8月11日は「山の日」。祝日法に「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」と規定されている国民の祝日で、2014年に制定されました。さて、昨日、岸田改造内閣がスタートしました。岸田首相は新内閣を「政策断行内閣」とし、松野官房長官や林外相、鈴木財務相などを留任させ、加藤勝信厚労相や浜田靖一防衛相、河野太郎デジタル相や高市早苗経済安全保障担当相など、枢要な部署に経験者を起用しました。「数十年に1度とも言われる難局を突破するため、経験と実力に富んだ新たな政権を発足させた」と述べたように手堅い人事で懸案処理にあたる姿勢を明確にしており、スピード感をもって対処し、実効性をあげていただきたいと思います。ところで、厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は「全国的に死者は『第6波』のピークに近く、今後の増加を懸念する」とする報告をまとめました。直近1週間の新規感染者数は前週の1.05倍で重症者や死者も増加傾向が続いていると指摘しており、島根県や鳥取県、広島県など中四国地方も高い水準が継続し、児童福祉施設などのクラスター(感染者集団)の発生も相次いでいます。今日からお盆休みとなる事業所も多く、『民族大移動』の時期を迎えるだけに、『手洗い』や『3密回避』『マスク着用』『換気の徹底』など「基本的な感染予防」を徹底し、感染爆発を回避したいものです。

 暦は立秋になりましたが、暑さはますます厳しさを増すとの予報で、連日『熱中症警戒アラート』が発令されている中で、現在、高校総体2022が四国地方で開催されています。横田高校がホッケーで堂々の横綱ぶりを見せれば、カヌー競技で出雲農林高校、卓球では男子の出雲北稜高校と女子の明誠高校が存分の力を全国に見せつけていますが、今年はバレーやフェンシングなどの競技でも予選を突破する健闘ぶりが見られます。なかでも、剣道の男子個人で島根県代表の坂本涼輔、山根平(ともに大社高校)の2人が島根県高校史上初めて揃ってベスト8入りし、坂本選手は沖縄インターハイで大社高校が女子団体で3位となって以来18ぶりとなる3位入賞を果たしました。女子団体でも大社高校が強豪の高崎健康福祉大付属高崎高校と比叡山高校の3校リーグを勝ち上がりベスト8入りを決めました。男子は大社高校が8月7日にともに全国制覇の伝統校である福岡第一高校と日章学園の『死の3校リーグ』に臨みますが、中国大会連覇の実力を見せてほしいと願っています。

 気象庁は大気の状況が不安定で線状降水帯が発生し、8月3日に山形県、8月4日に新潟県にそれぞれ『大雨特別警報』を発令しましたが、記録的な大雨によって秋田県と山形県、石川県では国が管理する3河川、青森県と秋田県、山形県、福井県では県が管理する14河川が決壊、氾濫し、橋の崩落や土砂災害、住宅の浸水、農地の冠水、断水など大規模な災害の発生が伝えられています。今年は全国的に梅雨入りが例年よりも10~20日遅く、梅雨明けが20~25日早い年で、梅雨前線の活動による豪雨の発生は少ないように感じましたが、全般的に気温が高いため積乱雲の発生によって亜熱帯地域のようなシャワー様の驟雨が見られた地域もありました。今回の大雨は新潟県関川村で24時間雨量が560。0mmを観測したとのことであり、『凄まじい』と形容する猛烈な雨だったようですが、昨年の7月に本県でも1時間に100mmを超える雨によって雲南市や出雲市でかなりの災害の発生が報告されたことを想起させます。ただ、梅雨や台風と直接かかわりが無いと思われる時期の線状降水帯の発生による「ゲリラ的豪雨」は驚きで、日頃から気象通報に関心を寄せる必要性を感じます。