6月30日は全国各地の神社で半年間の穢れを清めて災厄を払い、向こう半年間の無業息災を願う「大祓」が斎行されました。「夏越しの祓」と言われる神事では、鳥居に茅の輪をつけて参拝者を迎える「茅の輪くぐり」や人形(ひとがた)・形代に自らの罪穢れをうつして神事のあと川や海に流す風習やお焚き上げを行うところもあります。出雲大社では和紙と麻を細かく切った「切麻」を体に振りかけ、心身の気枯れを祓い清める「大祓」が行われ、神楽殿では「輪くぐり」、北島国造館では「茅の輪くぐり」が行われました。芽の輪の起源は、善行をした蘇民将来が素盞鳴尊から「もし疫病が流行したら茅の輪を腰につけて免れよ」と教えられ、以後、疫病から免れたという故事に倣ったと伝えられていますが、「大宝律令」に『大内裏の未雀院に天皇に仕える百官の貴族が集まって、国民が犯した罪を除き去るために大祓いの詞を読みあげる儀式』として規定されている古来からの宮中の正式行事でもあり、初詣と同様に定着した日本人の習俗の一つとなっています。ところで、サッカーのワールドカップは予選リーグが終了し、ノックアウトステージの決勝トーナメントが始まりました。未明から始まった「日本」対「ブラジル」のTV観戦に釘付けになった人も多いと思いますが、互角に近い熱戦に「あと1歩」の距離は着実に縮まったと感じましたが、日本代表の皆さんには4年後の勝利に向け、捲土重来を期していただきたいと思います。