。

朝、昼抜いての、夜の一杯目のビールの美味さは、激しすぎ(笑)。

カロリーの多くは酒から摂取(笑)って感じ。



ビールが基本。数リットルは軽く行けます!発泡酒は許せません(笑)
ジョッキの生ビールより、瓶ビールのほうが味がしっかりしていて好みでした。



そして、日本酒、ジャパン!!

原酒大好き。純米酒大好き。








基本はビール&日本酒でしたが、それ以外も行きます。

焼酎はロックで。やっぱ芋でしょ。黒糖も好き。

写真はレアな越の寒梅の米焼酎。



その他、ワイン、マッコリ、、、、多種チャンポン。ほぼ日課(笑)。


美味しいし、楽しいし、シャイな自分はお話し易くなるし、飲酒のメリットは少なくありません。

少量にとどめておけば(笑)。

しかし、呑み始めますと、抑制が効かなくなることが多々あります。

大量飲酒は、カロリー過剰摂取、糖質過剰摂取につながります。

あまり良くないよなー、と思いながらも、酒だけは、やめられない。

と思っていました→ほぼ中毒。つづく(笑)


以前も出した、ここ3-4年くらいの自分の体重の推移。



諸々理由あり、ダイエットを始めたのは、2009年秋頃の話。もう4年も前ですね。

この本を参考に、1日1食ダイエット+糖質制限を試みてみました。

糖質ゼロではなく、”控えめ”くらいに自分なりにモディファイはしました。


医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術 かまいけ式でスローエイジング!/実業之日本社
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かまいけ式糖質ゼロ食とは、

①糖質を摂らない
②食事は1日1回、夜だけにする


まず②について。著者の考えはざっと以下の如くです。

・野生動物の如く、空腹→活動→食→休養 が自然の摂理にかなった順序である
・野生動物は、生態系のフィードバックを受けるため過食が持続することはない
・野生動物に肥満はいない
・農耕や、各種道具を生み出し多くの食材を手にした人類は、食を生態系に規制されない唯一の生き物になった。食べたいだけ食べれる唯一の動物である。
・現代社会では、食後に休めるのは夜しかない。朝昼抜き、夜1食が自然の摂理にあった食事法
・朝食後インスリンが分泌され約3時間で食前の血糖値に戻る。しかし残ったインスリンの働きで食前より血糖が低下してしまい、その血糖低下で空腹感を感じるようになる。そこで昼食をとることになる。同じ理屈で夕方に空腹感を感じる。そして夕食をとる。即ち、朝食をとれば1日3回食べざるを得ないはめになる。→朝食を摂れば過食になりやすい、朝食は肥満のもと。



そういえば、聖路加の100歳超えの日野原先生も1日1食の生活だと聞いた事があります。

上記を参考に、始めてみました1日1食生活。

朝、昼抜き。夜のみ、好き放題、呑んで、喰って、、、(笑)しました。

不健康そうですが、流石に1食で食べれる量にも限界がありますから、カロリー制限にもなります。

ビール、日本酒はたらふく呑むも(笑)、以外の糖質は控えめにしました。


結果、グラフのように、あっという間に、痩せました。


夜、たらふく喰って、呑んで、すぐ寝ても、、、痩せるんだーと思いました(笑)。


しかしながら、やっぱり、1日1食は無理があり、午後~夕方になると、エネルギー不足に陥り、活動の効率が下がります。


身体が慣れてくるかなー?という思いを抱きつつ、2年くらいは、微調整しながらも継続しました。が。。。。

で、結論を言うと、

「痩せますがQOLが低下するので、自分には合わない」

でした。

ぼくには、1日1食ダイエットは向かないと結論し、やめました。つづく。



炭水化物の質を決める3つの因子

①食物繊維の量
②グリセミックインデックス
③精製の程度

の③のお話。といっても、①、②と深く関連しています。

身近な、お米やパンをイメージしましょう。

- 全粒穀物;玄米、全粒粉のパン
-   精製穀物;白米、小麦粉のパン(白パン)


全粒穀物には、胚乳、ふすま、胚芽が含まれます。
ふすまは、繊維、ビタミンB群、ミネラル、フラボノイドなどを含み、
胚芽は、数多くの抗酸化物質とファイトケミカル(植物化学物質)が含まれています。






細かいことはよいですが、要するに、栄養たっぷりなんですね。

それを丸ごと削ぎ落とすのが、精製(笑)。

そして、でんぷん質のみ残ります。ほぼ糖質のみ(苦笑)。

もちろん、①食物繊維も減り、そして、②グリセミックインデックスは上昇します。



全粒穀物を食べると、冠動脈疾患や糖尿病のリスクが低下します。そして、体重減少も期待できます。

全粒穀物どの単一栄養素がこのメリットをもたらしているのかは明らかではありません。複数の成分の相乗効果かもしれません。

だから、白米+サプリ でも補いきれません。

精製穀物食品は、冠動脈疾患、糖尿病リスク上昇と関連しています。

精製食品を食べるのは控えめにして、全粒穀物、果物、野菜をより多く食べましょう、、とBraunwaldには書いてあります。
手剥きアボカド。


うまく剥けず。失敗作。




うまく剥けた(にこにこ)。




相変わらず、再現性なし。。

糖質は血糖を上げます。

糖質と言っても、吸収の程度や速さは様々ですので、血糖上昇の程度も様々です。

糖質を摂ったときに、血糖の上がり易さの目安になるのがグリセミックインデックス(GI)です。

高GI食品を食べると、

急激に血糖が上がり、

急激にインスリンが分泌し、

急激に血糖が下がって、

さらに下がり過ぎて、すなわち、

ぐ腹が減ります(笑)。

なので、また食べちゃいます(笑)。


血糖の推移のイメージです(http://www.glycemicindex.com./


GI値が高いものを食べる習慣は、心臓病や糖尿病になり易いという研究結果もあります。

Up To Dateによると、GI値は以下のような目安を定めています(グルコース=100)。

低:55以下
中:56-69
高:70以上


日本人が大好きで、よく食べていて、でもGI値が高いものは、なんでしょう?

そう、白米です



Braunwaldによると、高GI食品の例として以下を挙げています(グルコース=100)

コーンフレーク(GI= 81)
ジャガイモ(GI= 78)
白パン(GI= 75)
白米(GI= 73)

精製された白いものや、でんぷん質のものは高い傾向があります。


Up To Dateには、高GI食品の例として、上記以外に、パンケーキ、クランベリージュース、キャンディー、コーラ、フルーツポンチ、、、なども挙げられています。

僕もハワイではパンケーキをたくさん食べました(苦笑)。

これはカイルアのブーツ&キモズ。中毒性高し。




食べ過ぎ注意です。


Braunwaldには、低GI食品の例として、以下が挙げられています(グルコース=100)

牛乳(GI= 39)
りんご(GI= 36)
レンズ豆(GI=32)
ナッツ類(GI= 24)

ナッツは、よく食べています(笑)。

Braunwaldによると、

低GI値の食事は

- 短期的には、満腹感を助長

- 長期的な体重や肥満への効果は未確認

低GI値の食事を食べていればやせるよー、という推奨は明確なエビデンスがないことになりますね。

データ出すのは難しいですよねー。ダイエットに無効、ということではありません。


グリセミックロード(GL)は一回摂取量を考慮して調整した値です。ここでは割愛します。また機会があれば。