なんとか順調に目標をクリアしている、名古屋城検定。
さらなるステップUPを目指して、今年は「上級」を受験してきました
それでは・・・
中級の受験後と同様 、2012年の上級試験問題をいくつかご紹介しましょう。
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Q2:
尾張徳川家にかかわる寺院は、義直の儒教形式の廟がある定光寺、
光友が父の菩提を弔うために建てた建中寺、光友が帰依した興正寺、
家康の八男仙千代の菩提を弔うための高岳院、そのほか大森寺、梅香院などがあります。
家康の九男である義直は、兄の松平忠吉の死去により8歳の時に尾張徳川家の初代となりました。
18歳になって親政を始め、以後御三家筆頭として幕政にも参画してきました。
51歳で江戸の屋敷で病死しました。葬儀は名古屋で2代光友によって行われました。
葬儀が行われた寺の名は何でしょう。
「上級」が難しいといわれる最たる理由が、ほとんどの設問の答えが記述式だということ。
これまでの「初級」や「中級」ならば4つの選択肢の中から回答を選べたので
うろ覚えでも何とかなったものですが、「上級」はそんな訳にはいかないんです
この設問は、「初代尾張藩主の徳川義直の葬儀がどこで行われたのか?」が問われているのですが
問題文が長すぎるため何が何だかで、読んでいる間にどんどん焦ってくるし~
義直の母の名がついている寺で葬儀を行ったことはすぐに分かったものの、
母君の名前がテンパってしまい、すっかり頭から飛んでしまって・・・
他の設問を解いてるうちに「ハッ!」と想い出して、事なきを得ましたっ
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Q10:
創建が古代にさかのぼるもといわれている片山八幡神社が名古屋市東区徳川2丁目にあります。
八幡神社は武家の守護神として信仰されてきました。
戦国期には荒廃しましたが、江戸時代に名古屋城の鬼門除けの社として再興されました。
「尾張徇行記」の「大曽根村」「八幡祠」の欄には、「元禄八年・・・(略)・・・以八幡宮三字額賜之」と
記述されています。昭和20年の空襲により社殿等が焼失する大きな被害を受けましたが、
その後順次境内が整えられ、昭和34年には現在の形に整備されました。
平成8年の社殿の大改修にあわせて神輿行事が復活されました。
祭礼では、江戸時代の神社を再興した藩主に因んで「瑞龍みこし」と名付けた神輿をかついでいます。
この藩主は、尾張の何代目の誰のことでしょう。
この設問も、とにかく問題文が長い
最初の一行を読んだとき、まったく聞いたこともない神社名が出てきたので、
この問題は捨てようかとあきらめかけたのですが、最後までよーく読んでみると、
再興した藩主に因んで「瑞龍みこし」・・・と書いてあることを発見!
ここで試験前に必死になって覚えた、
尾張徳川家の歴代藩主名と戒名が役立つときが来たのです
瑞龍といえば・・・
「瑞龍院」を戒名に持つ、2代藩主・徳川光友にきっと間違いない
名古屋城を居城にした歴代藩主さまは、全員が尾張徳川家。
徳川幕府15代将軍さまの名前と混乱させながら、
尾張徳川さま歴代藩主を覚えつつ、さらには戒名や正室の名前まで覚えなくちゃいけない
毎日ごはんを食べるときや通勤時間中に、
ぶつぶつ言いながら覚えたりすることは、ホントホントに大変な作業でしたよ
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Q11:
下の絵は関白近衛家の養女が尾張11代藩主徳川斉温のもとへ嫁ぐために
行列を整えて下向する様子を描いています。
初代藩主徳川義直の妻になった春姫の婚礼行列も、
さぞやこのように華やかで盛大なものであったことと思われます。
(1)関白近衛家の養女とは誰のことでしょう。
(2)関白近衛家の養女は、徳川斉温のもとへ嫁ぐために「下向」して行きましたが、
その下向先の地名を漢字で答えましょう。
まず基礎知識として・・・
11代藩主の斉温は、藩主になっても一度も名古屋へ来ていない殿様です。
その知識でもって考えると、
福君が斉温のもとへ嫁いできた「下向」先は、尾張(名古屋)ではないはず・・・。
ということは、江戸かな?
でも、そんな簡単な言葉をわざわざ「地名を漢字で答えましょう」っていう設問が出るかなぁ?
な~んて、しばし悩みました
ちなみに「漢字で答えましょう」と書いてない問題の答えは、ひらがなで書いてもOKのようです
空欄にしておくのも勿体ないので、「江戸」としっかり漢字で書いておきました(笑)
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スポンサーさんからのお土産
全50問中35問以上正解していれば、晴れて合格
調べられる範囲で出した自己採点の結果は・・・33問
正答がよくわからないものが、まぐれで合っていたらギリギリ35問で合格点かも
もし漢字が間違っていたら、やっぱりアウトだ・・・
漢字の記入指定がない答えは見栄を張らないで、全部ひらがなで書いておけばよかったなぁ~
試験結果は、12月下旬に郵送とのこと。
かなりビビりながら受験した「上級」でしたが、
設問を見たときに、何を問うているのか全くわからないというものはなかったので、
これまでやってきた勉強が間違いではなかったことが分かっただけでも収穫です
ただ、覚え方がちょっと甘かった・・・
そもそも2年計画で合格できればいいと思って挑戦した、「上級」試験。
ダメもとで、結果を待ちたいと思います~
その後のレポ
名古屋城検定「上級」の受験結果
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