6月6日、今春の改選後、初めての定例会となる第468回島根県議会6月定例会が7月2日まで27日間の会期で開会しました。本会議の冒頭に中村芳信議長は「令和初年の県議会にあたり、夢と希望の持てる島根県の創造に向け、執行部と一体となって県民の付託に応えたい」と挨拶し、4月の知事選で激戦を制して就任した丸山達也知事が県政運営に臨む所信を述べました。丸山知事は溝口前知事の県政運営に謝意を述べた後、「人口減少に歯止めをかけ、人口減少にうち勝つ島根をつくる『島根創生』に全力で取り組む」と述べ、県政運営の基本方針を「『産業振興により所得を引き上げ、若者の雇用を増やし、子育てを支援する』『離島・中山間地域の生活機能を維持し、人口集積が進む都市部の強みを活かす』『島根が好きで、島根での暮らしに思いをはせる子どもを増やす』」の3つとし、今年度に「島根創生計画」とする新たな総合計画の策定を目指す考えを示し、国際チャーター便の運航支援や農林大学校の整備などを追加した令和元年島根県一般会計補正予算など14議案を提案しました。6月定例会の議案および県政一般に関する質疑は、代表質問が6月13日、一般質問が6月14日から6月21日までの予定で、今のところ、新人5人を含む24人の議員が質疑予告を行っています。

 

 6月6日は二十四節気の芒種。『暦便覧』に「芒ある穀類、稼種する時なり」とあるように、稲や麦など、芒(のぎ)のある穀物の種をまく季節で、野山の緑が色濃くなり、梅やラッキョウは収穫の時期を迎えました。県内の圃場ではコシヒカリやつや姫など食用米の田植えが一段落し、飼料用米の植え付けが始まり、出雲市や益田市では、この時期から特産の島根ぶどう(デラウェア)とアムスメロンの出荷が最盛期となりました。今年は天候に恵まれて、大きさ、糖度ともに申し分のない作柄とのことで、県内の青果店や量販店の店頭には、甘くてジューシイな特産品が並んでいます。松江気象台によると、梅雨入り間近とのことですが、このところ、日中30℃超えの真夏を思わせる気温の日が続いており、熱中症には要注意で、適切な水分補給を心がけたいものです。

 

 「木に託す もり・まち・人の あす・未来」をスローガンに第70回全国植樹祭あいち2019が6月2日、愛知県尾張旭市の愛知県森林公園で開催され、全国から森林整備や森づくりにかかわる関係者約10,000人が参加しました。午前9時から森林公園内で行われた参加者の記念植樹には苗木のスクールスティとして県内の子どもたちが育てたモミジやキンモクセイなどの苗木が植えられました。午前10時からのプロローグアトラクションに続いて緑化功労者の表彰などが行われ、即位後、初めての地方公務となる天皇・皇后両陛下をお迎えした記念式典では、天皇陛下が「70年の歴史の重みと先人の努力に感慨を覚える」「健全な森を次代につなぐことは私たちの使命」「森林や緑づくりの活動がここ愛知からさらに発展することを期待します」とお言葉を述べられ、天皇陛下がスギ、クスノキ、フモトミズナラの3種、皇后陛下がシデコブシ、ヒトツバタゴ、シキザクラアカマツ、ヤマザクラ、ヤブツバキを「お手植え」され、さらに、天皇陛下がヒノキ、アベマキを、皇后陛下がハナノキ、マメナシを「お手播き」されました。リレーセレモニーでは愛知県の大村知事から木製地球儀が第71回大会の開催地である島根県の丸山達也知事に渡され、丸山知事は「しっかりと準備をさせていただきます」と挨拶しました。来年の全国植樹祭は、 

「木でつなごう人と森との縁(えにし)の輪」を大会テーマに、昭和46年に続き、50年ぶりに島根県大田市の国立公園三瓶山北の原を会場に開催されます。