10月9日、島根県議会9月定例会は本会議(最終日)が行われ、島根半島地域の強靭化対策などを盛り込んだ令和7年度島根県一般会計補正予算(第3号)など24議案と請願1件、島根県教育委員会委員と島根県土地利用審査会委員の任命など人事案件2件および「賃金・社会保険料負担の増加を乗り切るための中小企業支援の抜本的拡充 を求める意見書」を議了しました。丸山知事は「自由民主党の新総裁選出に伴う国政の動向を注視している」と述べましたが、物価高騰や最低賃金改定などに対応する国の予算措置がなく、ほとんどの自治体で取り組むべき施策の財源がないため、相応の補正予算が編成できない状況が生じたことは国政の責任放棄であり、政権与党による政治空白の長期化は極めて遺憾とするところです。ところで、この日の夕刻、出雲市内のホテルで、元衆議院議員でTV番組のコメンテイターを務める杉村太蔵さんの時局講演会が開催されました。杉村さんは筑波大学中退後に外資系の証券会社勤務を経て、郵政解散時の公募で比例南関東ブロックの自民党候補となり、26歳の最年少で衆議院議員に初当選した折の「料亭に行ってみたい」として話題となりました。1期4年で国政から退出した後にTV番組のレギュラーとなり、時事評論家としての地位を確立された杉村氏の話術は巧みで、威儀正しい所作とともに「空腹は短気の基」「信頼を得るには瞬時の対応」「時流を読むコツは政府の骨太方針にある」とするコメントが耳に残りました。