循環器内科医の健康広場 -58ページ目

循環器内科医の健康広場

医食同源。食と、医療、健康、ダイエット、、、に関することが主なテーマです。

今日行った、大門のサンクス。

アーモンドのみ、食塩無添加でしたー



ピスタチオも、カシューナッツも、ミックスナッツも食塩添加。

アーモンドとの相違は何なのでしょうか。。。。

まあ、1種類でも無添加にして頂けて、ありがたいです。

アーモンドで痩せる件。

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アーモンドには、リパーゼ阻害の他にも、あるんです、

痩せる(かもしれない)作用が。


ブドウ糖吸収阻害作用です。


我々が食べたブドウ糖は、

小腸で
「αグルコシターゼ」という酵素の作用もあり吸収されます。

アーモンドには、このαグルコシターゼの阻害作用を有しているのです。


この作用により、ブドウ糖の吸収が阻害されたり、遅延したりします。

他の糖質と共にアーモンドを食べると、

その糖質の
GI(グリセミックインデックス)を低下させます。



αグルコシターゼ阻害薬は、すでに複数存在し、
例えば、

ベイスン(武田薬品)

セイブル(大日本住友製薬)

糖尿病の治療薬として確たる地位を築いています。

正確に言うと、糖尿病食後過血糖改善薬。


αグルコシターゼ阻害薬には

糖尿病患者の心筋梗塞発症を予防する効果
を有することも証明されています。

優れものですねー。



アーモンドは、さしずめ天然の糖尿病薬、ってとこですね。(ちょっと大げさ)

【結論】

アーモンド、αグルコシターゼ阻害で血糖上昇抑制


今回もナッツネタ。

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このお題目通り、アーモンドを初めとするナッツ類を食べても痩せる、

という観察研究や介入研究は複数あり、

Braunwaldにもその旨記載されています。


その理由の1つと考えられている作用が

「リパーゼ阻害」です。


一般的に、食べた脂肪は、胃液や膵液に含まれている「リパーゼ」という消化酵素により分解され、吸収されます。

アーモンドはこのリパーゼを阻害する作用を有するようです。

食べた脂肪は、分解されず、吸収されず、そのまま便に排出されます

アーモンドそのものの脂肪や、一緒に食べたその他の食材の脂肪も吸収が阻害されます。

アーモンドを食べた翌日は御自身の便
を良く観察下さい。

脂ギッシュな便かもしれませんー(笑)。


最近、武田薬品から肥満の薬「オブリーン」が新発売されました。

2型糖尿病及び脂質異常症を共に有し、食事 療法・運動療法を行っても改善しない肥満症が適応になります。

臨床試験では、オブリーン内服により52週間で約2.3kg体重減少を認めました(偽薬と有意差あり)。

この薬の作用機序もアーモンドと同様です。

添付文書には、

「消化管内のリパーゼを阻害することにより、脂質の分解を阻
害して腸管からの脂質の吸収を抑制する。」

と記載されています。

さしずめ,アーモンドは天然の抗肥満薬、ってとこですね (ちょっと大げさ)



結論

 アーモンド、リパーゼ阻害で体重減




ナッツ系の欠点は、食べ過ぎてしまう点です。標準的摂取推奨量は、前日の記事に書いたように、概ね30g/日が目安です。

しかし、よく売っている100gパックなら、1日で、あるだけ食べちゃいます(笑)。

先日は成城石井の200gパックをついつい、食べてしまいました。

この缶のナッツ、美味しいのですが、360g入りですので、更に危険です(笑)!

東洋ナッツ 食塩無添加クラッシーミックスナッツ 缶 360g/東洋ナッツ食品
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なぜ、やめられない、止まらないのか?

いわば、ナッツ中毒です。そうです、中毒です。

参考図書です。

「おいしい」となぜ食べすぎるのか―味と体のふしぎな関係 (PHP新書)/PHP研究所
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この本には、

「やみつきは一種の薬物依存状態であり、脳内物質の関与が考えられます。タバコの中のニコチン、コーラやコーヒーのカフェイン、酒の中のアルコールなど、対象物の中に嗜癖性を高める薬物が入っている場合はもとより、脳内の報酬系を興奮させ、β―エンドルフィンやドーパミンなどの物質を強く遊離させるようになった食べ物には、やみつきになったといえます」

とあります。

上記ニコチンやカフェイン、アルコール以外でも、様々な食材の中毒性が指摘されています。

糖質や、脂質に関しても、こんな本が出ています。

白米中毒/アスペクト
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脂中毒―長生きしたければ、正しい肉を食べなさい―/海竜社
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ナッツも同類なのではないかと思わざるを得ません。


それでは、ナッツの食べ過ぎをどう防ぐか?

①小さいパックにする。
こんな製品も売っていますから。1パック28gで、一般的に推奨されている分量となっています。


②殻付き製品にする。
殻を剥く手間があり、素早く食べられません。でも、ネット以外では入手しずらいです。

殻付焼きアーモンド 150g×10袋/デルタインターナショナル
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③生食
本来、ナッツは生で食べるほうが身体によいとのこと。ただ、新鮮でなければいけませんし、入手が難しいこと、即ち値段も高くなること、などが問題となります。値段が高ければ、食べ過ぎに歯止めがかかるでしょうし、食中毒のリスクも頭をよぎり、少々遠慮がちな食べ方になる(苦笑)かもしれません。



④月並みですが、少なくとも30回は咀嚼する習慣

現実的なのは、①と④でしょうね。。。

他にアイデアのある方、教えて下さい(笑)。


【結論】

ナッツは小分けにして、良く咀嚼しましょう。