島根県議会中山間離島振興特別委員会(園山繁委員長)は、1月19日に委員会を開催し、離島振興法の改訂に伴う離島振興計画を了承しました。新しい計画には、従前からの本土との隔絶性に起因する生活環境等の後進性の排除や島民生活の向上等を目的とした社会基盤の整備などに加えて多様な再生可能エネルギーの導入や関係人口の構築などが追加され、県議会からはICTなどを活用して国家資格取得を可能とする高等教育機関の誘致を盛り込むべきとする意見がありました。ところで、1月20日は二十四節気の「大寒」。『暦便覧』に「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とあり、1年で最も寒い頃とされていますが、今年は年明けから比較的寒気が緩いと感じますが、気象庁は週明けから『最強寒波襲来』を予測しており、交通機関や社会機能の混乱が心配されるところであり、凍結や大雪に備えた準備が必要でコロナに加えてインフルの本格流行も懸念されるところですから、しばらくは油断大敵です。報道では、岸田首相が新型コロナウイルス感染症について感染症法第2類から季節性インフルエンザと同様の第5類相当とする検討を指示したとありますが、新たな変異株の出現と時を同じくした『春節』の到来がパンデミックの再来とならないことを祈るばかりです。

 1月14日、大相撲八角部屋の隠岐の海関が現役引退し、年寄君ヶ濱の襲名を発表しました。昭和60年7月生まれで島根県隠岐の島出身の隠岐の海関は、平成17年1月場所に福岡の四股名で初土俵を踏み、平成21年3月場所で関取となり、平成22年3月場所で新入幕、平成25年5月場所で島根県出身力士としては、明治25年6月場所の谷ノ音から121年ぶりの三役力士となる小結に昇進し、幕内在位は75場所におよび相撲協会資料によると通算成績は674勝675敗32休(幕内では517勝567敗32休)で、金星は4個、三賞は殊勲賞1回、敢闘賞4回で、最高位は関脇となっています。189cmで156kgの体格と柔軟な体、懐の深さを生かした寄りを得意とする正攻法の相撲で幕内を守り通したのは、平成20年の11月場所で、西幕下筆頭で5勝2敗の成績を挙げながら、十両下位に負け越し力士がなく十両昇進が見送りされるという苦衷を味わいながら、翌場所となる平成21年1月場所で東幕下筆頭で堂々の7戦全勝の幕下優勝を果たした「負けん気の強さ」があるのではないかと思います。大相撲の世界では、平成21年3月場所で十両となり四股名を「隠岐の海」と改めてからの「島根県隠岐郡隠岐の島町出身八角部屋」との場内アナウンスと「出雲」の装束を纏い、市章の軍配を手にする立行司の式守伊之助とともにNHKのTVやラジオで発信される効果は計り知れないものがありますが、永年に亘る隠岐の海関の活躍に感謝するとともにお労いをしたいと思います。

 1月13日、島根県議会は全員協議会が開催され、年頭挨拶で、田中八洲男議長は、横田高校ホッケー部の高校3冠を「県民に元気と勇気を与えた」と称え、「コロナの第8波の対策とウィズコロナの対応やエネルギーや諸物価高騰、人口減少などの問題に県議会としてもしっかりとした対応をしなければならない」と述べ、丸山達也知事は「政府は116兆円の令和5年度予算を編成したが、さきの令和4年度第2次補正予算と合わせた15カ月予算となっており、島根県としては、しっかりとしたコロナ対策や諸物価高騰に対応を執るとともに人口減少に打ち克つ対策となる『島根創生』に全力で取り組む」と述べました。会議では、太田史朗政策企画局長が、島根県の重点要望項目に対する令和年5度の政府予算案への反映等について報告し、農林水産商工委員会(田中明美委員長)の所管事項調査では、令和5年度政府予算の省庁別の詳細説明と令和4年の労働相談件数や楽天グループの農業参入、ウィズコロナの需要喚起対策となる第2弾の全国旅行割、物価高騰に対する国の資金繰り対策を受けた制度融資の創設などに関わる労働委員会や商工労働部、農林水産部の行政報告を受けました。また、この日は、島根県竹島領土権確立議員連盟(福田正明会長)の総会が開催され、例年通り、2月22日に島根県と島根県議会、島根県竹島領土権確立議員連盟の共催で、島根県民会館において「竹島の日記念式典」を開催することを決めました。