島根県議会中山間離島振興特別委員会(園山繁委員長)は、1月19日に委員会を開催し、離島振興法の改訂に伴う離島振興計画を了承しました。新しい計画には、従前からの本土との隔絶性に起因する生活環境等の後進性の排除や島民生活の向上等を目的とした社会基盤の整備などに加えて多様な再生可能エネルギーの導入や関係人口の構築などが追加され、県議会からはICTなどを活用して国家資格取得を可能とする高等教育機関の誘致を盛り込むべきとする意見がありました。ところで、1月20日は二十四節気の「大寒」。『暦便覧』に「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とあり、1年で最も寒い頃とされていますが、今年は年明けから比較的寒気が緩いと感じますが、気象庁は週明けから『最強寒波襲来』を予測しており、交通機関や社会機能の混乱が心配されるところであり、凍結や大雪に備えた準備が必要でコロナに加えてインフルの本格流行も懸念されるところですから、しばらくは油断大敵です。報道では、岸田首相が新型コロナウイルス感染症について感染症法第2類から季節性インフルエンザと同様の第5類相当とする検討を指示したとありますが、新たな変異株の出現と時を同じくした『春節』の到来がパンデミックの再来とならないことを祈るばかりです。