磐梯熱海温泉とLRT
大町の交差点を出発してから、安積街道~国道49号線を経て、JR磐梯熱海駅に到着。約1時間に到着した。
小学生の頃、子供会の遠足で来た記憶がおぼろげにあるが、熱海の温泉街を巡るのは初めて。
老舗の「一力」。風情がある。
旧国道49号線の一部は無電柱化され、見晴らしが良い。
大半の猪苗代や会津若松に抜ける車はバイパスを利用しているため通過する車両も少ない。
温泉街を流れ抜ける五百川。
清らかな急流が、山中の景観と相まって、素晴らしい景観を作り出している。
赤とんぼ。
「蓬山遊歩道
」 風情ある散歩道。 今度、温泉に泊まった時に歩いてみたい。
廃業となった旅館も見られた。
この“廃ホテル”が解体され、跡地利用がなされる予定はあるのだろうか。
磐梯熱海駅前の磐梯グランドホテル跡地は更地になり、8月29日に市主催の「跡地を活用したまちづくり等に係る懇談会」が開かれ、跡地利用が検討されはじめた。
このプロジェクトは熱海町の魅力を高める契機となると、私は期待している。
熱海町の魅力が増し、温泉利用者や定住人口、新たな交流人口が増えるために、他に仕掛けが必要だと私は思う。
そこで提案したいのが、郡山駅~磐梯熱海駅間にLRT(次世代路面電車) を走らせる事。
市内までJR磐越西線で17分(約15km)。この地の利がカギだと思う。
現在1時間に一本だが、郡山~磐梯熱海間だけでも本数を増やす。
郡山~喜久田間の沿線人口の増加という事実に合わせ、安子ヶ島と磐梯熱海各駅周辺の街づくり、人口(定住、交流)増加策を提示すれば、JRの理解は深まると思う。
まずは、社会実験として行政が費用負担をして行うのはどうだろうか。
参考となるのは富山市の取り組みだ。*参考:国土交通省 「富山市:公共交通計画」(PDF)
また、郡山駅発の最終電車が22:41(磐梯熱海着22:58)、これを1時間遅らせ、磐梯熱海駅発の始発電車(現在6:49)も1時間早めて、郡山駅始発の東北新幹線東京行き(6:12発)に連絡できるようにするなどの、利便性の改善も必要だと思う。
1時間に一本は会津若松行きの電車が走るが、その間はLRTを走らせる。
郡山駅から喜久田駅間は700m毎に駅を設け、沿線住民が利用しやすくする。
駅は新設駅は低床車両に合わせた仕様でコンパクトでコストを掛けずに設置し、既存駅はホームの端を改良し低床化するなどの改良する。
喜久田駅・安子ヶ島・磐梯熱海駅と走り抜け、そこから線路を延長して旧国道49号線に乗り上げ、温泉街を路面電車として走る。
終点は「華の湯」付近が良いと思うが、この写真の先を環状線にしての良いと思う。
LRTは費用がかかるため、沿線の利用者が見込めなければならない。
熱海町への定住者が増える事か、温泉の利便性強化と温泉以外で交流人口を増やす仕掛けが必要だと思う。
ただ、30万人都市・郡山の中心部から17分で行け、勾配がきつくないという地理的な恵みもある磐梯熱海温泉との導線には大きな可能性があると私は思っている。
LRTは優しい乗り物で、街のイメージを上げる効果もある。郡山駅~磐梯熱海駅間にLRTを導入することは、郡山の街の力を高め市民の生活や経済産業の向上・発展に寄与すると私は思っている。
郡山駅~磐梯熱海駅間へのLRT導入について、その可能性を自分なりに調べてゆきたい。
放射線の健康影響に関する専門家意見交換会...第二回
「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会」の今年の第二回。会場は「郡山ユラックス熱海」。
テーマは「遺伝」。
席の配置は同じ。各自治体のアドバイザーを務める専門家がコの字に座り、その後ろに各自治体の関係者、そして、正面の最後方に一般席が設けられた。
会場の一般席は半分ほどが埋まっていた。
内容は、前回と同じく講演2つと専門家による意見交換会。
・講演1 「『放射線の健康影響』~放射線影響研究所から~」
小笹晃太郎 氏(公益財団法人 放射線影響研究所 疫学部長)
・講演2 「放射線の胎内被曝と遺伝的影響のカウンセリング」
室月淳 氏(地方独立行政法人 宮城県立こども病院 産科部長)
(国立大学法人 東北大学大学院医学系研究科先進発達医学講座胎児医学分野 教授)
・講師、専門家(県アドバイザー、市町村アドバイザー)による意見交換
二人の講演は、原爆投下後に広島で取られたデータなどを元に、放射線が遺伝的影響を与えなかった事を伝え、福島の線量レベルでは、さらにその可能性は低くなるだろうとの話だった。
室月氏は臨床医というだけあって、現場での話を交え、コミュニケーションの重要性を伝えていた。
「意見交換会」では活発な意見が交わされた。
印象に残った話は以下の通り。
・『影響はありますか?』と問われ『かなり低い』と答えると、『ゼロではない』と悪いイメージをふくらませてしまう
・放射線についての勉強をするグループと、しないグループでは、情報の伝わり方に差が出ている。
・インターネットで正しい情報が流れるだろうと思った、しかし事実は違った。
・遺伝の感覚が専門家と一般人の感覚が違う
・放射線を毒と思って触れない人間がいる。専門家ではなく、自分の状態が説明がつく在野意見に耳を傾ける傾向があり、そのような方とはコミュニケーションが取れない。
・アドバザーとしての不安がある。意見すると 『お前さんは県外の人間だろっ!』と言われてしまう。もどかしさを感じる。
・住民との距離感が必要。住民の考えや意見に一定の方向性が定まった時、専門家の意見が必要になるのではないかと思う。
原発事故から2年半以上が過ぎ、多くの県民は落ち着いているという印象を、各自治体のアドバイザーの話しぶりを聞いて感じた。
しかし、気にしている人、専門家の話を受け付けない人の思いは時間を追う毎に強くなってきているとも感じた。
今回は「遺伝」という、非常にデリケートな問題であったが、全般的に冷静に話し合っている様子を見て安心した。
会が終了すると、陽が落ちていた。
福島県立医科大学
母の外来の付き添いで、福島県立医科大学へ。
母に聞くと、私は過去に訪れたことはあるということだが、思い出せなかった。
大きな病院という印象(あたりまえだが...)があったが、やはり巨大な施設だ。
7:00に到着し、8:00過ぎに受付開始。診療科は眼科。地元の眼科医からの紹介状を携えての受診。
9:00前に視力検査があり、9:30過ぎに診察。
診察室は目を診る特殊性があるためか薄暗く、5名が同時に診察できるオープンスペースとなっていた。
私はここで母の病名を知る。
治療には手術が必要だが、しない場合、失明することは無いが視力が更に悪化してゆくという。
手術の話となったため、Drから教授の診察を提案され、受け入れる。
それから、待つこと約2時間。
教授の診察室呼ばれ入った。
中には3名の医学生がおり、教授は学生に一言二言声をかけながら診察を行い、検査結果を示し、母に手術を勧めた。
5分程度の診察の後、再びDrの元に。
手術についての説明を受け、次の診察で手術をするか否かの判断をするということで全ての診察が終わる。
終了は12:30。紹介状を持って行ったが、長い時間がかかってしまった。
福島医科大学は県唯一の医科大学
県北(福島県北部)に位置するのにもかかわらず、県内各地から多くの患者が訪れる。もちろん紹介制ではあるが、午前中、診察室は人であふれていた。
これでは負担も大きいだろうと思った。
初診料3,000円を払えば、紹介状無しでも受診できるが、家庭医制度や家庭医-地域総合病院連携を市民が“親しめる”ものにして利用を促してゆくことが必要だと感じた。






