気象庁は台風12号が7月28日から7月30日にかけて関東・東海地方から近畿・中国地方を縦断し、対馬近海から東シナ海に達する見込みと発表しました。7月初旬の記録的豪雨に続く未曾有の熱波となっている日本列島に、今度は、過去にあまり例がない東から西に進む大型台風の直撃は要警戒で、豪雨の被災地にさらなる被害拡大をもたらすことを懸念するところです。日本周辺の海水温は平年よりも2℃~3℃高く、台風の勢力が減衰しない(むしろ発達する)ため、激しい雨と猛烈な風が長時間に亘る可能性が指摘されており、さらに、7月28日は満月・大潮のため、海岸付近では高潮のおそれもあるようです。島根県防災部は県内全市町村と学校、医療機関などに厳重な警戒を呼びかけ、29日に予定されているイベントの中止を要請しました。ところで、JR西日本は豪雨災害のため運休していた伯備線の復旧を発表し、8月1日から「特急やくも」と「サンライズ出雲」の運行が再開されることは大きな朗報ですが、さきの豪雨被害のダメージは想像以上に大きく、応急復旧箇所への台風の影響を心配しています。
7月23日、東京・虎ノ門の東海大学校友会館で森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟全国連絡会議(「林活議連」会長;谷洋一和歌山県議会議員)の平成30年度総会が開催され、加盟45道府県から140余名が参加しました。はじめに、この7月豪雨で甚大な被害が発生した山林や林道、木材加工流通施設、特用林産振興施設等の撤去、復旧、整備と事前防災・減災に必要となる森林整備に必要な予算の確保を農林水産省(林野庁)、国土交通省、総務省、財務省など関係官庁に緊急要望することを全会一致で決議しました。議事では平成29年度の事業報告、決算および平成30年の事業計画、予算を了承し、新しい会長に秋田県の川口一県議会議員を選出しました。質疑では「平成31年度から森林環境譲与税が導入されることに鑑み、未加入の東京都議会、沖縄県議会に林活議連全国連絡会への加入を呼びかけるべき」とする意見がありました。総会終了後の研修会では林野庁の小坂善太郎計画課長が「新たな森林管理システムと森林環境税」と題した講演を行い、「前の通常国会で成立した森林経営管理法と森林環境税(森林環境譲与税)の導入により、市町村による林地台帳の整備や放置された荒廃林野の管理を進展させなかればならない」などと述べました。
連日、今年の最高気温更新が伝えられ、街中には「土用丑の日」の幟が目立ちますが、7月23日は二十四節気の大暑。『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されているように、1年で最も厳しい暑さの時期を迎えました。40℃近い気温による熱中症で救急搬送され、死亡のニュースが増加していますが、北海道も30℃超えを記録し、雨模様の沖縄県が全国で一番気温が低いとの報道もありました。島根県では炎天下の下、高校野球の地区予選や中学総体の熱戦が繰り広げられています。「命に関わる危険な暑さ」と注意喚起されていますから、十分な暑さ対策を講じて、悔いなき存分のパフォーマンスを見せてほしいと願っています。この時期は「う」のつく食べ物で暑気払いする習慣が一般的で、梅干しやうどん(素麺)、ウナギの蒲焼などがその代表ですが、土用の丑の日に天ぷらを勧める地域もあるようです。スポーツドクターからは熱中症の予防には牛乳が良いと聞きましたが、適度な水分と塩分の補給を心がけ、スタミナのある物を食べて、この酷暑を乗り越えましょう。