5月5日は「こどもの日」。 祝日法に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とされている国民の祝日です。皐月の青い空に鯉のぼりが泳ぎ、兜を飾り、ちまきや柏餅を食べ、菖蒲湯に浸り、こども達の健やかな成長を祝う風習は、災厄を祓う五月忌みに端を発しますから、今年はコロナ退散を加えたいと思います。小生は男児6人、女児1人の7人の爺ですが、残念ながら今年の連休に孫たちが集うことはありませんからなおさらです。さて、安倍首相は、昨日の会見で「5月は収束のための1か月」とし、緊急事態宣言を5月末まで延長して、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請などを継続する方針を示しました。また、有効な治療法やワクチン確立までの期間は「ウイルスの存在を前提として、3密を避ける『新しい日常』を確立しなければならない」と述べ、専門家会合で地域の感染者動向などを分析して、5月14日以降、緊急宣言の対象地域を縮小するとし、社会的に必要性が高い学校や公園等での活動については、感染リスクを避ける工夫を講じて、一定程度容認する方針を示しました。外出自粛によって大きなダメージを受けている皆さん、今しばらくの辛抱です。

 

 5月3日は「憲法記念日」。祝日法に「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」とある国民の祝日です。安倍首相は「憲法を不磨の大典としてはならない」として、社会や国際情勢の変化に対応した内容に改める必要性を強調しますが、国会での議論は全く進んでいません。ところで、例年、小生のゴールデンウィークは各地で開催される催しや冠婚葬祭への参列でほとんど在宅することはありませんでしたが、今年は緊急事態宣言発令の「自粛」で、わが家の庭の除草にトライする十分な時間ができました。従前は庭木の手入れは造園屋さん、草取りはシルバーさん、駐車場など周辺の除草はラウンドアップなどの除草剤としていましたが、一昨年、ラウンドアップの残留牲・発ガン性が報道されてからは、除草剤の使用はできるだけ抑制し、法面などは定期的に草刈り機で除草する方法に改めたものの、自らが作業することはほとんどありませんでした。250㎡ほどの草取り(1本ずつ引き抜く作業で「草毟り」と形容)は、蹲る中腰の作業を15分でギブアップし、腰を下ろしての作業に2日間で約7時間を要しましたが、思わぬ発見がありました。大きな草は割と容易に根ごと引き抜くことができますが、小さな草は地上よりも地中に根を張っていて、除草が難しい上に、草丈が数㎝でもしっかりと実を付けて(種を宿して)いる様を見、短期間に雑草が拡がっていく理由と強さを改めて思い知らされました。人間(ヒト)は誕生までに1年、通常、成長して代替わりをするのに30~40年かかりますが、雑草のそれはわずか数週間とその生命力には脱帽で、足腰の痛みの中、つくづく「強さ」と「たくましさ」が厳しい情勢の克服に必要な要素だと感じる次第です。

 

  51日は立春から88日目の「八十八夜」。田圃では水稲の植え付け(田植え)が始まり、、茶畑では新茶の摘み取りの時期となりました。ここ2カ月ばかり、毎日、新型コロナウイルスの感染に関わるニュースばかりで、少々気が滅入っていたところですが、朝方のラジオで、『夏も近づく八十八夜』と歌う児童合唱団の歌声に心が洗われる心地がしました。ところで、昨日、国会では国民への10万円の現金給付や地方への交付金などを内容とする令和2年度の補正予算が成立しました。これと軌を一にして、丸山知事は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、県民生活や県内経済に大きな影響が生じており、感染症の拡大防止と医療提供体制の強化に最優先で取り組むと同時に売上が減少し経営が悪化している中小企業者等の資金繰りの支援など、緊急性の高い施策を実施するため、総額6,774,066 千円の補正予算を地方自治法第179条第1項に基づく知事専決したと発表しました。補正予算の主な内容は、医療提供体制の強化に2,263,354 千円学校の感染防止や臨時休業等の対応に252,829 千円、社会福祉施設等における感染防止対策に459,305 千円県内経済を守る施策に3,586,323 千円県民生活の支援に136,192 千円、コロナ対策にあたる県行政の体制強化 に76,063 千円などとなっており、中小企業向けの制度融資枠800億円が設定されています。新たに創設された特別融資は、信用保証料が免除された上に、一定期間、無利子で返済を猶予し、借入金の借り換えによって企業の流動性確保を可能にする画期的なもので、国の経済対策で示された政府系金融機関の無利子融資枠との併用によって当面は続くとみられる景気低迷に対応した内容であり、県内金融機関にはしっかりと対応していただきたいと思います。