7月3日、ロシア・ワールドカップは、日本が決勝トーナメント1回戦でベスト8を懸けてベルギーと対戦しました。日本は、ベルギーの猛アタックをしのいで、48分、柴崎のスルーパスに反応した原口が先制ゴールを決め、52分、乾のミドルシュートで2点差とし、悲願のベスト8を手繰り寄せたかに見えました。流れが変わったのは、69分、ヤン ベルトンゲンがファーサイドからゴールキーパーの裏側を巧みについたヘッディングで1点を返してからで、息を吹き返したベルギーは、疲れが見え始めて足が止まった日本の守備陣を崩し始め、74分、マルアヌ フェライニ、94分、ナセル シャドリが相次いでゴールを決め、日本の夢を打ち砕きました。下馬評では、劣勢必至と見られていた日本のゲーム運びは世界中のサッカーファンを驚かせるに十分ではありましたが、歴史を創るまでには至らず、「あと一歩」が遠い道のりであることを実感させました。スポーツに限らず、成功には「流れをつかむ」、「流れに乗る」ことが不可欠の要素だと言われますが、まさに、勝負の流れを決定付ける「一瞬」を逃さない力が、世界3位にランクされるベルギーの実力であることを見せつけた早朝でした。