10月21日、松江市で衆議院島根1区に立候補している高階(たかがい)恵美子候補の個人演説会に石破茂夫人の石破佳子さんが応援に駆け付けました。この日は、石破内閣の官房副長官を務めている青木一彦参議院議員の夫人である青木珠江さんも同席し、「青木によると、高階恵美子候補は参議院平成22年当選の同期で、厚生行政に明るい実力者とのことです」と挨拶しました。講演で、石破佳子さんは「石破が第102代の内閣総理大臣に就任したことは島根県の皆さんのご支援によるもの」とし、「石破は竹下登先生が提唱されたふるさと創生を地方の活力を引き出す政策だとして引き継ぐとしており、日本創生のフレーズはその表れ」、「島根1区に立候補している高階候補は、医療・福祉のスペシャリストで、石破政権の社会制度改革にはなくてはならない人」などと述べ、「石破を支えるためにも、是非、高階候補に議席を奪還していただきたい」と結びました。

 ところで、小生が自民党県連幹事長の園山繁県議会議員として締めの挨拶の中で「少し残念に思うのは、今回、島根県で立候補した6人のうち5人が女性であり、島根県でもあらゆる分野に女性の出現を社会が希求してきた証し」と述べたことが、ジェンダーギャップに関わる発言として、一部のマスコミで全国に発信されています。小生は、典型的な男性社会であった政治の世界で、今回、島根県で候補者の多くが女性となったことは、女性が家庭という社会からあらゆる分野に進出してきたことを示す典型的な事例であり、島根県が取り組んできた女性活躍推進施策が功奏したとすれば(女性活躍100人委員会の設置や女性活躍担当セクションの設置を進言した当事者の一人としては)感慨深いものがある一方で、男性の手が上がらなかったことについては男女共同参画の観点からは少し残念な気がするという意で述べたものですが、発言の一部のみが切り取られ、時代錯誤の発言として批判の的となり、発信されことは極めて不本意で、残念に思います。

 

 10月15日、第50回衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査が公示されました。今回の選挙は、政治資金をめぐる問題の責任を取る形で退任した岸田総裁の後任として自民党の再生と日本創生を掲げて総裁選を勝ち抜き、内閣の首班となった石破茂内閣を信任するか否かの判断を国民に求めるものであり、自民・公明の与党の候補を選べば石破内閣を信任すること奈なり、立憲や共産など野党の候補を選べば不信任となります。自由民主党が細田博之前衆議院議長の死去に伴う本年4月の島根1区の補欠選挙で議席を失なっており、今回、雪辱を期すことになります。国政に関わる問題は、不安定な国際情勢に対する備えをどうするのかに始まり東京一極集中の是正や少子高齢化による人口減少対策、物価金融対策、農林水産業の価格支持、医療・福祉・介護・子育てなどのシステム維持など多岐にわたりますが、選挙の争点を「政治とカネ」「裏金」とするマスコミ報道は、有権者の皆さんの判断をかつての「郵政民営化の是非」の如くに矮小化させる可能性があり、10月7日にWEBで開催された全国幹事長会議で島根県連から「4月の補選で示された通り、国民の政治資金問題に対する見方は厳しく、党として不記載の政治資金相当額の政党交付金を国庫に返納するなど、目に見えるかたちで決着を図らなければ、極めて厳しい結果となるは必至」との意見を述べましたが、総選挙の勝敗は与党に厳しいものと予測されます。とは言え、島根県は島根県は、隣県の鳥取県とは参議院の議席を共有するいわば兄弟県であり、両県から石破内閣を支える幕僚に赤沢経済担当大臣や青木官房副長官、舞立農林大臣政務官、三浦厚生労働政務官を輩出しており、石破内閣を支えるためにも島根1区の高階恵美子候補と島根2区の高見康裕候補の当選が絶対の要件で、衆議院の2議席確保は大きな意味を持ちます。

  10月7日、出雲市のくにびき中央通りで陸上自衛隊出雲駐屯地(司令;宗像秀樹2等陸佐)開設71周年記念式典および市中パレードが開催されました。第13偵察戦闘大隊第13偵察隊長兼出雲駐屯地司令の宗像2佐は「自衛隊は日々鍛錬を積むことで、もって有事と地域災害等に即応できる環境を整えている」と式辞を述べ、出雲地区防衛協力会長の飯塚俊之出雲市長が「国際情勢の緊張と自然災害の多発の状況を前に、自衛隊は住民の安心・安全の拠りどころである」と挨拶しました。出雲駐屯地は、昭和28年10月に出雲市松寄下町に開設され、現在、350人態勢から530人編成の組織に増強され、逐年、装備や組織の充実が図られているとのことで、この日は出雲駐屯地の装備資料に加えて米子基地のC2輸送機や岡山県の日本原駐屯地および山口県の山口駐屯地の特殊車両や多用途ヘリ、C2輸送機などの参加がありました。式典、アトラクションを主宰した飯塚俊之出雲市長は「緊張の度合いが高まる国際問題と国内の災害対応自衛隊への期待は大きい。」と挨拶し、高見前防衛大臣補佐官が「能登地震や豪雨に際しての自衛隊の活躍が国民の信頼感を高めている」と祝辞を述べました。ところで、日本被団協にノーベル平和賞受賞決定の報道がありました。世界中で戦乱が頻発し、日本をめぐる防衛環境が激変するなかで、被団協の受賞を機に核廃絶に向けた国際的な議論が深まることを願うところであり、日本政府の主体的な取り組みを期待します。