こんにちは。
塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。
今日のテーマは、
教室長を中心とした
常勤職員の勤務時間を管理する、
その考え方についてです。
時間講師と同じように、
総勤務時間を”直接・間接”に分けよう!
・・・と思ったのですが、
何か、しっくり来ないんですよね。。。
教室長の業務を想像してみたとき、
そこには3つの異なる人格があるのでは?
と思うに至りました。
①起業家としての教室長
②管理者としての教室長
③講師としての教室長
時間の使い方も、
この人格それぞれに分けたら
意義がある分類かな、と思います。
ちょっとそれぞれを覗いてみましょう。
起業家~変化を生み出す理想主義者
3つの人格のうち、
創造性を司ります。
未来に想いを馳せ、
将来のビジョンを描きます。
周囲の人たちを巻き込んで
変化を生み出していきます。
この人格に栄養を与えないと、
事業は発展していかなくなる
のではないでしょうか。
管理者~現実主義な実務家
3つの人格のうち、
事業としての教室の運営を
受け持ちます。
計画し、それを運用する。
日々月々の繰り返し業務を
整然とこなせるのは、
この人格あってこそ、です。
そうでなければ塾経営は大混乱です。
この人格の弱点は”変化”。
一度作った秩序が乱れるのを
嫌うことが多いです。
講師~手に職をもつ求道者
3つの人格のうち、
教務職人の部分です。
教鞭をとることが生き甲斐。
良い授業のためなら、
どんな努力も惜しみません。
この魂がなければ、
そもそも塾経営が成り立ちませんよね。
しかし、欠点もあります。
この人格が強すぎると、
「管理者や起業家の人格に邪魔される」
という感覚を抱くようになります。
あなたの中で、三権分立を
3つの人格、
どれか1つではダメです。
3つとも必要なんですよね。
自分の中で、
上手に三権分立させたいですね。
そして、
それは時間の使い方にも
現れてくるはずなんだと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
あなたに役立つ情報を提供できるよう
がんばります。
よろしくお願いします。