9月25日、9月定例県議会は本会議が行われ、訴えの提起や平成28年度島根県一般会計決算の認定および「社会資本整備にかかる財源を求める意見書」など3件を追加上程しました。平成28年度の島根県の決算は、数値的には実質公債比率が7.6%となるなど、中期財政計画に示されてきた財政健全化が大きく進んだように見えますが、財政力指数や自主財源比率は極めて低位で、厳しい財政状況が改善されたとは言い難い内容です。本会議終了後に開催された決算特別委員会(全大会)では、企業局、県立病院などの事業会計と一般会計・特別会計の概要説明、監査意見の聴取および政策評価の報告などが行われました。質疑では、4年連続となる資金収支(キャッシュフロー)の大幅赤字を計上した県立中央病院について、「特定診療科の医師不足や一定の医療水準確保を現行体制で解決できるのか」「もっと島根大学医学部との協調を図り、病院相互の役割分担を明確にすべき」など、ガバナンスの強化や医師確保に向けた知事の主導的な役割を求める意見が相次ぎ、監査報告書に「将来的には医師確保に明るさが見える」とし、研修医の増加を評価した錦織代表監査委員と「今後の医師確保はますます厳しい状況となる」とした中川病院事業管理者の答弁は大きく見解を分けました。
  秋日和の9月24日、出雲市の平田地域(旧平田市内)では、小学校の校庭に地域の住民が集まる一大イベントである「秋の地域運動会」が開催されました。島根県は大都市部に比べて住民相互の連帯感が強いと言われますが、核家族化が進み、農村や漁村に居住する若年世代は大きく減少しています。特に、従前に比べて普段の『つき合い』は希薄になっており、運動会は異世代間の大きな交流機会で、集落ごとに設置されたテント内は、近隣住民の笑顔があふれる交歓の場です。ただ、競技に参加した大人にとっては自らの衰えを自覚させられる残酷な日であり、一方で、子や孫、近隣の子どもたちの成長を喜ぶ楽しみの日でもあります。小生は昨年に引き続いて豆腐一丁を食べる『飲み食い競争』に参加しましたが、昨年のリベンジどころかKO寸前となり、選手としての運動会参加は本年が最後となりそうに感じました。運動会終了後のバーべキューには、幼児から老年世代まで多くの住民が集まって楽しみました。島根県が進める「小さな拠点」の単位は、住民相互が連帯して取り組みできる公民館エリアを想定されていますが、運動会で発揮される集落の勢いは地域の元気度を示す1つのバロメーターだと感じました  

9月23日は二十四節気の「秋分」。『暦便覧』に「陰陽(いんよう)の中分なればなり」とあるように、真東から昇った太陽は真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなり、この日を境にして次第に昼が短く、夜が長くなります。秋分の日は祝日法に「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」とされる国民の祝日で、この日の前後3日間が「秋の彼岸」です。「彼岸」は「現世を離れ極楽浄土の岸に到る」という仏教用語ですが、日本では古くから先祖供養の日でもあり、宗教、宗派に関係なく、墓参りに訪れる人も多いと思います。我が家の庭土手には真っ赤な彼岸花(曼珠沙華)が咲き、仏前にはおはぎがお供えしてありました。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように暑さは一段落。『天高く馬肥ゆる秋』と形容されるように、食べ物は美味しく、かつ、長袖のウェアが必要になる秋の夜長の到来です。ただ、くれぐれも、『夜更かし』『食べ過ぎ』『飲みすぎ』に端を発した、『肥満』『糖尿』『高血圧』には、ご注意あれ。