1月30日、出雲市平田文化館で第10回雲州ひらたスポーツ振興大会が開催され、平成26年に全国や島根県などの各種スポーツ大会で優秀な成績をあげた個人76人と15団体が優秀競技者として表彰され、永年に亘り少年剣道教室の指導者や出雲市スポーツ推進員として尽くされ、昨年、急逝した秋国清治さんににスポーツ功労賞が贈られました。土江春夫出雲体育協会平田支部長は「テニスの錦織選手の活躍に明らかだが、スポーツには人を元気づける力がある。平田高校の活躍は地域に力を与えている。優秀競技者の皆さん、さらに上を目指して頑張って」と挨拶しました。表彰者を代表し平田高校柔道部の佐々木健史選手が「今日まで支えてくれた周囲の皆さんに感謝しつつ、大きな夢に向かって頑張る」と謝辞を述べました。式典後には、島根県教育庁保健体育課の堀江隆典課長が「島根県のスポーツ推進の取り組み」と題する講演を行いました。堀江課長は「島根県の小、中学校の児童、生徒の体力は昭和60年頃に比較して大きく低下しており、県では1日60分間の運動奨励を行い、健康でたくましい人づくりを目標にした取り組みを行っている。2016年には中国5県でインターハイが、2020年には東京でオリンピックが予定されており、島根県出身選手の活躍を期待している」などと述べました。