1月17日、島根県議会は全員協議会が開催され、年頭あいさつで、中島議長は「穏やかな年明けとなった年初にあたり、改めて30年目となる阪神淡路大震災や昨年の能登半島災害に思いをいたす」とし。丸山知事は「今年は政策遂行の指針となる『第2期島根創生計画』を示し、新たな人口減少対策に取り組む年となるが、物価高や災害といった当面する課題にもしっかりと対応する」と述べました。会議では、井手政策企画局長が、島根県の重点要望項目に対する政府の令和6年度の補正予算および令和7年度当初予算の反映状況等について「地方交付税など地方一般財源の総額が確保され、新しい地方経済・生活環境創造交付金の創設などが手当てされている」などと報告しました。各常任委員会で省庁別の予算配分に関わる詳細説明と所管部局の行政報告があり、農林水産商工委員会では、労働委員会の活動報告や日比谷島根館の運営受託者変更、安来市に計画する用地造成事業の進捗状況などについて説明をうけました。また、この日は、島根県竹島領土権確立議員連盟(福田正明会長)の総会が開催され、2月22日に島根県民会館において20回目となる「竹島の日記念式典」の開催に先立ち、同日午前10時30分から「竹島問題に関する意見交換会」を開催することを決定しました。
1月12日は、祝日法第2条に「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」とする「成人の日」で、2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、今年は全国で約109万人、島根県では6千人余が新たに大人の仲間入りをしますが、対象者のほとんどが高校3年生で、就職や進学の試験時期と重なるため、多くの地域で従来の成人式を「20歳の集い」として開催しています。出雲市では1月11日にだんだんトマトアリーナ(出雲市立体育館)で「令和7年二十歳の集い」が開催されました。出雲市での対象は1,857人とのことで、観客席を埋め た両親らが見守る中で、椿華怜さんと内藤千結さんの司会で進められた式典には1,300人を超えるスーツや振袖姿の参加者があり、飯塚俊之出雲市長が「高校時代にコロナ禍を体験した皆さんは『日常の有難味』を意識して、人生を切り開いてください」と式辞を、板垣成二市議会議長が祝辞を述べました。池添空さん、加村優衣さん、坂本逸華さんの3人の代表スピーチでは、坂本さんが「島根県で教員をしたい」、池添さんが「感謝を言葉にする日常を送りたい」、加村さんは「土木技術者として地域に貢献したい」などと語り、シングアソングライターの吉永拓未さんとヒラソンキッズがステージイベントで祝福しました。新成人の皆さんや20歳になった皆さんには、「無限の可能性を花開かせるために、今日を精一杯努めてほしい」と願っています。
1月9日、松江市 内のホテルで「しまね林業・木材産業振興大会」が開催され、島根県をはじめ島根県森林組合連合会、島根県木材協会、島根県森林協会、島根県林業公社、島根県素材流通協同組合、島根県合板協同組合などの関係者約200人が参加しました。主催者挨拶で絲原徳康島根県森林組合連合会代表理事会長は「森林の効用が認知され、川上から川下までの幅広い産業の振興に取り組もう」と挨拶し、来賓の丸山達也島根県知事は「島根県の中山間地域や離島を抱える島根県にとって林業振興は主要政策の1つ」と述べました。大会は、多田忠義農林水産省農林政策研究所主任研究員が「森林・林業・木材産業の現状と将来展望」とする基調講演を行い、大田森林組合の藤本信也森林経営課長が「林業就業者の定着」、島根県森林整備課の大石貴久課長補佐が「ICT技術の活用状況」などについて情報提供を行ないました。多田研究員は「気候変動による海外の森林環境の激変は、国産材利用に追い風」とし、「住宅は『建てる』から『買う』に変化し、大工・工務店の減少や集成材の活用、制度改正による建材開発などへの対応が急務」と述べ、「経済環境の変化や人口減少を考えた林野地域の受け皿確保が次代へのカギ」と結びました。県内木材の素材生産量は逐年増加傾向にありますが、林野地域の無住化や製材工場の減少、路網整備の遅れなどの課題もあり、県内の関係者にとって有為な機会となりました。