7月2日、島根県議会6月定例会は本会議が行われ、任期満了に伴う島根県公安委員会委員と島根県収用委員会委員の人事案件2件を追加上程・即決し、知事提出議案の「令和8年度島根県一般会計補正予算(第1号)」など18件と請願3件にかかわる常任委員長報告および議員提出議案の「議員報酬等の支給条例の一部を改正する条例」や「再審法改正を求める意見書」および「地方財政の充実・強化を求める意見書」など3件を議了して閉会しました。この日の本会議には会期中途で病気治療により入院をしていた丸山知事が出席し、自らの治療経過を報告しました。本会議終了後には自民党島根県連の常任総務会が開催され、6月14日に開催した政経文化パーティの報告や時局講演会の開催等について協議が行われました。また、この日の午後には丸山知事と出雲市選出の県議会議員7名が6月23日に出雲市今市町で発生した大規模火災の現場視察を行ない、罹災者の皆さんや出雲市の行政、消防関係者などの意見を聴取したほか、くにびきメッセで2030年に島根県で開催される第84回国民スポーツ大会および第29回全国障害者スポーツ大会の準備委員会が開催され、国スポの会期を9月6日から10月10日までの35日間とする方針を了承しまし た。
6月30日は全国各地の神社で半年間の穢れを清めて災厄を払い、向こう半年間の無業息災を願う「大祓」が斎行されました。「夏越しの祓」と言われる神事では、鳥居に茅の輪をつけて参拝者を迎える「茅の輪くぐり」や人形(ひとがた)・形代に自らの罪穢れをうつして神事のあと川や海に流す風習やお焚き上げを行うところもあります。出雲大社では和紙と麻を細かく切った「切麻」を体に振りかけ、心身の気枯れを祓い清める「大祓」が行われ、神楽殿では「輪くぐり」、北島国造館では「茅の輪くぐり」が行われました。芽の輪の起源は、善行をした蘇民将来が素盞鳴尊から「もし疫病が流行したら茅の輪を腰につけ て免れよ」と教えられ、以後、疫病から免れたという故事に倣ったと伝えられていますが、「大宝律令」に『大内裏の未雀院に天皇に仕える百官の貴族が集まって、国民が犯した罪を除き去るために大祓いの詞を読みあげる儀式』として規定されている古来からの宮中の正式行事でもあり、初詣と同様に定着した日本人の習俗の一つとなっています。ところで、サッカーのワールドカップは予選リーグが終了し、ノックアウトステージの決勝トーナメントが始まりました。未明から始まった「日本」対「ブラジル」のTV観戦に釘付けになった人も多いと思いますが、互角に近い熱戦に「あと1歩」の距離は着実に縮まったと感じましたが、日本代表の皆さんには4年後の勝利に向け、捲土重来を期していただきたいと思います。
6月29日、島根県議会は地方創生・行財政改革調査特別委員会(中島謙二委員長)が開催され、所管事項調査では、令和7年度の人口動態や次期島根県ICT総合戦略および県職員の状況などについて報告を受けました。島根県の令和8年4月1日現在の推計人口は629,460人で、令和7年の出生数3,438人、死亡数10,636人で自然減が7,198人となり、15才から49才の女性人口は102,509人で令和5年に比べて2,078人の減少で、合計特殊出生率は1.41となり、過去最低を記録したこと、社会動態も転入12,553人、転出13,646人で1,093人の減となったことが明らかになりました。また、経済全般の状況では、県内総生産は28,713億円で4.4%の伸びを示し、観光動態もコロナ禍前の令和初年の水準に復したものの、県民所得は伸び悩んでおり、令和2年を100とする実質賃金指数は91.7(全国は99.8)となっている状況が報告されました。質疑では、若年女性の定着や雇用環境の改善などに対する意見がありましたが、執行部からは「人口減少に特効薬はなく、若年層の定住に資する多様な雇用の場の創出と結婚・子育て環境の整備を進める」、「国に価格転嫁や給与水準の引き上げに関わる所要の対応を求める」との対応方針が語られたのみで、具体的な施策展開の説明はなく、次期ICT戦略についても現行計画の延長を図るとする方針に小首を傾げる意見が多いように感じました。午後には、安来市の安来節演芸館で島根県旅館ホテル生活衛生同業組合(植田裕一理事長)の令和8年度総会が開催され、令和7年事業報告・決算および令和8年度事業計画・予算を承認し、任期満了に伴う役員の改選で新しい理事長に松江しんじ湖温泉なにわ一水の勝谷有史さんが選出されました。