7月9日の豪雨によって路面が崩落し、全面通行止めとなっていた県道大社日御碕線は、大型土のうなどを活用した仮設道路が設置され、、9月7日(土)午前9時から大型車両を除く一般車両の通行が可能となり、出雲市が日御碕地区住民に限定していた指定車両の通行許可証は不要となりました。島根県出雲県土整備事務所によると、車両総重量が8tまたは最大積載量5t以上の大型車両の通行が可能となる迂回道路の整備については、現在、ルート設計を進めているとのことであり、しばらくは片側交互通行により往来することになります。今回の仮設道路の開設は、関係行政機関や地権者、一般社団法人島根県測量設計業協会、一般社団法人島根県出雲地区建設業協会などの連携、協力があってこその結果であり、関係者の皆さんのご尽力に心から感謝と敬意を表するところです。ただ、本年1月の能登地方の地震災害に明らかなように、半島地域の道路インフラは脆弱で、日御碕地区はまさにその例ですが、単路の動線しか確保されていない半島地域の安心・安全の確保には複線路網の整備が不可欠だと思っています。