12月22日は24節気の冬至。一年で最も昼が短い日で、『暦便覧』には「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」とあります。今年は『冬至』と『新月』が重なる19年に1度の『朔旦冬至』とのことで、次は38年後の2052年だそうです。「冬至」の食べ物と言えばカボチャに湯豆腐です。特に、かぼちゃは中風(脳卒中)や風邪除け、金運があがるなどと言われますが、緑黄色野菜の少ない冬にカロチンやビタミンの多く含まれるかぼちゃを食べ、風邪等への抵抗力をつけようとした先人の知恵でしょうか。出雲市の割烹温泉ゆらりでは寒さが厳しい季節に、風邪をひかず健康に過ごせるようにと、恒例の「ゆず湯」のサービスが行われ、入浴客は湯殿に漂う爽やかな香りを楽しみました。寒さ厳しい時期に温泉と湯豆腐で夜長に一献はささやかな贅沢です。





12月20日、有線放送のリクエストが多い歌謡曲や歌手が表彰される「第47回日本有線大賞」で「島根恋旅」を歌った水森かおりさんが大賞に輝きました。「島根恋歌」はヒットメーカーの弦哲也さんが作曲し、ご当地ソングの女王と称される水森さんが歌う23作目のシングルで、本年月の発売当初から演歌のヒットチャートで上位にランクされるなど好調で、県内の関係者が後援会を設立、今年の大晦日のNHK紅白歌合戦でも選曲されたとのことです。今年の島根県はテニスの錦織圭選手の活躍や出雲大社権宮司の千家国麿さんと高円宮典子さんの結婚など大きな話題が続きましたが、年末の歌謡賞の受賞はその象徴となるものです。

12月18日、午前7時45分に出雲空港を出発する日本航空1662便に乗ろうと7時過ぎにチェックインした際、フロントで「ただいま除雪中のため、7時30分頃に出発時間をお知らせします」と聞き、搭乗待合室に入りました。7時30分過ぎに「現在も除雪続行中で、出発は9時頃の予定」、9時には「これから滑走路の除雪状況を確認」、10時前にやっと「出発準備が整った」として搭乗案内の放送があり、10時35分に離陸しました。気象通報では『爆弾低気圧』の影響で強風・大雪が予想され、山陰でも30cm程度の降雪とありましたが、空港の管理者にはどのように伝わっていたのでしょうか。青森空港の「ホワイト・インパルス」と呼ばれる空港除雪隊は、航空機の離着陸のために除雪が必要な面積約55万㎡(東京ドーム12個分)を60台の除雪機械を駆使して、わずか40分(3000m滑走路は16分程度)で除雪するそうです。航空機の運航にできるだけ影響を与えないよう、離着陸のタイミングや雪の降り方、気温などを見極め、1日に何度も除雪する日もあるとのことで、関係者は過去5年間の平均降雪量が747cmであるにもかかわらず、風雪による欠航や遅延はほとんどないと胸を張ります。出雲大社の大遷宮から大きく伸長した島根の観光客数ですが、管理する交通基幹施設の運営姿勢と意識に島根県と青森県では『とてつもなく大きな差違』があり、定住人口の減を交流人口の増に求めるとする観光立県の「おもてなし」とは何たるかを弁えなければならないと感じました。