2月2日、出雲市立平田文化館で平成26年秋に島根県と出雲市が実施した区画法によるシカの生息頭数調査の結果と平成27年度のシカ対策に対する住民説明会が開催されました。島根県中山間研究センターの金森科長は、島根半島に生息するシカの推定生息頭数は弥山・鼻高山地域の生息頭数が621頭程度、湖北地域が1415頭程度とし、区画法や糞塊法、ライトセンサスなどの結果から、弥山・鼻高山地域は「やや増加」湖北地域は「やや減」との見解を述べました。北山地域シカ被害者の会からは,「平成26年の駆除頭数は12月までに1342頭に上っており、造林木の剥皮などシカによる農林産物の被害額は88万円余との発表はあまりにも実態と異なり、きちんと調査された数字ではない」との指摘があり、湖北地域の被害状況がカウントされていないことがわかりました。島根県鳥獣対策室と出雲市森林政策課は、人為的な駆除を実施しなければ30%前後の自然増が見込まれることから、平成27年度も従前の通り「徹底駆除」の方針を示し、被害を防止するための防護柵やネット(網)の支給、駆除したシカの処分などの要望に対しては、住民の要望に応えられるよう予算の確保を図るなどとしました。
2月1日に「もち街木綿街道」と銘打ち、安倍川餅や醤油餅、海苔餅など、つきたてのお餅をいろいろなトッピングで楽しみながら街歩きを楽しむ節分イベントが出雲市平田町で開催されました。氷雨模様ではありましたが、時折、薄日も差す中を、たくさんの親子連れなどが参加する恒例行事は今年で11回目で、、用意された6000食を完売するほどの大盛況でした。宍道湖に注ぐ船川沿いの平田の町は、古くから商家の荷を運ぶ市場町として賑わい、江戸末期から明治初期にかけて「平田木綿」の集散地として栄えました。川筋通りの新町、片原町、宮ノ町界隈には「酒蔵」「醤油蔵」「黒瓦」「なまこ壁」「格子 窓」など、今もその名残を見せる旧家や商家の「平田造り」と呼ばれる風情が残っています。周辺を「木綿街道」としてイベントの開催や空き店舗を活用した飲食や土産品の店をオープンするなど、再見の活動が始まって14,5年となりますが、近年、総務大臣や国土交通大臣の表彰を受けるなど、とみに注目されてきています。
1月30日、出雲市平田文化館で第10回雲州ひらたスポーツ振興大会が開催され、平成26年に全国や島根県などの各種スポーツ大会で優秀な成績をあげた個人76人と15団体が優秀競技者として表彰され、永年に亘り少年剣道教室の指導者や出雲市スポーツ推進員として尽くされ、昨年、急逝した秋国清治さんににスポーツ功労賞が贈られました。土江春夫出雲体育協会平田支部長は「テニスの錦織選手の活躍に明らかだが、スポーツには人を元気づ ける力がある。平田高校の活躍は地域に力を与えている。優秀競技者の皆さん、さらに上を目指して頑張って」と挨拶しました。表彰者を代表し平田高校柔道部の佐々木健史選手が「今日まで支えてくれた周囲の皆さんに感謝しつつ、大きな夢に向かって頑張る」と謝辞を述べました。式典後には、島根県教育庁保健体育課の堀江隆典課長が「島根県のスポーツ推進の取り組み」と題する講演を行いました。堀江課長は「島根県の小、中学校の児童、生徒の体力は昭和60年頃に比較して大きく低下しており、県では1日60分間の運動奨励を行い、健康でたくましい人づくりを目標にした取り組みを行っている。2016年には中国5県でインターハイが、2020年には東京でオリンピックが予定されており、島根県出身選手の活躍を期待している」などと述べました。