9月16日、島根県議会9月定例会は各派代表質問が行われ、自由民主党議員連盟は中島謙二議員、自由民主党ネクスト島根は森山裕介議員、民主県民クラブは岩田浩岳議員が県政一般に関わる事項および令和8年度補正予算など上程議案に対する質疑を行いました。中島議員は「骨太方針2026」「財政運営」「人口減少対策」「健康寿命の延伸」「地域交通確保」「防災・減災対策」「がん対策」「鳥獣対策」「教育の充実」「県警察」など10項目、森山議員は「財政の持続可能性」「行政機能の維持」「食糧安全保障」「観光振興」「航空便の充実」「広域医療体制」「教育問題」など7項目、岩田議員は「第2期島根創生計画」「ICT/DX戦略」「少子化対策」「発達障がい」「農業政策」「地域医療構想」「公共交通の確保」「自転車の交通ルール」「県財政の持続可能性」など9項目について、知事をはじめ担当部局長、教育長、警察本部長および公安委員長の見解を質しました。丸山知事は、人口減少下での自治体行政機能維持について「全国的な人口減少が継続する中で、市町村の要員不足のすべてを県で補うことは困難」とし「市町村間での連携や要員の集約化といった工夫が必要」と述べました。野間総務部長は、令和9年度予算編成での財源不足額について「物価上昇や金利動向を考慮すると28-36億円程度と見込む」、加藤地域振興部長は、出雲縁結び空港の路線について「中東情勢から増便は難しく、当面は国内8路線32便就航の維持・存続を図る」、周山健康福祉部長は、がん診療について「県内はがん連携拠点病院を中心とした病院間のネットワークで先進医療提供体制を構築している」、山本農林水産部長は、ツキノワグマについて「県内での目撃数は令和6年度が1,561件で捕獲数は346頭、令和7年度は691件で96頭、令和8年は8月末で896件の87頭となっており、島根県と広島県、山口県で協調し、保護から管理へ対処方針を変更した」、井手教育長は、宍道高校の非活動生徒について「令和8年度は54人で、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーで個別対応を行っている」などと答弁し、山口公安委員長は「緊張感をもって職責を果たす」とし、高石警察本部長は「特殊詐欺の防止を最重点に任務遂行を行う」とそれぞれ就任の抱負を述べました。

 9月15日は「老人の日」。島根県で令和8年度中に100歳となる人は558名で、100歳以上の人数が1,174名となり、人口10万人当たりの100歳以上高齢者数は186.65人で14年連続全国第1位を記録したと報道されていますが、この日、出雲市民会館では出雲市と出雲市社会福祉協議会、出雲市民生委員児童委員協議会、出雲市高齢者クラブ連合会の主催による「令和8年度出雲市総合社会福祉大会」が開催されました。式辞の中で飯塚俊之市長は、「出雲市で今年100歳となった人は110人で、100歳以上の超長寿者は220人、最高齢者は110歳の女性で、夫婦で100才を超えたカップルも1組あり、出雲市から超長寿者の皆さんにはお祝いとして黒柿の湯飲みや写真プレートを贈りました」とし、永年にわたり斐川町の保育園で読み聞かせボランティアを行っている女性や高齢者クラブの役員などが表彰され、映画監督で脚本家の錦織良成さんが『誰かを想う力-人と人がつながる町へ』とする記念講演を行いました。ところで、9月13日に日本テレビ系TVで放映された「そこまで言って委員会」で『究極の2択』とするテーマに「島根県の竹島」が取り上げられ、「A自衛隊を常駐させる」「B韓国に譲渡する」との2択に元国会議員や作家、文化人などコメンテイター8人の判断が4対4となったのに対し、一般視聴者1000人の判断結果が766対234とされたことは極めて興味深く感じました。

 9月11日、松江市秋鹿町の秋鹿公民館で出雲杜氏組合(上濱智信組合長)の第75回出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、酒造関係者など約40名が出席しました。今年は島根、鳥取の13醸造場から大吟醸酒29点、純米酒30点が出品され、8月6,7日の2日間、田畑光正島根県産業技術センター生物応用科長を審査長に5名の審査員で厳正に行われ、吟醸の部は、最優秀賞に隠岐酒造㈱の「隠岐誉ロ号(小島修一杜氏)」、優秀賞に千代むすび酒造㈱の千代むすびイ号(坪井真一杜氏)など4点、優等賞に簸上清酒(名)の玉鋼イ号(高橋大介杜氏)など6点、純米の部は最優秀賞が富士酒造(資)の出雲富士(今岡稔晶杜氏)、優等賞に池月酒造㈱の誉池月(末田誠一杜氏)など12点が選ばれました。田畑審査長は「近年は、夏場の暑さのため酒米の品質にばらつきがある中、各醸造場で高い醸造技術と適切な温度管理によって、全体的に吟醸酒はまろやかな旨味を、純米酒は上品な香りを感じる品格のある酒となっている」と講評を述べ、松江税務署の山手健次署長から隠岐酒造㈱に優勝旗が、小島修一杜氏に島根県知事賞とJAしまね組合長賞、富士酒造(資)の今岡稔晶杜氏に表彰状が贈られました。上濱組合長は「酒米や人件費の高騰で厳しい経営環境にあるが、島根県の日本酒は全国鑑評会でも高い評価を受けており、島根の食の魅力を倍加させる『しまねのお酒』を味わっていただきたい」と挨拶し、隠岐酒造㈱の小島杜氏は「お客様に満足していただける酒造りを目指し技術の向上に努める」と答辞を述べました。