3月14,15日、出雲市宍道湖公園湖遊館で小、中学生を対象にしたジュニアアイスホッケー教室が開催され、中国5県から41名が参加しました。この催しは、公益社団法人日本アイスホッケー連盟(「日ア連;藤木幸太会長」)がジュニア期における基礎技術の向上と優秀選手の発掘・育成を目的に主催するもので、島根県アイスホッケー連盟(園山繁会長)の主管で開催されました。3月14日の17時から19時までと15日の6時から7時30分まではU20日本代表チームの大北照彦コーチの指導で氷上スクール、3月15日の7時50分から12時まではスマイルジャパン(アイスホッケー女子日本代表チーム)の選手としてソチ、平昌、北京の冬季オリンピックに出場した久保英恵さんと鈴木世奈さんや日ア連の強化コーチも参加し、練習方法をはじめ筋力アップなどトレーニングに関わる研修や氷上スクールが行われました。宍道湖公園湖遊館は、平成4年に開設された屋内アイススケートリンクで、アイスホッケーやフィギュアスケートの公式大会が開催可能なメインリンクとサブリンクの2面が整備され、各競技のジュニアスクールが開設されています。アイスホッケーのジュニアスクールは、初級スクールが毎週土曜日、選手養成コース(プレイクジュニア)が毎週2回の練習を行っており、近年は全日本少年アイスホッケー大会に出場する西日本選抜チームの代表選手を輩出するなど、強化の成果が見られるようになってきており、今回、日ア連のスキルアップスクール(全国で3か所)の開催となりました。

 3月13日、松江市のくにびきメッセ国際会議場で第82回島根原子力発電所周辺環境安全対策協議会(「安対協」会長;丸山達也島根県知事)が開催され、島根県、松江市、出雲市、安来市および雲南市の行政、議会、各種団体から選出された委員のうち46名と事業者の中国電力の関係者などが出席しました。丸山知事は「本日は、島根原発に関わる問題の住民意思を量る上で極めて貴重な機会であり、忌憚のない意見をいただきたい」としながら、事業者に対し「中国電力は事業方針なり見通しをきちんと関係行政機関に情報提供を行わなければならない」と述べました。会議では、中国電力の三村秀行島根原子力本部長は、島根原発2号機の再稼働後の状況やプルサーマル計画について説明し、島根県からは、島根原子力発電所周辺環境放射線等調査の報告がありました。島根原発2号機のプルサーマル計画は平成17年9月に島根県と松江市にMOX燃料使用の事前了解願が提出され、平成18年10月に経産省への申請を了解、平成20年10月の変更許可取得に伴ない、平成21年3月にMOX燃料の使用に関わる事前了解を発出しており、島根県では澄田知事と溝口知事の在任中の事案でしたが、東日本大震災の福島原発事故などにより中断したまま今日に至っているものです。質疑では、「事業者の機構改革に対する疑問」や「地震に対する対応」「MOX燃料の採算性」「住民説明会の必要性」「核燃サイクルの見通し」などについて意見があり、地震発生時の広報について迅速な情報提供を求める要望がありました。

 

 3月12日、島根県議会は本会議(最終日)に先立ち、本年9月に事業清算を表明した三菱マヒンドラ農機に関わる対応について全員協議会および農林水産商工委員会などが開催され、退職者の雇用支援や子弟に対する奨学金支給、下請け企業の資金繰りや業種転換への補助および経営相談などに予備費約170,000千円余を充てる方針を了承しました。本会議では、3月末で辞職する野津建二教育長の後任に井出久武政策企画局長を充てる人事案件に同意し、知事提出議案の令和8年度島根県一般会計予算など予算案41件と島根県行政手続条例の一部を改正する条例など条例案27件および包括外部監査契約の締結など一般事件案9件の合計77件、議員提出議案の島根県議会委員会条例の一部を改正する条例など条例案2件と放課後児童クラブの充実を求める意見書の3件および請願1件について常任委員長報告が行われました。討論では、令和8年度島根県一般会計予算など8件について「若年世代の税や社会保障の負担が過重」「コメの生産調整継続は疑問」などの反対意見があり、採決の結果、すべての上程議案を可決・承認しました。丸山知事は「今議会では、第2次高市内閣への期待や漁港・漁村の問題などに多くの意見をいただいたが、島根県は国の平成8年度予算の年度内成立の如何に関わらず、予定した事業の執行にあたるほか、三菱マヒンドラ農機の事業清算について適切な支援を講ずる」と述べました。