シュマイ!こんにちは!
もうすっかり、ウェールズでの日常生活に戻ってます
あの日差しを懐かしみつつ、記憶が薄れる前にアンタルヤの遺跡巡りシリーズ完結編です。
滞在7日目、アンタルヤ市内から東へ20km、空港近くにあるペルゲ遺跡(Perge Antik Kenti)を訪ねました。
入場料100トルコリラ(約700円)
遺跡内に設置された案内板
ここも紀元前4世紀にアレキサンダー大王が支配した古代遺跡都市で、聖パウロが布教のために訪れた場所でもあるため、巡礼地としても人気なんだとか。
まずは通り向こうの劇場を眺めつつ、海抜50mほどのアクロポリス(城市)の遺跡へ。
劇場と遺跡で暮らす可愛いノラ🐶
外城壁の一部として残るローマの城門から街区内に入りました。
ちなみに城壁は殆ど、残ってないので、この写真の左右は吹きっさらしになってて、門を通らなくても行けます(笑)
その名の通り、ローマ時代に建てたれた門。
通り抜けると広い中庭で、そこには噴水があったとされるニンフゥエウムの遺跡や…
内側の城壁入口だったヘレニズムの門がありました。
ただ残念ながら、現在、大掛かりな修復工事中で門には近付けません。
続いて、奥にあるローマ浴場跡へ。
浴場施設への入口
壁には湯口も残ってます。
こうした浴室がいつくもあって、部屋ごとに低温から高温と分けられていたとか。
ほんと、昔の人も風呂好きだったんだな〜。
とテルマエ・ロマエじゃないけど、平たい顔族の私も勝手に親近感
浴場の床下構造
ボイラー室で加熱された空気が床下を循環していたという現代とあまり変わらない床暖房システム
恐るべし、濃い顔古代ローマ人たち。
もちろん、入浴だけでなく、運動も
浴場近くにあったジムナジウム(運動用施設)跡。
ジムナジウムの外壁
とにかく広いので案内板で位置を確認しながら歩くも、次第に何が何だか…となってきます(笑)
こちらはハドリアヌスの門。
ハドリアヌスの門
アンタルヤの旧市街にあった同名のハドリアヌス門と何となく似てるような…(笑)
そんなペルゲの街は中心部で交差するように列柱通りが造られ、北はアクロポリスの丘の麓まで約300m延びてます。
そして、その北端にハドリアヌスの噴水と呼ばれるニンファエウム(泉の精ニンフを祭る噴水)があって、ここから街へ水が供給されたとか。。。
アクロポリスへの入口としても使われたニンファエウム
丘を上がると…
こんな感じで街並みがよく見えます
1万2千人収容したとされる競技場は2世紀に建てられたもので、商店として使われていた小部屋も残ってました。
向かいの大劇場から見た競技場
そして、最後に忘れてはならないのが…
道路の向かいにある大劇場
同じチケットで入場出来ます。(入口でチェックがあるので無くさないよう注意)
では、コチラもiPhoneで撮影しきれないので動画でお楽しみください。
1万5千人収容の劇場はギリシャとローマの建築様式が融合、120年頃に造られたとされています。
劇場の演壇には多くの彫刻品が残っていたそうですが、現在はアクロポリスの発掘品と共にアンタルヤの考古学博物館に展示されてるとのこと。
次回、アンタルヤに行った際は見学に行きたいと思います。
結局、ここでも3時間近く滞在してた私たち。。。
しばらく、遺跡巡りは良いかな(笑)