11月4日、島根県庁において出雲市十六島町で25年間にわたり民生児童委員として地域福祉の最前線で活動を続けられた山根貞さん(80)に溝口善兵衛県知事から藍綬褒章が伝達されました。

 山根さんは、北浜民主農協の組合長を務める傍らで民生児童委員を引き受け、認知症のお年寄りの見守り活動を提唱するなど、高齢化・過疎化が進行する海岸地域にあって『灯台』の役割を担われ、永らく北浜地区自治協会長もお務めになりました。

 児童福祉の分野では、平成初年に北浜幼児園が平田幼稚園に統合されてから一貫して通園バスの添乗ボランティアを続け、また、社会福祉法人平田保育会第5代会長として中部、みなみの2つの保育所の改築にあたるなど、著しい業績をあげられました。

 今般の栄誉を心からお慶び申し上げますとともに、今日まで山根さんの活動を陰に陽にお支えになりました、奥様はじめご家族の皆様にも満腔の感謝と敬意を表する次第であります。

 山根さんには、今後も健康に留意され、引き続き、地域住民のためにご活躍をいただくようお願い申し上げます。 

山本有二農林水産相は1018日の夜、佐藤議院運営委員長のパーティでTPPの批准関連の国会審議に関して強行採決に言及し、後に、衆議院TPP特別委員会の理事会で発言を撤回し、謝罪しましたが、111日の夜、取り消したはずの発言に関わるコメントをして、円満に合意されたTPPの採決がフイになりました。ジョークとは言え、所管する農林水産行政に関わる最高執行権者の失言は、法案に反対する野党に格好の抵抗材料を与えたばかりか、大臣の辞任を要求する事態にまで発展し、臨時国会の会期内でのTPP関連議案の可決が難しくなっています。多かれ少なかれ政治家は自らの発言に責任を負うのは当然ですが、立場が上になるほど、況や、国政与党幹部や政府要人となれば、発言の内容・一言一句が周りに影響を及ぼす、わけてもオープンの場でのコメントは活字や電波にのるという意識が必要で、山本大臣には猛省していただきたいと思います。「立場が人を創る」と言われますが、小泉進次郎衆議院議員のように当選1回から発言がメディアに取り上げられることは稀で、ほとんどの政治家は役職(公職)を経験して順々に「言葉の重さ」を認識するようになりますが、政治家には、何よりも先ず「言葉が命」という意識が必要だと感じさせられる事例です。

 『森林環境税』は地域の森林・林業を支える人材の育成や国土保全や水源涵養などに必要となる良好な山林環境の継続的かつ安定的な機能維持に充てる財源として検討されている新税です。島根県は県民1人あたり500円を『水と緑の森づくり税』として徴収していますが、これを国税として徴収して地方に財源譲与し、森林整備の財源として活用できるよう政府・与党に法制化を求めています。平成28年度の与党税制改正大綱に「速やかな導入を図る」と明示されたものの、導入時期は「適切に判断する」と先送りされており、平成29年度の税制改正において『配偶者控除の見直し』とともに主要テーマの1つにあげられています。島根県議会林業振興・木質バイオマス議員連盟(会長;絲原徳康議員)は、11月2日、国会内に自民党税制調査会の宮沢洋一会長(参議院議員)を訪ね、森林環境税の導入と制度設計にあたっては都道府県や市町村が連携して事業実施できるような財源配分が可能となるように配慮されるよう要望するとともに、島根県選出の自民党国会議員に対し、平成29年度の造林や林道、治山の事業予算や次世代林業基盤づくり交付金の財源確保を図るよう要望活動を行いました。