熱闘! 政治家への道 ~元高校球児の夢~ -22ページ目

【通学路53】安積第三小学校

“気温30度越え”の予報だったが、朝は雲が広がり涼しかった。

...しかし、子ども達が登校を終える頃には、夏の陽射しが照りつけ、気温は一気に上がった。

出発から約20分、まだ涼しいうちに現地に到着した。

校舎の南側はあさか台団地があるが、水田も多い。


北側は県道を挟み、県農林試験場などがある広大な森林となる。

県農林試験場の北には笹原川が流れ、木材木工工業団地を青々とした水田が囲んでいた。


...安積第三小学校は、1980(昭和55)年に安積第一小学校の学区の一部を分離し開校。総児童数は450名を超え、木々に囲まれた立地場所からは想像できないほど規模の大きな小学校だ。*出処:安積第三小学校HP 「学校長よりご挨拶 」 「沿革史


市による通学路の合同点検は済んでおり、15箇所もの危険箇所が指摘され、4箇所の対策が済んでいる。*参考:郡山市HP 「通学路の合同点検(2013年7月30日 )」 「危険箇所図 」 「対策一覧 写真 )」


...学区には住宅街が点在。

安積町長久保の住宅街。直線道路が交差し、メイン通りの両側には歩道が整備しされていた。

あさか台(北向)の住宅街。やや傾斜した土地に多くの住宅が建つ。こちらもメイン通りには歩道が整備されていた。車道外側線と歩道の間にも余裕があり、自転車も車道走行に支障は無いという印象を受けた。

あさか台(南向)のメイン通り。見通しの良い直線道路が伸び、両側には歩道が整備されている。


...国道4号あさか野バイパスにつながる道は交通量が多い割に歩道・路側帯ともに整備されておらず、危険箇所になっている場所があった。

市道笹川川田線。狭く、区画線が引かれていない

あさか台団地(北向)と学校を結ぶ市道との交差点が危険箇所(番号6)に指摘されている。交差点のカラー化(車道と路側帯)、樹脂ポール設置の対策がなされていた。

子ども達は左側からやってくるが、ブロック塀が死角となり存在に気付きにくい。カーブミラーはあるが、死角の様子は横断歩道の寸前までこないと視認できない。


子ども達が登校する方向から見た交差点。左の歩道側を歩いてくるが、市道側は全く見えない。この場所には校長先生自らが立哨、誘導されていた。

私が居た時間帯は市道側の車両全てが減速してこの交差点を通過していた。だが、バイパスと繋がっている道であるため、ここを通学路の危険箇所と認識して利用するドライバーばかりではない事を考えると、注意は怠れない。何らかの追加対策を考えなければならない場所だ。


この交差点を通り、緩やかな坂を上り学校に向かうと安積南地域公民館前に交差点があり危険箇所(番号10)に指摘されている。坂の頂付近にあるため、見通しが悪い。対策案は挙がっていない。


...学校の東、安積町長久保の郡山南郵便局側の交差点付近。郵便局東側の道が危険箇所(番号11)に指摘されている。

郵便局への集配車の出入りで通行量は多いが、歩道が整備されていないため危険箇所となっているのではないか。登校時より下校時が心配な箇所のように思われた。


交差点は、交通量は多いが信号もあり、歩道の幅は待機スペースとしては十分という印象を持った。

この交差点を過ぎると、子ども達は市道(安積成田線)の緩やかな坂道を延々と上ることになる。

国道4号バイパスまでは歩道は広く、車道側の外側線との間に幅もあるため自転車が走行可能だ。


しばらく歩くと国道4号バイパスの跨道橋の交差点を通る。時差式の信号となっているが、歩行者用の信号もあり、見通しも良い。

ここは危険箇所(番号3)に指摘されており、保護柵(ガードレール)が歩道の7箇所に設置されていた。


ここを過ぎると日本全薬工業の正門前を通る。ここは危険箇所(番号2)に指摘されており、この朝は構内に入る車が多く見られた。会社の方と思われる二人が立哨し、誘導されていた。

この正門出入り口はカラー舗装の安全対策がなされていた。


ここから先の歩道はやや狭いが、学校までガードレールが取り付けられている。

このガードレールが尽き、直角に曲がると間もなく校門だが、この見通しの悪い曲がり角が危険箇所(番号7)に指摘されている。

ここには先生が立哨し、子ども達を迎え、校門・玄関へと誘導されていた。「交差点内カラー化、防護柵、発行鋲設置」が対策案として挙がっている。


...安積町長久保には、市道安積成田線につながる道がもう一つ危険箇所(番号1)になっている。コンビニの前から路側帯がカラー化されていた。出入りがあるためだろう。

コンビニを過ぎると道の両側の路側帯がカラー化され、カーブや交差点には樹脂製のポールが設置されていた。


...学校の西側、市道安積成田線の危険箇所(番号9)。緩やかなカーブで見通しが悪く、スピードを出す車が多かった。左(南)側には縁石歩道がある。対策案は挙がっていない。

カーブを過ぎた直線に押しボタン式の信号機がある。通学路は横断歩道の先にある“歩行者専用”の小径となっている。

...小学校の西、安積第二中学校の西側を南北に走る県道143号(仁井田郡山)線のT字路が危険箇所(番号8)に指摘されている。ここは団地(サンステージこおりやま)の出入り口になっている。歩道は広く、見通しも良いが指摘通り、県道をスピードを出す車が多かった。対策案は挙がっていない。


...学校の南東にある月光温泉の前を走る市道(笹川川田線)付近が危険箇所(番号5)に指摘されている。道幅が狭く、「路肩部のカラー化」が対策案として挙がっている。


...この市道の南を走る市道(笹川野田線)には2箇所の危険箇所が指摘されている。危険箇所(番号14)は須賀川市の向陽台団地の入り口付近。道幅は狭く、横断歩道もない。対策案が挙がっていない。

危険箇所(番号15)はここから東に、学校寄りにある路側帯がほとんどない区間。ここも対策案は挙がっていない。


...さらに南の県道109号(安積長沼)線には2つの危険箇所が指摘されてい

る。

危険箇所(番号13)は南向のあさか台団地の南側の入り口付近にある。両側路側帯でカーブとなっている。この道を子ども達が利用するかは分からなかったが、対策案は挙がっていない。

この先、長沼方面に危険箇所(番号12)がある。ここも同じように両側には狭い路側帯が続く。対策案は挙がっていない。


...危険箇所(番号4)は国道4号線にあり、横断する場所が付近に無いために指摘されている。しかし現在は通学する児童が居ないという。


...危険箇所に指摘されていないが、“危険”と思われた場所。市道笹川野田線の坂の途中にある交差点で横断歩道がほぼ消えかかり、一方向だけ歩行者用の信号機が無い。今回、ここを通り登校する子ども達の姿を確認できなかったため、後日、登校時間帯にここに立ち、確認したい。



...校長先生が危険箇所に立ち、子ども達を誘導する。今までその姿を何度も見てきた。教育現場への負荷は年々大きくなってきているような印象を受ける。その現場のトップに立つ校長先生が抱える業務量は、私たちの想像を超えるものだと思う。...私は『ありがとうございます』と頭を下げた。




【通学路52】大島小学校

夏のような強い陽差しが朝から照りつけた。今朝は並木にある大島小学校の通学路の状況確認を行った。途中、開成山公園を通ったが、五十鈴湖を通して爽快な光景を見る事ができた。

出発から約20分で、大島小学校に到着。


北には、亀田川が西から東に流れている。ここから800mほど下流で逢瀬川と合流する。

大島小学校は1976(昭和51)年に、桑野小学校から164名、桃見台小学校から140名、富田小学校から143名、そして174名の新入・転入生が集い、総児童数621名で開校した。今年109名の一年生を迎え、総児童数は651名を超える大規模校。*出処:大島小学校HP:「校長挨拶 」 「沿革史


市による通学路の合同点検は3度行われており、8箇所の危険箇所が指摘され2箇所の対策が済んでいる。*参考:郡山市HP 「通学路の合同点検(2013年6月11日 )(2013年8月7日 )(2014年11月5日 )」 「危険箇所図 」 「対策一覧表 写真 )」


...学校は四辺、直線の道路に囲まれている。正門前、校舎の西側の市道(大町一桑野二丁目線)は歩道拡張工事が行われたようで、両側に幅広の縁石歩道が整備されている。

東側の道路は路側帯のみの道路となっている。

交通量の多い通学路に狭い路側帯が多い事が気になった。

亀田川を超えた北、富田町の学区は細い道が多い。

市の通学路対策箇所図には危険箇所(番号1)として学区の全体の通学路を指摘し“本校学区は市街地のため、交通量が多い上、細い路地も多数あり、いずれの場所も様々な危険が存在している”としている。


...学校の正門前を南北に走る市道(大町一桑野二丁目線)は拡幅工事中に危険箇所(番号4)に指摘されていたようだが、現在は工事も終わり、縁石歩道が整備され区画線がしっかりと引かれた道となっている。

この先を進むと、校門前には押しボタン式の信号があるが、この部分も工事中に危険箇所(番号2)に指摘されていた。


この市道を北に進むとT字路があり危険箇所(番号8)に指摘されている。交差点内がカラー化され対策済みとなっていた。

子ども達が通過する時間帯、車の往来は多くはなかった。歩道があり、比較的見通しも良い。立哨・誘導される方もいなかった。


...学校の南、郡山郵便局の前にある交差点は危険箇所(番号5)に指摘されている。学校に向かって一直線に伸びる市道(大町一桑野二丁目線)が少しクランクしているため、右(東)側を歩いてきた子ども達が横断歩道を渡り、見通しの悪い路側帯を歩くことになる。


右(北)側に看板と建物があり見通しが悪い。左折車に注意しなければならない。ここは路側帯のカラー化とポールの設置が早急に必要だと思った。対策案では「舗装補修、カラー舗装」が挙がっている。

この交差点で子ども達の様子を見ていると、驚く事があった。横断歩道を渡る時、集団登校の班長さんが笛を吹いたのだ。存在を知らせ、ドライバーに注意を喚起するためだと思うが、『こんな安全確保の方法もあるのか』と感心してしまった。子ども達の安全を子ども達への負担なく実現することが必要ではあるが、改善するまではこの方法は良いと思った。


この道を進むと、うねめ通りとの交差点になり危険箇所(番号7)に指摘されている。うねめ通りは郡山五中の生徒や高校生などの通学自転車が多く通る。歩行者用信号と歩道が四方にあるためか、対策しないようだ。


...学校の東側、内環状線を超えた場所、大島東公園北西角にある交差点。危険箇所(番号3)に指摘され、交差点内がカラー化され対策済みとなっていた。優先側の市道(咲田一桑野四丁目線)の交通量は多く、交差する支道から合流する車両も多かった。

この交差点を西に進むと内環状線にぶつかり、危険箇所(番号6)に指摘されている交差点がある。

また、この交差点の北にある交差点も危険箇所(番号6)に指摘されている。両方の交差点とも「信号機制御の交差点のため対策なし」となっている。また、立哨・誘導する方の姿もなかった。

信号を守り、無理をしないことを徹底するれば、見通しは悪くないため、危険は回避できるのではないかと思った。


...危険箇所にはなっていないが、並木5丁目の伊勢下公園東にある変則の十字路交差点は交通量と歩道未整備で対策が必要だと思った。

郡山インター線とうねめ・さくら両通りを結ぶ道になるので車の往来が激しい。

しかし、道の両側には路側帯があるだけとなっている。


問題の交差点。歩行者用の信号機はなく、歩行者溜りは十分なスペースとは言えない。

路側帯のカラー化とポールの設置が必要な場所だと思った。

子ども達はこの交差点を渡った後、右側の狭い路側帯を歩行することになる。この部分も何らかの対策が必要だ。

この道を進んでも歩道は無く、校門まで路側帯を歩き続けることになる。路側帯のカラー化とポールの設置を早急に検討すべきだと思った。


...ここでも、公園が道路除染の事務所や仮置き場になっていた。

表にあまり出る事のない原子力災害の“被害”。一時的にせよ、遊び場を奪われた子ども達は、大人以上に原子力災害の影響を受けている事を忘れてはならないと、改めて思った。


...最後に学校の東にある桜木方面の道を確認していたところ、屋敷前公園に面白いものがあった。


カエル。ここまでの太鼓腹のカエルを私は見た事がない。思わず笑みがこぼれるかわいらしい容姿だった。


【通学路51】桑野小学校

昨夜からの雨が残り、今朝は微小な雨粒が梅雨空から落ちてきていた。今朝は、桑野小学校の通学路の状況を確認した。出発から約10分で現地に到着。


桑野小学校は富田小学校から1968(昭和43)年に分離・開校し、以後、大島小学校(1976年)、小山田小学校(1977年)、富田西小(1993年)各校の開校とともに学区を再編してきた。学校の所在は「亀田」で、「桑野」地区の大半(国道49号線の東側)は北東に離れた大島小学校が学区となっている。総児童数420名を超える大きな小学校だ。*出処:桑野小学校HP 「学校長よりご挨拶 」 「沿革史 」 


ちなみに校歌は作詞が丘灯至夫氏(小野町出身)、作曲が古関裕而氏(福島市出身)と福島が生んだ音楽界の巨匠二人によってつくられている。*赤木小学校もこのお二人の手による校歌 *東日本大震災“絆”再生プロジェクト 校歌で紡ぐ心の復興 「郡山市立桑野小学校



市による通学路の合同点検は行われており、3箇所の危険箇所が指摘され2箇所の対策が済んでいる。*参考:郡山市HP 「通学路の合同点検(2013年11月26日 )」 「危険箇所図 」 「対策一覧表 写真 )」


...学校敷地はほぼ長方形で、市道に囲まれている。南北の道は狭いが、東西は比較的幅が広い。

東側の道路、子ども達の玄関に面する市道は見通しがよく、両側が歩道面の高いものとなっている。


西側の道路は、時間帯車両通行制限(7:30~8:30)となっていた。

学校は、

・東:国道49号線

・西:国道4号線あさか野バイパス

・南:新さくら通り

・北:県道河内郡山線

と四方を交通量の多い道路に囲まれている。


しかし、学校周辺は一部を除き、車両が激しく行き交う事も無く、エンジン音や走行音があまり聞こえない静かな空間になっていた。意外だったため、少し感動した。


学校に向かう道路は、ほぼ直線となっていて、見通しは良い。


こちらの市道は区画線も無いが、車両の通過は少なく、私がここを通った時は一台の車両も見かけなかった。


国道4号線あさか野バイパス。
本線は早朝から激しい交通量で、側道は交通量は少なかったが、直線のためスピードを出す車が多かった。しかし、歩道は幅広いため危険はそれほど感じなかった。

*木が植えられている部分は除染が終わったため、新しい山砂に入れ替えられている。


...このような中で、危険箇所(番号2)に指摘されている市道は抜け道となっているため交通量は多く、狭いながらも両方向通行可能であるため注意が必要だと思った。通学路となっている箇所は左(西)側の路側帯がカラー化され、各交差点も赤色に塗られていた。

子ども達はカラー化された路側帯を歩いてくるが、電信柱が路側帯内にあるため、この箇所だけ車道側にはみ出さなければならない。立哨・誘導されていた保護者の方が、この点を心配されていた。

この道と平行してバイパスの側道があるため、なんらかの追加対策ができるのではないかと思った。


この道を横断すると住宅街の道に入る。ほとんど車は通らない。


...危険箇所(番号1)に指摘されている信号機の無い交差点。四方から次から次へと車両がやってきて、通り過ぎる。
交差点内がカラー化され、スーパー側の交差点角には樹脂製のポールも立てられ対策が済んでいるようだ。


交差する市道の様子。一時停止線はあるが、左側が公園の茂みで見づらいため、停止線から頭を出す車が多い。右奥にあるコンビニの出入りも関わる交差点であるため、車の動きは複雑だった。

公園の側の交差点ということもあり、対策の効果を検証して、必要であれば再対策を検討する事も必要ではないかと思った。


...危険箇所(番号3)は県道河内郡山線の交差点。対策案は挙がっていない。


ここには信号機があるが、郡山市医師会看護専門学校につながる道を渡る場所にはない。また、県道が幅広いため渡る時間がかかる。


...危険箇所では無いが、気になった箇所。横断歩道が無い場所を多くの子ども達が渡っていた。

守山小学校(田村町)の学区でもあったが、集団登校で多くの子ども達が横断する場所には横断歩道が必要だと思う。

これだけの子ども達が渡れば“例外”ではなくなり、他の横断歩道の無い道を渡る事への抵抗が薄れるのではないかと私は考える。



...桑野小学校の周囲の道路状況を物語る(のではないか)と思う風景。

登校前の時間帯、兄弟と思われる二人が道路でバットとボールを持ってノックをし始めた。

家の前で遊びたい子ども達の気持ちはわかる。これが可能なのは、車が通らない事を知っているからだろう。


学区内で一番大きな公園、島中央公園は、中央部が銀色の柵で囲われ除染廃棄物の仮置き場となっている。

使用できない期間は一年に満たないかもしれないが、ここを使って遊ぶ子ども達には大きな影響がある。

これを機に、公園で遊ぶ事を止めるかもしれない。この使用不可期間中に新しい友達への出会いがあったかも知れない。考えればきりがないが、貴重な遊び場が、一時的とはいえ失われた。これも、“見えない原発事故の被害”ではないだろうか。