3月12日、島根県議会は本会議(最終日)に先立ち、本年9月に事業清算を表明した三菱マヒンドラ農機に関わる対応について全員協議会および農林水産商工委員会などが開催され、退職者の雇用支援や子弟に対する奨学金支給、下請け企業の資金繰りや業種転換への補助および経営相談などに予備費約170,000千円余を充てる方針を了承しました。本会議では、3月末で辞職する野津建二教育長の後任に井出久武政策企画局長を充てる人事案件に同意し、知事提出議案の令和8年度島根県一般会計予算など予算案41件と島根県行政手続条例の一部を改正する条例など条例案27件および包括外部監査契約の締結など一般事件案9件の合計77件、議員提出議案の島根県議会委員会条例の一部を改正する条例など条例案2件と放課後児童クラブの充実を求める意見書の3件および請願1件について常任委員長報告が行われました。討論では、令和8年度島根県一般会計予算など8件について「若年世代の税や社会保障の負担が過重」「コメの生産調整継続は疑問」などの反対意見があり、採決の結果、すべての上程議案を可決・承認しました。丸山知事は「今議会では、第2次高市内閣への期待や漁港・漁村の問題などに多くの意見をいただいたが、島根県は国の平成8年度予算の年度内成立の如何に関わらず、予定した事業の執行にあたるほか、三菱マヒンドラ農機の事業清算について適切な支援を講ずる」と述べました。

 毎年3月20日の国際幸福デーにあわせて「世界幸福度ランキング」が発表され、日本は147カ国中55位で、昨年から4つ順位を下げました。ブランド総合研究所は、住民の幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度などを数値化し「あなたは幸せですか」という設問に対し「とても幸せ」「少し幸せ」「どちらでもない」「あまり幸せではない」「全く幸せではない」の5段階で評価してもらい、それぞれを100点、75点、50点、25点、0点として加重平均した数値を「都道府県『幸福度』ランキング2026」として発表し、1位は沖縄県65.8、2位は佐賀県62.9、3位は愛知県62.8で、島根県は28位58.9(昨年は22位)となっています。また、全国47都道府県を対象に認知度や魅力度、イメージなど全90項目の設問を設け、「地域ブランド力」を消費者が各地域に抱く「魅力」として数値化した「魅力度ランキング」では、北海道、京都府、沖縄県などベスト3の順位は変わりませんが、神奈川県や奈良県などが躍進してきており、当初は産品やグルメが主軸であった評価が、震災時には応援力、地方創生では若者の関心、コロナ禍ではデジタル発信、近年はSNSやインバウンド、産業振興といった要素が加わるとされており、20代や30代の若者と40代以上の世代の意識に大きな差異が生じてきているとのことです。島根県は42位(昨年は38位)に低迷しており、UIターンを進める上からも若年層の取り込みに参考とすべき要素だと思います。

 出雲市の市道中筋浜線の改良工事が完成し、3月8日、『竣工記念ロードレース大会』が開催されました。中筋浜線は一般県道小伊津港線と国道431号を結ぶ最短ルートで、平成27年度に事業着手され、11年間に18億7千万円の事業費をかけて延長750mの幅員7.25mで2車線片側歩道3.5mの規格で整備されました。久多美橋は、東福町地内の平田船川にかかる全長66mのコンクリート橋で、この日の正午に令和3年11月1日から4年4ヶ月ぶりに通行止めが解除されました。開会式では、主催者の久多美地区自治協会の福田賢治会長が「待望久しかった道路の完成で通学や通勤、買い物など住民生活の利便性が飛躍的に向上する」と挨拶し、選手のゼッケンをつけた飯塚俊之出雲市長が「軟弱地盤など想定外の問題が生じて時間が経過したが、今日から交通安全に注意して大いに利用してください」と祝辞を述べました。ロードレースは、小学生の部と中学生を含む一般の部の2組で行われ、特別参加のなでしこリーグ2部でプレーするディオッサ出雲FCの選手など140人が800mの区間で盛大に健脚を競いました。また、4月4日には久多美橋の竣工を記念して「桜ウオーキング&プチマルシェ コース」とする6kmのウオーキングイベントも行われるとのことです。