喫煙は心臓に悪い | 循環器内科医の健康広場

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医食同源。食と、医療、健康、ダイエット、、、に関することが主なテーマです。

循環器疾患の診療やケアに携わっている医療従事者にもまだ喫煙をしている人は少なからず存在します。

身近なところで、またもそんな話を耳にしたので、整理。

心血管系への喫煙の悪影響の程度です。「禁煙学」を参考にしています。

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虚血性心疾患に対するリスク(Framingham Study)

非喫煙者に比し、

喫煙 1.6倍
高血圧+喫煙 4.5倍
高コレステロール血症+喫煙 6倍
高血圧+高コレステロール血症+喫煙 16倍

病気が重なると、相乗的にリスクが増えます。


心筋梗塞のリスク(INTER-HEART試験)

喫煙 3.0倍
(ちなみに糖尿病3.0倍、高血圧2.7倍、肥満1.2倍)


心臓への悪影響は、糖尿病と同等、高血圧以上です。



心疾患死亡(NIPPON DATA80)

20本/日以内の男性喫煙者 4.2倍
20本/日以上の男性喫煙者      7.4倍

日本人のデータです。沢山吸えば、それだけ心臓死のリスクが増えます。


総死亡、心臓死(JPHC Study)

男性 1.55倍、1.61倍
女性 1.89倍、2.72倍

女性の方が、喫煙の悪影響を受け易いです。

虚血性心疾患死亡(茨城県コホート)

20本/日未満の喫煙者 男性2.5倍 女性2.4倍
20本/日以上の喫煙者 男性2.4倍   女性7.1倍

やはり、女性の方が、喫煙の悪影響を受け易いです。


少量喫煙(1-4本/日)の虚血性心疾患リスク(北欧のコホート)

男性 2.74倍
女性 2.94倍

少量の喫煙でも、心臓病の頻度を増やし得るということです。



特に、今現在、そして今後、日本の社会・経済を支える青年・壮年・中年層の喫煙をなんとか阻止していかなければいけません。