8月15日は、日本がポツダム宣言を受け入れ、無条件降伏して太平洋戦争(大東亜戦争)が終結したことに因み、「終戦の日」として日本政府主催の全国戦没者追悼式を行い、天皇陛下がお言葉を述べ、国民が均しく黙祷する日とされています。日本は西南の役以降の戦争で犠牲となった人を英霊として顕彰し、靖国神社に祀ってきましたが、神道形式による祭祀や極東軍事裁判でA級戦犯とされた者の合祀が問題とされています。戦争終結から80年が経過してなお、犠牲となった先人を慰霊する祭祀や拝礼の行為が問題行動であるかのごとき報道をされる様は異常で、誰はばかることなく、国家に殉じた英霊顕彰を行うことができるよう、政府は問題とされる要素を取り除く努力をすべきだと思います。小生の父はフィリピンで敗戦を迎え、1年近い抑留後に復員したと聞いていますが、戦後の復興を支えた世代の皆さんは一様に戦陣に散華した肉親や友人の分まで社会に尽くすという意識が強かったように感じます。「自己中心ではない、周りと協調することを潔しとする気風」こそ、日本社会が伝えてきた民族の誇りだと思うのですが、詐欺や闇バイトによる凶悪事件の多発や国際紛争、軍事増強、トランプ関税などの世情を見るにつけ、だんだんとそうした意識が薄くなってきていることを危惧します。