1月20日、アメリカ大統領が共和党のドナルド・トランプから民主党のジョー・バイデンに交代しました。4年に1度の大統領選挙は予備選から本選まで1年以上の時間をかけ、「誰が大統領に相応しいか」を決める「民主主義の手続きのお手本」とされてきました。ロシアや中国で権力者の独裁が長期化し、冷戦後の構造が変化を見せる中で、『強いアメリカを取り戻す』とする4年前の政権交代は、驚きの一方で、不安定な中東や南米情勢から、ある意味では理解できる面がありましたが、選挙で選ばれた大統領が、自らが参加した選挙で、自己の落選という結果を受け入れず、支持者たちが国会議事堂を占拠する事態に及んでは、民主主義の揺らぎを感じずにはいられません。就任式のスピーチで「団結・協調」を強調したバイデン新大統領は、早々に、新型コロナ対策のマスク着用、パリ協定への復帰、イスラム圏諸国からの入国制限解除にかかわる大統領令に署名したと伝えられ、政権交代を実感させましたが、女性として初めてとなるカマラ・ハリス 副大統領の就任は、人種や性別、出身、門地、財力などを超え、多様性と融和を認める「新しいアメリカへの変革の象徴」であり、
世界中の注目と期待は大きいと思います。
1月14日、島根県議会は全員協議会が開催され、丸山知事は年頭あいさつで、「新型コロナについては医療提供体制の確立を最優先に、積極的な疫学体制が執られていない地域との移動自粛を要請する。令和3年度予算については、コロナ禍対応と島根創生の推進を柱に編成するが、政府予算は景気の下支えを考慮し、令和2年の第3次補正と令和3年度当初予算の15か月予算となっており、相応の対応を執るとともに、文科省から示された学級編成の基準改定については、小学校の編成基準を変更しないこととする。」などと述べ、野津政策企画局長は、島根県の重点要望項目に対する令和3年度政府予算案への反映状況等について報告しました。文教厚生委員会での所管事項調査では、教育委員会から「小学校の学級編成基準」「令和4年度の高校入試(推薦)」「令和3年3月高卒者の就職内定状況」「中高生の全国大会での活躍」などについてあり、令和3年度から5年間で小学校の学級成基準を35人とする標準法(公立義務教育諸学校の学級編成および教職員定数の標準に関する法律)の改正に伴い、令和元年度に見直しした学級編成基準を変更し、小学校1年生30人、2年生32人、3年生から6年生35人とする方針が示され、「国の加配定数で措置されている539人の動向を注視すべき」とする意見がありました。健康福祉部・病院局では「寒波による断水」「新型コロナウイルス感染症の対応」「再犯防止計画」「看護職・医療職の実態調査」「第8期老人福祉・介護保険支援計画」「児童虐待死亡検証報告」「中央病院の令和3年度の臨床研修医・専攻医の内定状況」などについて説明があり、新型コロナウイルスワクチンの接種については、1月14日付で健康福祉部内に専門部署の設置がされ、児童虐待の死亡検証については、医療や強制的保護(職権による保護)にかかわる体制強化に言及がありました。
1月11日は「成人の日」。祝日法第2条に「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」と規定された国民の祝日で、総務省統計局によると2021年の新成人は、前年よりも2万人多い約124万人で、男性が64万人、女性は60万人で、男性のほうが4万人多いようです。島根県の新成人は、6,849人で(男性3,527人、女性3,322)、前年よりも162人多く、女性よりも男性が多いのは全国と同じ傾向です。残念ながら、今年はコロナ禍によって成人式など新成人を祝う儀式やイベントが中止や延期となったところが多くなっていますが、新成人の皆さんには、無限の可能性と希望の芽をしっかりと花咲かせ、実を結ぶことができるよう、今日を精一杯生きてほしいと願っています。今日のあなたは昨日までのあなたの鏡であり、明日のあなたは今日のあなたがつくるのですから。また、「社会に責任を有する大人」という自覚と、ヒトは1人では生きていけない生物で、常に「周りの人々とともに生きる」ということを意識した日常を過ごしてほしいと思います。