「中学校で5倍!?」と門戸開放
香川県教育員会は、2009年度の県内の児童・生徒1,000人あたりの暴力行為発生件数が全国最悪だったことを受け、 校内暴力などが頻発する中学校に警察官OBらで作る「スクールサポートチーム」の派遣を始めた。
(2010年11月8日 読売新聞)
香川県内の児童・生徒の暴力行為発生件数は、1,194件で、教委は教員だけでは対応が難しい校内暴力の防止や問題の早期解決につなげたいとしているようです。
他方、私たち埼玉県の県内公立学校での児童・生徒の暴力発生件数は、2,673件となっており、調査開始以降、最多を更新してしまいました。。
また、中学生の暴力行為が1,942件と、全体の7割を占めており、これは香川県同様、全国的な傾向となっています。
ここで注目すべき点が二つあります。
一つは、この暴力行為件数が、小学校6年から中学校1年に変わった瞬間に、5倍以上になるこということです。
子供達は、小学校時代のたまりにたまったものが、環境が変わった中学校で爆発してしまっている、と想像されます。
とするならば、小学校時代を通して、最低でも小学校高学年時に、児童に対して適切なケアし、そのたまったものをリセットする対策が必要だと、私は考えます。
もう一つは、今回香川県は警察官OBの強力を仰ぐようですが、教育現場では教師だけでは対応しきれない問題があり、外部の力を借りるという事への壁が低くなっているという現実です。
OBとはいえ、警察組織とのつながりは皆無ではなく、時代の変化を感じます。賛否両論あろうかと思いますが、現場はそれだけ困っているということの表れだと思います。
仕事量や精神負担の増加、教師は心身ともに疲弊しているとは、言わずもがなです。
教師増員など、教育現場への人員補充は、必須ですが、予算の問題もあり思うようにいっていなのが現実です。であるのならば、外部への門戸が開かれている現状を踏まえ、教員免許にとらわれず、教育現場の問題に対応した人々の力を取り込む姿勢を、各教育委員会は積極的に見せる必要があると思います。
健全な競争
「日本では教育から競争を取り除こうという傾向があるようだが、若者は本来、競争が好きなもので、健全な競争を盛り込んでいくべきだ」
現在帰国中のノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大学特別教授(75)が今月1日に語った言葉です。
私は“健全な競争”という言葉に惹かれました。
競争心とは、本来人間が持っている感情だと思います。
程度の差こそあれ、誰かと同じを事をやれば、『勝ちたい』『負けたくない』と思うのが人情ではないでしょうか。私は子供時代、結構負けず嫌いでした。
だから、“教育から競争を取り除こうという傾向”とは人間の生理に反することであり、特に情緒が未発達な子供にとっては、実際はストレスになっているのではないかと思います。
近年、日本の教育(特に小学校・中学校)で競争が排されているのは“過度な競争”の弊害を取り除くためです。学力格差、落ちこぼれ、いじめ...などの問題が、過剰ともいえる競争にあるとされ、競争が悪の根源とされてしまいました。
しかし、考えてみればこの弊害は、競争に負けた子供達への気遣い、励まし、支えなどで解決すべきで、競争を無くすことではなかったと言えます。
競争は、自然に発生するものとしてフタをせず、メリット・デメリットを対等に分析し対応する。この姿勢が教育現場や教育行政に携わる人間に必要な心構えではないでしょうか。
この姿勢が“健全な競争”を生むのではないかと、私は思いました。
雨の日、新聞配達
今日も朝からビラ配りをしました。
現職県議ののぼりが、目立つ位置を占めていたため、のぼりを立てるのをあきらめ、体一つでビラ配りをしました。
場所は昨日と同じ場所、川口駅東口エスカレーター下です。明日も全て同じの予定です。
さて、今日の東京は10月としては、72年ぶりの冷え込みで、寒い一日となりました。私は、雨の降る中、台車を一日中押し集配業務をしていました。
久しぶりに辛かったです。
雨が降る中での仕事。思い出すのは、大学受験浪人時代の新聞配達です。
新聞は雨に濡れると再生がききません。ですから、細心の注意を払って配達していました。しかし、どうしても濡れてしまいます。そればかりか、たくさんの新聞を積んだ自転車を倒してしまい、雨でぬれた路面に散乱させてしまったこともあります。
そんな時、私は空を見上げ、雨空に向かって叫んだこともありました(早朝です)。
この叫びは怒りでした。新聞を濡らしてしまった自分への怒り。新聞配達をしなければならない自身の境遇への怒り...。 若かったですね。福島から上京し、渋谷で必死にもが いていたな、と今では思います。
今日、寒い雨の一日。こんな20年前の記憶が蘇えりました。