7月6日に開催された自由民主党島根県連大会で幹事長に選任され、はや2週間が経過しました。就任あいさつや豪雨災害の復旧支援、土地改良事業などの予算要望で上京したほか、観光や食品衛生関係のイベント、農政に関わる意見交換会などの用務に加え、さきの衆議院島根1区補欠選挙で失った議席の奪還を図るため、島根県第1選挙区内の自由民主党支部の役員の皆さんから候補者擁立や県連運営、日常活動のあり方などに関わるご意見を聴取する取り組みをしています。できれば、7月中に29の地域支部すべてのご意見をまとめ、8月には候補者選考に向けた選挙対策委員会の初会合の開催をお願いしたいと考えています。ところで、アメリカでは前回に続いて民主党バイデン対共和党トランプの一騎打ちと見られていた11月の大統領選挙の行方が現職であるバイデン大統領の撤退によって形勢が大きく動くか否かに注目が集まっています。国内政局に目を転じると、「政治とカネ」の問題に対する自由民主党本部の対応が『生温い』とする意見が圧倒的な中、このところ、9月20日前後とされる自由民主党の総裁選挙に向け、総裁候補と目される面々の動静が盛んに報道されていますが、総裁を目指すのであれば、まずは「政治への信頼回復にどう取り組むのか」にしっかりとした知見と道筋を示した上で、目指すべき国家像を語っていただきたいものです。

 梅雨前線の活動による線状降水帯の出現で出雲市から松江市にかけての島根半島地域で7月9日の6時間・12時間雨量が過去最高を記録し、河川の氾濫、道路の冠水、家屋の浸水、土砂崩れなどの被害が報告されました。とりわけ、主要地方道大社日御碕線では大規模な路面崩壊によって通行不能となり、日御碕地区の住民約240世帯、約550人が孤立状態となっており、島根県は出雲市および中国地方整備局と相協調して復旧に向けた検討を行うとともに、一刻も早い孤立解消のために暫定的な啓開を図ることにしています。日御碕地域の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、大社町の市街地から日御碕地区への道路は、中山地内から御崎までの区間に迂回ルートがなく、今回のような災害発生時に孤立の恐れが生じるため、林道あるいは林業専用道の整備を要請してきましたが、実現に至っておらず、今日の事態を前にすると極めて残念で、申し訳なく思っております。また、今回の豪雨で出雲市の市道多井釜浦塩津線がのり面崩落で不通になりました。年明け早々の能登半島地震で半島部のインフラの弱点があらわになったばかりですが、私たちの住んでいる地域についても他人ごとではなく、関係機関に対してしっかりとご対応いただくようお願いをしたいと思います。

 7月6日、松江市のホテル一畑で第62回自民党島根県連大会が開催され、県内59地域支部と25職域支部からの代議員および来賓など400人が出席しました。細田重雄会長は「政治とカネの問題に端を発した政治不信から衆議院島根1区の補選で議席を失ったことは痛恨の極み」と挨拶し、絲原徳康幹事長は、「青木、細田といった国政や自民党を牽引してきた政治家の逝去と自民党に対する不信感が払拭されていない中で補選の敗北を喫するなど、極めて厳しい逆風を受けた党活動だった」とする党情報告を行い、党活動に貢献した平田支部の竹内安夫さんなど42名が優秀党員、出雲支部など10支部が優秀支部として表彰されました。来賓として挨拶した丸山知事は「人口減少に歯止めをかけ県民が笑顔で暮らせる島根創生に必要な政策課題の実現には国政与党の力が不可欠」と述べ、青木一彦参議院議員、舞立昇治参議院議員、三浦靖参議院議員、高階恵美子衆議院議員、高見康裕衆議院議員の順で国会議員スピーチ、自民党本部が実施した大学生の政策立案コンテストで青年局長賞を受賞した島根県連学生部のプレゼンが行われました。議事では、令和5年決算と令和6年の予算、令和6年運動方針、県連規約の一部改正および絲原德康会長をトップとする新しい役員選任案が了承され、新役員を代表して絲原会長が「県連運営は荒海に漕ぎ出す厳しい船出と認識しているが、幾多の試練を乗り越えてきた組織の底力を発揮し、一丸となって難局を乗り越えたい」と挨拶し、『政治への信頼を回復し様々な政策課題に取り組む』とする大会アピールを採択しました。