出雲なんきんは島根県出雲地方で飼育されてきた金魚で、土佐錦、地金とともに三大地金のうちの一つに数えられている地金魚で島根県の天然記念物です。出雲なんきんの特徴は、頭部が小さく肉瘤が出ない、背ビレがなく四つ尾、 目先が細長く目幅が狭いなどが挙げられ、清楚で上品な姿は、他の品種とは違って白勝ち更紗の体色が良いとされ、丸々とした身体はとても愛らしく、愛嬌があると同時に、綺麗な鱗目から上品さや気品を感じさせるのが魅力です。出雲なんきんの歴史は古く、江戸時代中期に松江藩主・松平不昧の推奨によると言われており、昭和55年10月に島根県の天然記念物に指定され、今日に至っています。10月8日、出雲市大社町の吉兆館前の特設広場で4年ぶりに開催された第33回出雲なんきん品評会では、親魚、3歳魚および当歳魚の4部門で審査が行われ、島根県知事賞や県議会議長賞、出雲市長賞などの入賞魚が表彰されました。関係者によると、出雲なんきんの飼育愛好者は、コロナ禍によって半減したとのことで、受賞者からは「久方ぶりの品評会を機に、是非、全国的にも評価が高い出雲なんきんを後世に伝えていくためにも、飼育をされる人たちを増やしていきたい」とする声がありました。

  10月7日、出雲市のくにびき中央通りで陸上自衛隊出雲駐屯地開設70周年記念式典および市中パレードが開催され、観閲官を務めた第13偵察隊長兼出雲駐屯地司令の宗像秀樹2等陸佐は「自衛隊は任務遂行のため愚直に日々鍛錬を積む一方で、地域の皆様から信頼される存在でなければならない」と式辞を述べ、出雲地区防衛協力会長の飯塚俊之出雲市長が「国際情勢が緊張を高め、地球温暖化による自然災害の多発という内外情勢の中で、自衛隊の存在は住民の安心・安全の根幹をなすもので、隊員各位に心からの感謝と敬意を表します」と挨拶しました。出雲駐屯地は昭和28年10月に出雲市松寄下町の現在地に開設され、現在、第13旅団第13偵察隊、第4施設団第304施設隊、第104施設直接支援大隊第1直接支援隊などに350人が所属する編成となっており、情報収集や災害支援、装備品整備などの任務にあたっており、令和6年3月には部隊改変により530人編成の第13偵察戦闘大隊となる予定とされています。この日のパレードには、沿道を埋めた2,000人を超える市民が見守る中を出雲駐屯地の装備車両40台のほか、航空自衛隊米子基地のC2輸送機や岡山県の日本原駐屯地および山口県の山口駐屯地の特殊車両や多用途ヘリなども参加し、その雄姿が披露されました。

 10月6日、出雲市立平田文化館プラタナスホールで恒例の「県政を語る夕べ」が開催され、400名の参加者が国会議員の時局講演や県政、市政の状況報告を聴講しました。時局講演で、高階恵美子衆議院議員は、先ごろ岸田首相が自民党に指示した経済対策の内容を説明し、「物価高騰や子育て支援、災害復旧などに臨時国会で予算措置が行われる」とし、高見康裕衆議院議員は、昨年8月からの法務大臣政務官の政務内容について「在留資格についての法律改正により外国人労働者や難民の受け入れがしやすくなった」、飯塚出雲市長は「『出雲』のブランド力は中四国で倉敷に続いて第2位となっており、さらなるブラッシュアップを目指す」などと述べ、10月9日に開催される出雲駅伝は沿道応援やワイナリーでの大慰労会など、コロナ禍前のイベントスタイルに復することを明らかにしました。園山議員は議長としての近況に触れ、「ケーブルテレビの県議会中継画像では議長席で眠っているように映るが、手元の次第書を見ているために伏し目がちになっているだけで、決して居眠りをしているわけではない」と述べると、会場は大きな笑いが上がりました。丸山達也島根県知事と厚生労働大臣政務官に就任した三浦靖参議院議員は公務のため、第2部の交流会からの参加となりましたが、政治に携わる面々にとっては、新型コロナウイルスの法的位置づけが変更され、久方ぶりに多くの住民の皆さんに直に触れる有意義な機会となりました。