4月29日は「昭和の日」。祝日法には「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」とする制定趣旨が記されていますが、昭和生まれにとっては天皇誕生日という意識が強く残る日です。天皇の崩御によって「みどりの日」、2007年から「昭和の日」となりましたが、「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」と続くゴールデンウェークが始まる日として定着している祝日です。ところで、春の叙勲が発令され、島根県立大学の本田雄一前学長に瑞宝重光章、島根県議会の重鎮である浅野俊雄議員に旭日中授章など全国で4151人に贈呈されると報道されました。本田前学長は島根大学(6年)と島根県立大学(8年)で学長を務められ、島根大学と島根医科大学の統合や島根県立大学の4年制移行などに力を尽くされました。浅野議員は昭和38年松江市議(1期)、昭和42年から島根県議(13期)として半世紀を超えるキャリアがあり、昭和60年から2年間、県議会議長を務め、今なお、全国最古参の現役議員として存在感を発揮されており、来春の統一選には都道府県議会議員の通算在職日数記録更新がかかります。お二方のほか、各界の功労者として栄えある叙勲をお受けになりました皆さまのご健勝とさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
4月27日、東京の全国町村会館で全国知事会など地方6団体(全国知事会、都道府県議会議長会、全国市長会、市議会議長会、全国町村会、町村議長会)で構成する地方自治確立対策協議会の主催による「合区の早期解消促進大会」が開催され、地方6団体関係者と衆参両院の国会議員など400人が参加しました。大会では徳島県の飯泉知事や島根県議会の大屋議長、高知市の岡崎市長、松江市の森脇議長、邑南町の石橋町長、江府町の川上議長が「地方自治の単位として定着している都道府県を単位とする地方自治が確立している中で、国会議員が出せない合区は地方創生に逆行するもの」などと意見発表し、「次期参議院選挙までに合区の解消を求める」とする大会アピールを採択しました。来賓として出席した橋本聖子自民党参議院会長は「私は『合区を解消すべき』という思いを共有しており、皆さんの思いに応えたい」と述べ、公明党、立憲民主党、希望の党、民進党の代表も合区解消を是とする挨拶を行いましたが、日本共産党、日本維新の会などの代表は選挙制度の抜本改革を主張しました。国会は依然として混乱していますが、政党代表のスピーチからは公選法の改正による合区解消が有力と感じました。
4月23日は「こども読書の日」で、2001年12月に公布・施行された「子ども読書活動推進法」により、以後、3週間を「こども読書週間」として定めています。始まりは、1959年の4月27日から2週間を「こどもの読書週間」として、都内の書店やデパートで『しおり』の配布が行われたことが契機で、翌年から5月1日から2週間となり、2000年の「子ども読書年」を機に、現在の4月23日から5月12日の3週間に延長されたとのことで、60回目となる今年のこども読書週間の標語は、『始まるよ!本のカーニバル』として全国の図書館や書店でイベントが企画されています。4月23日は「サン・ジョルディの日」または「本の日」とも言われていますが、これはスペイン・カタルーニャ地方でキリスト教の聖人・聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)の聖名祝日に親しい人に本を贈る風習にちなんだもので、女性に花を贈り、女性は男性に本を贈る地域もあるそうです。電子メディアの発達によって情報伝達が変容し、若年層の活字離れが懸念されていますが、子どもたちの豊かな情操や人間性の醸成には読書は欠かせない重要なツールであり、秋の読書週間とともに「本を読む」習慣について考える縁としたいものです。