7月6日、島根県議会6月定例会は本会議(最終日)が開催されました。この日の本会議では任期満了に伴う教育長と公安委員会委員、収用委員会委員の選任同意に引き続き、常任委員長報告が行われ、平成30年度島根県一般会計補正予算(第2号)など9件を可決しました。請願は、「地方財政の充実を求める請願」など2件を採択、「島根原子力発電所3号機における新規制基準への適合性確認審査申請に関する請願」を不採択とし、中国電力から出されていた島根原子力発電所3号機新規制基準適合性確認審査申請の事前了解については、総務委員会の「了承」とする決定を賛成多数で了承しました。討論で、2人の議員が「適合申請は稼働が前提で認められない」「結論は時期尚早」との意見を述べたのに対し、池田一委員長は「県議会は今後も県民が心配する原発の安全性に対する十分な調査と丁寧な議論を行う」と述べました。また、議員提案によって「『協同労働の協同組合法(仮称)』の速やかな制定を求める意見書」など3件を政府関係機関、国会に提出することを議決しました。県議会の閉会にあたって発言を求めた溝口知事は、島根原発3号機にかかる事前了解について「県議会、立地自治体、周辺自治体の意見がすべて出揃った段階で、島根県としての結論を出す」と述べました。なお、9月定例県議会は9月6日から開催される予定です。

 

 7月3日、島根県議会は地方創生・行財政改革調査特別委員会(小沢秀多委員長)が開催され、はじめに、園山繁副委員長の「副議長就任に伴い、副委員長を辞任したい」との申し出が了承され、後任には、田中八洲男議員が指名推薦によって副委員長に選任されました。所管事項調査では、「『まち・ひと・しごと・創生島根県総合戦略』の達成状況」や「平成29年度の人口動態」などについて報告を受けました。質疑では、「観光入込客の減少要因」や「定住外国人の状況」、「合計特殊出生率の推移」などについて発言があり、「社会動態がプラスとなった詳しい分析を急がれたい」「県内の外国人就労の実態を踏まえ、人材確保が逼迫している分野に対する規制緩和や受け入れ拡大を検討すべき」などの意見がありました。また、地方分権改革では認定子ども園にかかわる権限などを都道府県から中核市や市町村に移行させる法令改正について説明を受けました。

 

 7月3日、ロシア・ワールドカップは、日本が決勝トーナメント1回戦でベスト8を懸けてベルギーと対戦しました。日本は、ベルギーの猛アタックをしのいで、48分、柴崎のスルーパスに反応した原口が先制ゴールを決め、52分、乾のミドルシュートで2点差とし、悲願のベスト8を手繰り寄せたかに見えました。流れが変わったのは、69分、ヤン ベルトンゲンがファーサイドからゴールキーパーの裏側を巧みについたヘッディングで1点を返してからで、息を吹き返したベルギーは、疲れが見え始めて足が止まった日本の守備陣を崩し始め、74分、マルアヌ フェライニ、94分、ナセル シャドリが相次いでゴールを決め、日本の夢を打ち砕きました。下馬評では、劣勢必至と見られていた日本のゲーム運びは世界中のサッカーファンを驚かせるに十分ではありましたが、歴史を創るまでには至らず、「あと一歩」が遠い道のりであることを実感させました。スポーツに限らず、成功には「流れをつかむ」、「流れに乗る」ことが不可欠の要素だと言われますが、まさに、勝負の流れを決定付ける「一瞬」を逃さない力が、世界3位にランクされるベルギーの実力であることを見せつけた早朝でした。