得意楽器はボキャブラリー -23ページ目

仕込み第1号

味噌を仕込む。

半年後にならないと
これでいいのかどうか証明できないが
「ジャッキーズMISO」仕込み第1号の記録である。

昨夜の深夜から、大豆1キロを浸水しておいた。
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そして本日の昼過ぎ。
約12時間後、大豆は2倍以上の大きさに。

鍋に移し、水を換えて煮る。
虎の巻には3~5時間くらいと書かれていたが
2時間も煮たら十分な柔らかさになった。
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自然な甘い匂いが立ち込めて
思わず「ぜんざい」が食べたくなる。
心を鬼にして大豆を潰しにかかる。

なかなか骨の折れる作業だ。
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大豆を冷ます間に甕を消毒する。
消毒液として「百年の孤独」を使用。
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焼酎ファンには叱られるに違いない。
しかし35℃以上のアルコールは生憎これしか在庫がない。
消毒のためにわざわざアルコールを買うほうがもったいない。
とにかく贅沢な味噌である。

発酵を促す種味噌として甕の底に適量味噌を塗っておく。
故郷の赤味噌を使用。

米麹1キロと塩480グラム程度を混ぜ合わせる。
事前に麹を解凍しなかったので手が冷たい。
雪だるまを作るかのような作業である。
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温度が下がった大豆と混ぜ合わせてこねる。
こんな大量の物質を混ぜ合わせるボウルもないので
半量に分けてこねたものをまた混ぜ合わせてムラのないように。
滑らかになったらテニスボールぐらいの大きさに丸める。
丸めたら甕の中にどんどん投げ入れる。
空気が抜けるように少し憎しみを込めて投げるとよいらしい。
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調子に乗っていたら失敗だった。
何個か味噌ボールを入れるたびに
押さえつけて空気を抜かなければならないと書いてある。
やり直し。

そして完成。
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縁っこに抗菌のため塩を配置して
ラップで空気が入らないように蓋をする。

ここで重石がないことに気づいてしまった。
しょうがないので皿を重ね、さらに残った塩袋を載せる。
こんなんでよいのか。

疑問の残る点もあり、やや心残りだが封印をする。
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次のご対面は梅雨明け後。
順調に育てば、その頃には味噌らしくなり
表面には溜まりも浮いているはずだ。

ほんとにできるのかな。


梅雨明けが待ち遠しい。

待てずに開けてしまいそうな自分が怖い。




優先順位(後編)

(前編)

さて、優先順位ってなんだろう?

試しにウェブ検索してみると
仕事の効率化術みたいなのが並んでいる。


なるほど。
僕にはどうでもいいことだ。


やりたいことが決まっているなら
優先順位なんて発想は必要ないのである。


ところで、目下の問題に話を戻すと
考えうる選択肢は次のとおりである。
(一)当初の目論見どおり、当店で新年会を開催
(二)場所を変えて新年会を開催
(三)新年会を中止

(一)はA氏に信義を曲げてもらわない限り無理である。
(二)これは可能である。但し店には迷惑がかかる。
(三)ここまでケチがついた以上、心情的には一番有力である。
しかし、問題の解決を放棄するということであり当然遺恨が残る。

とするとやはり(二)か、ということになるが
僕は大将の鍋が食べたいのだ。
しかも大将の喜ぶ顔を見るどころか、落胆させることになる。

ここが大切である。

接待であれば(二)が正解なんだろうが、これは仕事じゃない。


僕の出した答えはそのどれでもない。

その日は、A氏とその店に行くことにした。
そして新年会は延期し、幹事はB氏に譲った。


うまくまとめる、とか
落としどころを見つけるという考えを放棄すれば
答えは簡単に見つかるものだ。


しかし、それほど苦労した会であるにも関わらず
当日僕は一時間以上遅刻した。

仕事がどうしても終わらなかった。

因みにこれは優先順位をつけてそうなったのではない。
もし僕が優先順位至上主義のサラリーマンだったら
遅刻どころか、「すみません、行けません」と言うに違いない。

意志の弱い僕が「金目鯛のしゃぶしゃぶ」と熱燗という快楽に酔うことなく
朝方まで仕事をしたくらいだから。


そういうと自慢話みたいになってしまうが
それだけ鍋が食べたかったという話である。



結論。

優先順位という言葉を仕事以外で使うと友を失う。


そういえば、約束を破っておいて
「仕事だからしょうがないじゃん」って開き直るヤツが嫌いなのだった。

準備完了

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そうです。

味噌造ってみようかと。