以前から気になっていた韓国人が命の次に大切と言われている「族譜(족보」
を見せてもらいました。
これは義妹の旦那さんの家系のものなのですが、名字は朴さんです。
現在26代目になります。
何年かに1度一族の名前を書き足していくそうです。
義妹の家庭はだんなさんがものすごく法事を大切にしています。だんなさんのお母さんは法事をするのがいやでキリスト教に改宗してしまったらしいのです。義妹のだんなさんが長男として法事を復活させたようなものですね。
うちのように義父の命日と名節だけをやるのではなく、6代前のハラボジからやっているので一年に・・・・とんでもない回数になります。
それも出来合いのものは使わず、昔ながらのやり方でやるので出産前後の時期は義妹は本当に大変だったそうですよ。さすがオモニの娘
我が家の法事にきてもお土産におかずを持たせるのが一般的なのに(だからたくさん作る)義妹は「見たくないからいらない」と言います。そりゃそうよね。。
義妹のだんなさんの考えは「先祖を大切にした家は必ず福が来る」で、何よりも法事を重要視しています。
結婚後の義妹家庭の経済状況の変化を見ても、やはり神仏を大事にする家は運勢が違う・・と思えます。
韓国人は家の広さで経済状況を見るようなところがありますが、11坪くらいのところから、18坪、24坪、30坪、今は50坪のマンションに住んでいます。
だんなさん側の親族からは嫁に当たったと喜ばれているようですよ。まだ40になったばかりの義妹夫婦ですから、この躍進はすごいですね~。
私は掃除が嫌いなので広い家は・・・
はずれ嫁でいいや。。と自己満足中。
さて話を戻すと
この本からは家系が続いていく様子が見て取れます。
悠久なる何百年の歴史・・・
日本帝国が韓国を統治していた時代に創氏改名があり、日本名に変えることなどできない!ご先祖様に申し訳ないといって自害した方が多くいたと言うのを聞いたことがありますが、そのくらい韓国人は先祖代々の名前に誇りを持っているんですね。そして女性は結婚しても名字が変わりません。
韓国の古い映画に「族譜」というのがあり、それをみるとこの内容がよくわかります。目線は韓国目線なので日本人には心が痛い場面がかなりありますが。
私が驚いたのはトリムチャと言われる漢字です。
未来永劫、子々孫々につける名前(漢字)がすでにきまっているんですよ。
26代目の義妹の旦那さんの代は「讃」
息子の代は「宇」
つけ方も 朴讃○ 朴○宇 その次の代はまた真ん中の漢字がトリムチャになるように、一代ずつ上か下かと決まっています。
家の主人の家系も義父の代は「男」
主人の代は「鎬」です。親族の男性はみなこの文字が名前に入ってます。
でも上下につける区別がないので家系によって決まりはちがうみたいですね。
ちなみにうちの子孫のトリムチャは?ときいてみると、ハラボジが決める前に死んじゃったのでない のだそうです。
だから男の子がいない代になったんじゃないかしら。。
いいかげんな格式を重んじる家系ではなかったんでしょうね。
族譜は?と聞くと、日帝時代に日本軍に放火されて燃えちゃったらしい。。
地雷を踏んだのでこれ以上は聞きません。。
韓国と日本の歴史の話になったら行き着く先は・・・夫婦喧嘩の話⇒☆
その昔私の夢におじいちゃんが出てきて家系図を書いてくれたんですね。この続きはお前が作ってくれって言われたことがあり、市役所へ行ってどうやって家系図を作るのか聞きました。
そして除籍謄本をとって少しずつ紐解くように書いたことを思い出しました。
あの手作り家系図、実家にあるよね~。苦労したんだから・・・
次回行ったら探してみなくちゃ。