10月4日、山陰自動車道の多伎・朝山道路の口田儀第2トンネルで貫通式が行われました。多伎・朝山道路は出雲市多伎町から大田市朝山町を結ぶ総延長9.0kmの高規格道路で、開通後は国道9号のネックポイントである「仙山峠」を迂回し、出雲・石見の人流、物流が飛躍的に向上することが期待されています。地元小・中学校の女子児童、生徒でつくる「いさりび太鼓」の披露で始まった貫通式で事業者代表として挨拶した青木一彦国土交通大臣政務官は、「地方創生を実現するには一定の社会インフラが必要で、高速道路はその根幹だ。国交省で本線の事業短縮を検討した結果、地元の協力があれば、開通を29年に1年前倒しすることが可能との結論を得た。」と述べ、同席した小林島根県副知事、長岡出雲市長、竹腰大田市長などから一様に「大歓迎」とのコメントがありました。式典終了後には関係者代表による貫通発破が行われ、請負事業者であるアイサワ工業㈱の門田工事事務所長から貫通報告をうけて、貫通点の清めの儀があり、出雲市長と大田市長が通り初めでがっちり握手しました。長岡出雲市長によると、大田圏域から出雲市へ救急搬送される人は年間200~300人で、「多伎・朝山道路はまさにいのちの道」とのことで、関係者の期待の大きさを感じるとともに、残る湖陵・多伎道路(4.5㎞)、朝山・大田道路(6.3㎞)、大田・静間道路(5.0㎞)の事業進捗を願いたいものです。。
10月3日、松江市内で自民党島根県支部連合会(会長;竹下亘衆議院議員)の「第2期高志塾」の講座が開催され、30名が受講しました。この日は、三輪信司日本銀行松江支店長氏が「山陰経済の状況」、松本洋平内閣府大臣政務官(衆議院議員)が「危機管理」、岩本悠島根県教育魅力化特命官が「教育魅力化と地方創生」とする講演を行いました。三輪支店長は「短観から見ると、山陰の景気状況は全国とほぼ同じ傾向となっており、回復基調にある」とし、「人口減少下での事業活動は、中国経済の鈍化と言う不安要因はあるが、東南アジアの成長を取り込むことで克服できる。そのためには『危機感』『リーダーシップ』『連携』『高付加価値化』『ブランド』がキーワードだ。」と述べ、島根について「美しく、住みやすい地域だが、少し危機感に乏しい」と評価しました。松本政務官は御嶽山噴火現地対策本部長としての経験を語り、「危機管理は『想定外の想定』が大事で、対応は米軍や自衛隊が採用する『9類型に分化した戦いの原則』を参考にしてほしい」と述べ、「政治家は願望を述べるだけではなく、実現するための方策を法をもって実践する責任がある」と語りました。岩本特命官は「20世紀のふるさとは『志を果たして帰る場所』だったが、地方創生の21世紀は『志を果たしに還る場所』に変わる必要があり、そのキーワードは『ふるさと人財の育成』だ」とし、「高校生に『超高齢化・過疎化というふるさとの課題をどうすれば解決できるかという考察をさせる』ことが第1歩で、大人には『Smoll is Beautifulという意識』『標準規模』を覆す、『人口増に対応する基準を人口減に対応する基準に見直しする意識』が求められる」と結びました。
10月2日、出雲市立平田文化館プラタナスホールで、県政報告会にあわせ恒例の平成27年度園山繁後援会総会が開催され、国土交通大臣政務官を務める青木一彦参議院議員をメーンゲストに支援者540名が参加しました。はじめに加藤昇代表が「4月の厳しい選挙を勝ち抜いたのは支援者の皆さんの力であり、今後もしっかりと支えてください。」と挨拶しました。青木参議院議員は、国政報告で、戦後最長となった先の通常国会を振り返り、「公務で海外を訪問すると、国際情勢が大きく変化していることを実感する。日本が平和を謳歌している間に中国の台頭は目覚しく、南シナ海や東シナ海での軍事展開は、今や世界中の大きな脅威になっている。私たちが今後も平和で安心して暮らすためには、災害に対するのと同じように『脅威に対する備え』が必要であり、平和安全法制はそうしたものである。」と述べ、次期参議院選挙の島根・鳥取選挙区の自民党公認候補として内定した経緯も説明しました。園山繁県議会議員は、県政報告で、「島根県は子どもの保育料引き下げや離島、中山間地域の産業支援などを骨子とした総合戦略を決定したが、『地方創生』は単なる都市から地方への人口移転であってはならない。高齢者に特化している医療、福祉政策を次世代である乳幼児や子どもたちへシフトさせることが必要で、その財源は増税ではなく制度の見直しによって図られるべきである。」などと述べました。講演終了後の交歓会では、出席者が地域ごとのテーブルに分かれ、各級議員や各種団体役員などを囲んで意見交換し、和やかかつ賑やかに終始しました。