厚生労働省は全国の100歳以上の高齢者が9月1日時点で99,763人、島根県の人口10万人当たりの100歳以上人数は168.69人(全国平均80.58人)で、13年連続で最多と発表しました。識者によると、「島根県は平均寿命では全国一ではないものの、オルニチンやビタミンB12が豊富な宍道湖産のシジミや日本海で水揚げされるDHA・EPAなどの良質な脂肪酸を含む魚介類など、身近で豊富な食材に加え、豊かな自然に囲まれ、地域密着型の医療・介護の提供体制と住民相互の結びつきが深い地域コミュニティの中で、静かで落ち着いた暮らしができる環境が整っている地域」と評価できるとして、人生100年時代と言われる現在、誰もが健康で安心して、生きがいのある生活を送ることができる健康長寿社会の先進地であるとされました。9月15日は「老人の日」で、以降1週間が老人福祉週間で、敬老会の開催や100歳を迎える高齢者に内閣総理大臣からのお祝い状と記念品(銀杯)が贈呈されるなど、各地で様々なイベントが行われます。「年だから」と老けこむことなく、体力の範囲内で家庭の内外で「自分にできる小さな社会貢献」を心掛けることは、自らが高齢者になった身から感じる健康長寿の秘訣だと思っています。

 9月15日、敬老の日恒例の第37回JUMP21ゴルフコンペに満80歳以上の8名を含む37組146名のアマチュアゴルファーの面々が島根ゴルフクラブ(出雲市美野町)に集まりました。前日までの雨が上がり、熱中症警戒アラートが発令される厳しい残暑の中での大会となりましたが、水素水や氷嚢が準備され、参加者の皆さんは十分な水分補給や塩分摂取などの熱中症対策によって、すべての参加者がホールアウトし、エイジシュート達成者が3名も出現するなど、楽しい大会となりました。競技は18ホールストロークプレイ(ダブルペリア方式のハンデ戦)で行われ、優勝はNET70.6(39・40/HC8.4)で出雲市の中村寿夫さん、準優勝は70.8(41・37/HC7.2)で堀内浩司さん、ちなみに園山繁議員は75.4(48・43/15.6 )で55位でした。プレー終了後の午後6時からは、出雲市国富コミュニティセンターに場所を移し、県政報告会と懇親会が開催され、120名余の皆さんが参加しました。意見交換では、物価高騰とりわけ最低賃金や生産者米価の大幅上昇や自民党総裁選などの時事問題やゴルフ大会参加者のゴルフ談議で盛り上がりました。

 9月12日、松江市秋鹿町の秋鹿公民館で出雲杜氏組合(上濱智信組合長)の第74回出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、酒造関係者など約30名が出席しました。今年は島根、鳥取の9醸造場から大吟醸酒24点、純米酒23点などが出品され、8月7,8日の2日間、田畑光正島根県産業技術センター主席研究員を審査長に6名の審査員で厳正に行われ、最優秀賞に吉田酒造㈱の「月山イ号(足立孝一朗杜氏)」、優秀賞に富士酒造(資)の出雲富士イ号(今岡稔晶杜氏)など3点、優等賞に隠岐酒造㈱の隠岐誉ロ号(小島修一杜氏)など5点が選ばれました。田畑審査長は「近年は、高温のため山田錦などの酒造好適米が軟質で高い醸造技術を要するが、程よい酸味と薫り高い酒に仕上がっている」と講評を述べ、松江税務署の若井勝吾鎌署長から吉田酒造㈱に優勝旗が、足立孝一朗杜氏に島根県知事賞とJAしまね組合長賞が贈られました。島根県産業振興課によるとコメ価格の上昇により、令和7年産米の買い入れ価格が昨年比で70%高となり、酒造場のコスト高と酒造好適米の作付け確保の観点から令和6年買い入れ価格との差額の1/2を支援することとし、約1億1千万円余を盛り込んだ補正予算を9月定例県議会に提案したとのことであり、上濱組合長は「たくさんの方々に『しまねのお酒』を味わっていただきたい」と挨拶し、吉田酒造㈱の足立杜氏は「さらなる研さんと技術の向上を目指す」と答辞を述べました。