こんにちは。

税理士の渡辺です。久しぶりの投稿です。

よろしくお願いします。

 

いきなり題名を回収します。

 

「教務と財務に橋を架けること」

これが会計人が提供すべきことです。

(できている人は少ないです)

 

このブログを書き続けるうちに、

何か足りないって感じていました。

ただ経営指標を順不同に並べて

解説しているだけでいいのか??

なのでブログを休んで、研究しました。

(ついでに東進用会計を開発しました)

 

会計の本当の使い方がわかりました。

だから、再開させてください。

 

必要なのは”繋がり”です。

そのために橋を架けるんです。

  教務と財務の間に

  経営者と管理職の間に

そう、サムネ画像の虹のように。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

あなたにとって役立つ情報を提供できるよう

がんばります。よろしくお願いします。

 

こんにちは。

塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。

 

前回12/16の記事のテーマ分類は

「組織と学び」の指標

でした。

 

これでKPIの分類に設定した4つ項、

「財務」の指標

「顧客」の指標

「運用と革新」の指標

「組織と学び」の指標

全てに記事が入りました!

 

さて、この4つの分類は

何をイメージしていると思いますか?

 

それは、

 

「バランススコアカード」の4つの視点

 

なのです。

 

企業の事業計画、戦略策定には

様々なメソッドが提唱されています。

 

塾経営に相性の良いものは何かな?

と考えたとき、

私はバランススコアカードだと思います。

(内容はググってみてください)

 

この4つの項目それぞれから

いくつかの数値目標を設定してみてください。

こうすることで、

偏りがより少ない教室運営計画が立てられます。

 

中間管理職の方なら

社内会議での説得力が上がります。

 

経営幹部の方なら

銀行など外部利害関係者に

塾の運営方針を理解してもらい易くなります。

 

運営の全体像をなるべく拾い上げつつ、

経営指標を使いこなしていってもらいたい。

そんなわけで4分類といたしました。

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

あなたに役立つ情報を提供できるよう、

がんばります。

よろしくお願いします。

 

 

 

こんにちは。

塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。

 

今日のテーマは、

経営分析には欠かせない

「職員数」についてです。

 

指標名:常勤換算職員数

 

計算式:常勤職員の人数+(非常勤職員の総勤務時間÷(176*12月))

時間給で働く非常勤職員を

常勤の勤務時間数でみたら

何人なのか、と計算します。

 

常勤1人平均の労働時間数で割るのが

より会社の実態に即します。

しかし、上記計算式ではスッキリ

お見せするために

法定労働時間週44時間×4週の176時間

をベースに式を組んでみました。

 

  何がわかる指標?

単に職員の人数だけでない、

実際の投入労働力がわかります。

 

そしてこの数値を使うことで

「1人当たり●●」という指標が

より精度高く計算することができます。

 

何で経営分析の幅拡がるのか。

それは、1人当たり分析をすることで、

業界の上場企業と経営効率を比較できる

ようになるからです。

規模の差を超えて々土俵で比較するために

必要なんですね。

上場企業の有価証券報告書には、

勤務時間数ではなく、

職員数が書かれていますから。

 

  改善方針3選

適正な人数を探りながら、

そこに近づけていくのが

目標になります。

 

①直接と間接にわけてみる

 

②必要な職員数と比べてみる

 

③1人当たり分析を計算してみる

①について

時給スタッフの時と同様、

直間に分けてみます。

間接人員が多いと問題です。

 

②について

組織図上のポスト数と比較する。

在籍生徒数から考えてみる。

必要な業務の量から見た人数と

比べて、多いでしょうか?

 

③について

上場企業との比較で考えてみます。

売上、人件費、経常利益・・・

主要な決算書項目を割ってみましょう。

 

  分析のポイント

✅事業年度ごとの数値として集計

✅数年間での変動はどうか?

✅役員も1人としてカウントする

✅面倒ならば、非常勤職員は0.5人で

 換算。あまりおススメできません。

✅この数字で決算書の項目を割って

 みよう

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

あなたに役立つ情報を提供できるよう

がんばります。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

こんにちは。

塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。

 

今日のテーマは、

人件費の中から時間の使い方についてです。

 

指標名:起業家タイム確保実績

 

定義:教室長が現場業務の手を止め、起業家的な思考をするためにとった時間数

教室長の持つべき3つの人格、

  起業家

  管理者

  講師

それぞれに対して

どれだけの時間を使っているでしょうか?

 

時間の使い方はそのまま

その人の優先順位を示すと言ったら、

それは言い過ぎでしょうか?

 

  何がわかる指標?

目の前のこと、

今日の売上だけでなく、

教室の将来のために

時間を使えているかどうかがわかる。

 

  改善方針3選

手を止めて、

疑問を持ったり、

想像してみたり、

夢を見たりする時間をとる。

そのためには・・・

 

①月1回天引きで時間設定する

 

②パソコン・スマホを見ない時間をとる

 

③授業コマを持ちすぎない

①について

重要だけど、緊急性のない時間。

こうした時間って

ついつい後回しになります。

だから、先に確保する。

 

②について

もしかしたら、

これが第一歩かもしれません。

起業家タイムって

インプットじゃないと思うんです。

アウトプットが本質だと思います。

例えば、

考えて、それを文字化する、とか。

 

③について

起業家タイムの正反対、

それは「講師の時間」です。

意外かもしれませんが、

職人気質な方ほど、

起業家タイムをとらないのです。

 

  分析のポイント

✅実態把握が大切。

 今はゼロでも悲観しないで。

✅時間をとったからと言って、

 すぐに成果は期待しない

✅経営者や役員の教室長は、

 この数字はとても大事。

✅従業員でこうした時間を

 とっている人物は

 幹部候補かもしれない

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

あなたに役立つ情報を提供できるよう

がんばります。

よろしくお願いします。

こんにちは。

塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。

 

今日のテーマは、

教室長を中心とした

常勤職員の勤務時間を管理する、

その考え方についてです。

 

時間講師と同じように、

総勤務時間を”直接・間接”に分けよう!

・・・と思ったのですが、

何か、しっくり来ないんですよね。。。

 

教室長の業務を想像してみたとき、

そこには3つの異なる人格があるのでは?

と思うに至りました。

 

①起業家としての教室長

 

②管理者としての教室長

 

③講師としての教室長

時間の使い方も、

この人格それぞれに分けたら

意義がある分類かな、と思います。

 

ちょっとそれぞれを覗いてみましょう。

 

 

  起業家~変化を生み出す理想主義者

3つの人格のうち、

創造性を司ります。

 

未来に想いを馳せ、

将来のビジョンを描きます。

周囲の人たちを巻き込んで

変化を生み出していきます。

 

この人格に栄養を与えないと、

事業は発展していかなくなる

のではないでしょうか。

 

 

  管理者~現実主義な実務家

3つの人格のうち、

事業としての教室の運営を

受け持ちます。

 

計画し、それを運用する。

日々月々の繰り返し業務を

整然とこなせるのは、

この人格あってこそ、です。

そうでなければ塾経営は大混乱です。

 

この人格の弱点は”変化”。

一度作った秩序が乱れるのを

嫌うことが多いです。

 

 

  講師~手に職をもつ求道者

3つの人格のうち、

教務職人の部分です。

 

教鞭をとることが生き甲斐。

良い授業のためなら、

どんな努力も惜しみません。

 

この魂がなければ、

そもそも塾経営が成り立ちませんよね。

しかし、欠点もあります。

この人格が強すぎると、

「管理者や起業家の人格に邪魔される」

という感覚を抱くようになります。

 

 

  あなたの中で、三権分立を

3つの人格、

どれか1つではダメです。

3つとも必要なんですよね。

 

自分の中で、

上手に三権分立させたいですね。

そして、

それは時間の使い方にも

現れてくるはずなんだと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

あなたに役立つ情報を提供できるよう

がんばります。

よろしくお願いします。