11月3日は「文化の日」。戦前は明治天皇の誕生日にあたる日として「天長節」「明治節」として国民の祝日とされていたようですが、昭和23年7月に制定された祝日法で、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、その公布の日となる11月3日を「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」と規定されました。文化の日の恒例行事と言えば、皇居で行われる文化勲章の親授式がありますが、永年、様々な分野で著しい業績や功労をあげた皆さんを顕彰する秋の叙勲が発表される日でもあります。また、この日は晴天になる確率が高い「晴れの特異日」とされる日で、全国各地で芸術文化や収穫祭などの催しが行われますが、剣道愛好者にとっては、東京九段の日本武道館で斯道最高峰の大会となる全日本剣道選手権大会が開催される特別の日です。平成最後となる今年の第66回大会は、熊本県代表の西村英久6段(熊本県警)が、決勝で東京都代表の内村良一錬士7段(警視庁)に鮮やかなコテ2本を決め(過去65年間で連覇達成者は宮崎正裕、高鍋進(ともに神奈川県警)の2人)、史上3人目の連覇達成で、3度目の天皇盃覇者となる歴史的な日となりました。

 
  東京日本橋の「にほんばし島根館(栗之宮勝彦店長)」がまもなく15周年を迎えます。この施設は、日本橋室町の三越本店の向かい側に『東京に島根がまるごとやってきた』をキャッチコピーに、首都圏における島根県の物産販売及び総合情報発信施設として物産の展示・販売、 観光案内、UIターン相談、飲食などの機能を一体的に提供することを目的として平成16年11月21日にオープンしました。開館15周年の記念キャンペーンイベント初日の11月1日の開店時には、島根県の観光キャラクター「しまねっこ」が店頭に立って道行く人々にアピールしたこともあり、僅かな時間で用意した記念品はなくなり、店内のレジ前は島根県産の農林水産物や加工品を買い求めるお客様の列ができていました。栗之宮店長によると11月中は日替わりで各地の物産市を行うほか玉造温泉ペア宿泊券などが当たる企画や『しまねっこ』と『さのまる』『ぐんまちゃん』のご当地キャラのコラボなども企画しているとのことで、「多くの人にご来場いただきたい」と話していました。  

 11月1日、東京千代田区の帝国ホテルで第6回古代歴史文化賞の受賞作品発表記者会見および表彰式が行われました。古代歴史文化賞は古代文化にゆかりの深い島根県、奈良県、三重県、和歌山県および宮崎県が共同で古代歴史文化に関する書籍を顕彰するもので、『日本の古代に関して執筆されている』『一般読者にとって分かりやすい』『学術的基盤に基づいている』という観点から、金田章裕京都大学名誉教授を審査委員長に田辺征夫(大阪府文化財センター理事長)、久留島典子(東京大学史料編纂所教授)、平川南(人間文化研究機構長)、 毛利和雄(瀬戸内港町文化研究所代表)、草野満代(フリーアナウンサー)の6人の審査委員が歴史図書の出版社や古代史研究者などで構成する予備審査会から推薦された著作49点を審査しました。金田委員長から古代の遺跡から出土した木簡に書かれた文字から和歌の起源について大胆な論述を展開した犬飼隆著の「儀式でうたうやまと歌(塙書房)」を大賞に選定したと発表され、「日本神話はいかに描かれてきたか(及川智早)」「古墳の古代史(森下章司)」「倭の五王(河内春人)」「文明に抗した弥生の人びと(寺前直人)」の4作品が秀逸とされました。大賞作品の作者である犬飼さんには溝口島根県知事から賞金100万円が贈られたほか、犬飼さんを含む優秀作品の著者5人には主宰する5県の代表(島根県は園山副議長)から特産品目録などが贈呈されました。