1月16日、島根県議会は全員協議会が開催され、池田議長は、年頭挨拶を述べた後に1月6日に発生した地震に言及し、被害に対する迅速な対応を図るべきと述べ、丸山知事は「地震被害については、公共施設や住家、農業用施設など、急を要する復旧には規定予算46億円をもって対処し、観光などに関わる施策については専決予算または2月定例会で手当てする」とし、年度内成立が困難視される国の令和8年度予算について「県は高校授業料や給食費の無償化は計画通り実施をすることを前提に予算編成を行うこととし、市町村と協調して国の物価対策に不足する低所得世帯への支援を行う」などと述べました。会議では、井手政策企画局長が、島根県の重点要望項目に対する政府の令和7年度補正予算および令和8年度当初予算の反映状況等について、伊藤防災部長が1月6日に島根県東部を震源とする地震に関わる被害状況と対応について報告しました。各常任委員会で省庁別の予算配分に関わる詳細説明と所管部局の行政報告があり、農林水産商工委員会では、労働委員会の活動報告や中海産サルボウガイの貝毒、浜田市および松江市での企業立地支援などについて説明をうけました。また、この日は、自民党議員連盟が丸山知事に対し、中小企業対策や物価高騰、生活機能の維持など21項目にわたる令和8年度予算編成にかかる政策要望を行ったほか、島根県竹島領土権確立議員連盟(福田正明会長)の総会が開催され、2月22日に島根県民会館において21回目となる「竹島の日記念式典」の開催に先立ち、同日午前10時30分から「竹島問題に関する意見交換会」を開催することを決定し、自由民主党島根県連の常任総務会では、次期衆議院総選挙に島根1区に高階恵美子、島根2区に高見康裕の両名を党本部に公認申請することを了承しました。
1月12日は「成人の日」で、祝日法第2条には「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」と記されています。成人年齢は2022年4月1日から18歳に引き下げられましたが、従前からの成人式は対象者の多くが高校3年生で、この時期は就職や進学の試験となるため、「20歳の集い」として開催しており、出雲市では1月11日にだんだんトマトアリーナ(出雲市立体育館)で開催されました。今年、出雲市での対象は1,658人とのことで、観客席から多くの家族が見守る中、原まいなさんと布野怜さんの進行で始まった式典には1,200人を超える参加者がありました。飯塚俊之出雲市長は「中四国の都市 で一番の魅力があると評価をされてきている出雲市の未来を切り開くのは紛れもなく貴方たちです」と式辞を、伊藤繁満市議会議長が祝辞を述べました。プロゴルファーを目指す三原瓢真さんと京都で舞妓修行をしている小とのさんが代表スピーチを行ない、祝賀イベントではKENNSによる音楽演奏が披露されました。新成人の皆さんや20歳になった皆さんには今日を精一杯生きてほしいと願っています。また、この日の午前には出雲市役所において令和8年出雲市消防出初式が執り行われ、優秀消防団員の表彰が行われました。
1月9日、宍道湖漁協の元組合長の坂本清さんがお亡くなりになりました。半世紀以上にわたりヤマトシジミをはじめエビ、コイ、フナ、ウナギ、シラウオ、アマサギなど多種の漁獲実績を誇る宍道湖漁業を代表する漁師であ り、宍道湖の水環境を守るために宍道湖淡水化事業反対運動の先頭に立って1万人集会や大規模な漁船パレード、東京・銀座でのシジミの無料配布、2億5千万円の小切手返還などに参加された姿を思い起こします。淡水化中止の決定後は組合長として、ヤマトシジミの漁獲量を安定的に維持するための操業規制の徹底を図り、宍道湖の汽水環境保全に力を尽くすとともに、関係者を説得してラムサール条約への登録や斐伊川治水への協力を約定するなど、卓越した指導力を発揮されました。小生とは遠縁でもあり、永年にわたって親しくお付き合いをしてきましたが、2014年に叙勲の栄に浴された折、「国に反旗を翻したものに勲章を与えるとは時代も変わったものだ」とした満面の笑みが今も目に浮かびます。農業は子が、宍道湖漁業は孫が引き継ぎ、後顧に憂いを残すことなく、安心しての87才での旅立ちと思いますが、今後は、天上から宍道湖の行末を見守っていただきたいと願っています。合掌