循環器内科医の健康広場 -55ページ目

循環器内科医の健康広場

医食同源。食と、医療、健康、ダイエット、、、に関することが主なテーマです。

循環器疾患の診療やケアに携わっている医療従事者にもまだ喫煙をしている人は少なからず存在します。

身近なところで、またもそんな話を耳にしたので、整理。

心血管系への喫煙の悪影響の程度です。「禁煙学」を参考にしています。

禁煙学 改訂2版/南山堂
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虚血性心疾患に対するリスク(Framingham Study)

非喫煙者に比し、

喫煙 1.6倍
高血圧+喫煙 4.5倍
高コレステロール血症+喫煙 6倍
高血圧+高コレステロール血症+喫煙 16倍

病気が重なると、相乗的にリスクが増えます。


心筋梗塞のリスク(INTER-HEART試験)

喫煙 3.0倍
(ちなみに糖尿病3.0倍、高血圧2.7倍、肥満1.2倍)


心臓への悪影響は、糖尿病と同等、高血圧以上です。



心疾患死亡(NIPPON DATA80)

20本/日以内の男性喫煙者 4.2倍
20本/日以上の男性喫煙者      7.4倍

日本人のデータです。沢山吸えば、それだけ心臓死のリスクが増えます。


総死亡、心臓死(JPHC Study)

男性 1.55倍、1.61倍
女性 1.89倍、2.72倍

女性の方が、喫煙の悪影響を受け易いです。

虚血性心疾患死亡(茨城県コホート)

20本/日未満の喫煙者 男性2.5倍 女性2.4倍
20本/日以上の喫煙者 男性2.4倍   女性7.1倍

やはり、女性の方が、喫煙の悪影響を受け易いです。


少量喫煙(1-4本/日)の虚血性心疾患リスク(北欧のコホート)

男性 2.74倍
女性 2.94倍

少量の喫煙でも、心臓病の頻度を増やし得るということです。



特に、今現在、そして今後、日本の社会・経済を支える青年・壮年・中年層の喫煙をなんとか阻止していかなければいけません。

中国のPM2.5、深刻ですね。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2100C_R21C13A0EA1000/


日本への影響も心配です。

しかし、、、日本にももっと身近にPM2.5環境があります

日本の居酒屋のほとんどが、禁煙ではありません。

中国並みということです。

禁煙でない居酒屋含めた飲食店に入るには、それ相応の覚悟が必要です。

僕自身も極力禁煙の店を選択しますが、まだまだ店数の少なさにがっかりします。

http://www.nosmoke55.jp/action/1302pm25.html


日本の様々な飲食サービス業店内(車内)のPM2.5濃度
【出典】受動喫煙ファクトシート 2 敷地内完全禁煙が必要な理由(日本禁煙学会Hp)
http://www.nosmoke55.jp/data/1012secondhand_factsheet.pdf
先週末、心臓カテーテル治療の学会がありました。


狭心症や心筋梗塞、即ち心臓の血管(冠動脈)が狭窄したり、閉塞したりする病気に対し、カテーテルという細い管、風船、金属の治療器具(ステント)等を使用し治療する手技に関する学会です。

狭心症や心筋梗塞の病態の主は「動脈硬化」です。

食べ過ぎや、肥満、など

食生活、生活習慣の影響が大きい病気です。



さて、広い学会会場の中には、学会のスポンサーとなっている、治療器具メーカーの出展ブースも沢山あります。

某冠動脈ステントの会社のブース。



おお、、ブースのカウンターに何かありますね、、、、


ミスド(苦笑)

無料で食べ放題です


参加者に対するサービスなんでしょう。


しかし!

ドーナツには一般的に、糖類、脂質特にトランス脂肪酸が含まれています。

即ち、ドーナツの食べ過ぎは、狭心症や心筋梗塞につながり得ます

意地悪な見方をすれば、、、、


参加者にドーナツたらふく喰わせて、

病気にさせて、

ステント使用させる。




ドーナツ会社も医療器具メーカーもWin Win



これこそ、現在の医療を取り巻く業界の縮図    かもしれない(私見)。
時々購入するセブンイレブンの枝豆。


裏面の原材料名欄。


他社の冷凍枝豆の原材料欄。



これは、また別の枝豆。


後者2つには、いずれも、「遺伝子組み換えでない」との記載がありますが、

セブンイレブンのそれには、記載がありません。

よく食べている身としては、、、

気になる(笑)!


製造者フジフーズに問い合わせてみたところ、

「遺伝子組み換えではありません」

とのお答えでした。


厚生労働省のホームページ
を見てみると、

「遺伝子組み換え食品」には、その表示が義務付けられている

とのことです。

遺伝子組み換えではない場合には、

遺伝子組み換えではない」旨の表示は”任意”

とのこと。

考えてみれば、当たり前なのでしょうが、勉強になりました。

ラベルを見比べてみると、一手間かけて、「遺伝子組み換えでない」の記載があると、ちょっと安心です。

コンビニエンスストアは、多くの人には欠かせない、文字通り便利な存在です。

景気がよくない日本経済の中、今なお、出店ラッシュだそうで、そのニーズの高さを示しています。

セブンイレブンの商品売り上げ構成です。

(出典:セブンイレブンの「物流」研究)

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当たり前ですが、食品の殆どが加工食品です。

加工されますと、それだけ、不自然になりますし、添加物も増えます。

従って、たまに利用するのは良いですが、

「ルーチンで頻回に食べる」


のはあまりお勧め出来ません。

セブンイレブンで、比較的マシな食べ物、即ち、

1. 極力添加物が少ない
2. 糖質が少ない
3. 
手間無く食べられる

な物は、こんな感じ、、
個人的には思っています。

各々、問題がないわけではないですが、相対的優位性はあるかな、と。

①枝豆 




② 焼き海苔




③アーモンド(食塩無添加)




あとは、水、お茶くらいでしょうか。

あ、最近は、バナナが置いてあるのも少なくないですね、これもマシな商品でしょう。