朝の書評 -3ページ目

[島田洋一 blog (Yoichi Shimada)]

島田洋一 blog (Yoichi Shimada)
「下品な朝日新聞」に堕した週刊文春[2007/08/04 13:08](抜粋)

http://island.iza.ne.jp/blog/entry/256688/

 桝添はその内、自民党本部の廊下あたりで、血気盛んな若手議員の鉄拳を食らうだろう。
 はい、ダウト。2ちゃんねるで殺害予告する連中と同レベルですよ。
 でもその後、島田先生はちゃんと反省してらっしゃいます。
 立派だと思います。

だれか女性議員がマスゾエに平手打ちを[2007/08/05 02:12](抜粋)

http://island.iza.ne.jp/blog/entry/257185/

 私はもちろん暴力を奨励しているのではない。
 いかに「卑怯」で、ぺらぺらとうるさく、張り倒したくなる男とはいえ、マスゾエが殴られて大ケガをすることがあってはならないと思う。
 それゆえ、体格のよい萩生田議員あたりが行動に出てしまう前に、誰か女性議員が、テレビカメラの前で思い切りマスゾエに平手打ちを見舞い、覚醒を促すのがよいのではないか。
 その女性議員は、次の選挙で間違いなく当選するだろう。
 
 デムパキター!!

 暴力より電波のほうが百倍マシです。

ブログ観察始めました

 時事問題を取り上げるブログはたくさんあって、何しろ日本語のものしか読んでいません。英文の記事が読めたらなあと思いつつ努力はしないまま幾歳月。このまま無学のまま死んで行くと思いますけれども、日本語ブログだけでもけっこうたくさんありますね。
 だいたい、冒頭にニュースを掲げてコメントするタイプが多いようです。時事問題だから書き手の政治的立場が出てきます。大きく右と左に分けるそうですけれども、時事問題を扱うブログに限れば、右寄りのほうが優勢のような印象があります。あるいは、わたしの探し方が悪いだけかもしれませんが、読んでておもしろい左翼系のブログって少ない印象があるのですね。
 結果、保守系っていうんですか、そっち系のブログばかりチェックしていることに気付きました。そうすると、一見ごもっとも、でもなんか一部いわゆる「電波」みたいな部分が目に付きだして、それを生温かく取り上げたら、おもしろいんじゃないかなあと思った次第であります。
 えー、そこでわたし自身の政治的立場についてですが、実はこう見えて、子供のころから勉強のできない劣等生でした。そんなわけで、思想系は完全スルーして青年期を過ごしまして、仄聞するに、左翼になるためにはかなり勉強が必要だそうです。ひとえに資本論を一生読むことがないだろうという理由で、わたしは本物の左翼ではありえないでしょう。そもそも左翼思想を知らないのだから。たぶん、似非サヨクか似非ウヨクのどっちかだと思います。話題ごとにケースバイケースです。
 さてそこで、日ごろ愛読している主に右翼系ブログを観察して、おもしろがってしまおうというビミョーな企画。もちろん、左翼系でもおもしろかったら紹介するつもりだし、本物の電波系ブログの紹介もおもしろそうなんでいずれやってみようと思ってますが、そっち方面はあんまり読んでないのです。
 さて、前置きが長くなりましたが、第一弾は、これ。

Doronpaの独り言

男女不平等のススメ[2007年06月01日(金) 00時00分01秒](抜粋)

http://ameblo.jp/doronpa01/entry-10035293942.html

人類一般社会において性別に関わらず根源的な権利の平等を希求することは、特に近代欧米思想の主流をなしてきました。言葉で定義付けるなら、男女同権思想の普及ではなかったかと思うのです。「男性であれ女性であれ人間としての根源的な生きる権利は同じである」というこの考え方自体は間違っていないと思うのですが、そこから派生した60年代後半からの「ウーマンリブ」(女性解放運動)は明らかに男女同権思想の形を歪なものにし、女性=社会的弱者であり女権推進こそが先進国の証であるという誤った考え方に多くの人を誘導してしまったのではないかと思います。
 ウーマンリブについてよく知らないので、この辺はフムフムと読んでました。
しかし、もともと性別をもって人間が生まれている時点においてそれぞれの役割というものが存在します。通常の人間であれば男女において体のつくりが違うことはいうまでもありません。女性の平均筋力は男性のそれと比べて60%~80%しかなく、肉体作業に向いていないことは一目瞭然です。また女性の体には脂肪がつきやすいという特質も考える必要があります。これはさまざま原因があるのですが、特に子宮を守るための仕組みとして脂肪がつきやすくなっているといわれています。肉体的条件を考えても、人間の特質は男性を外で働く肉体労働に、女性を子供を産み育てる家庭労働に向くようにできていることがわかります。女性を家庭に閉じ込めるのは女性差別でありけしからんと声を荒げる女権論者たちは、そもそも人類の成り立ちを全く理解できていない無知無学の徒といえるでしょう。
 電波受信中……!
一般に少子化の要因は様々に言われていますが、間違いなく「女性の社会進出」はその主たる要因となっています。
 キタコレー!
また、その男女平等なる概念も極めて恣意的に取りざたされることが多く、先述の変態的女権論者田嶋陽子などの主張では、女性のホワイトカラーへの進出を狂ったように求めても、ブルーカラーへの女性の進出については一言も触れることはありません。要するに肉体労働は男がやるものと決め付けている極めつけの男性差別主義の主張ともいえるのです。
 ……。
男性には男性の女性には女性の役割が社会には間違いなく存在しています。しかし、その区分すらも差別的だとして撤廃を主張するキチガイじみた女権論者たちの言い分を通すなら、公衆浴場は混浴、公衆トイレは男女共同使用、デパートの紳士服・婦人服売り場も禁止、男女の違いを表わす言葉(たとえば父親・母親など)の禁止、出産の男女平等化(理論的には男性であっても、直腸に受精卵を人工的に着床させれば妊娠が可能なのだそうですが…)、歌舞伎・宝塚は禁止、などなど、ほとんどお笑いとしか思えない社会が誕生するのも決して空想話ではなくなるのです。
『男女は人間として同権であることは言うまでもないが、社会の営みの中では男女に不平等があって当たり前。男性には男性の、女性には女性の役割が社会には存在し、それを一概に不平等と切り捨てる行為は人類社会を破壊している行為に他ならない』
 はい。いきなり強烈な電波を受信してしまいました。
 コメントは特になしってことで。


チベット現代史のさわり

北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)[2008/03](抜粋)

胡錦濤主席にノーベル平和賞を!(マジ)

http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/518432/

おととい唐突にチベット国旗をアップしてしまいましたが、なにを隠そう、わたくし、チベット問題については何も知らないのです。最近急にチベット・ファンになりました、いわゆるひとつの、ニワカってやつですね。
それで、チベットに関する本の一冊も買えばいいところを、そうはせずに、ネット情報をあちこち漁っておりました。
でも、よく考えたら、ネットも大半はテキストなんです。

だから、ネットは、大枠、読書です。

というわけで、発作的に「時事」という項目を作ってみました。
ネットのブログ記事なんぞを取り上げていこうかなと。
いい加減な男なんでいつまで続くかわかりませんが、更新せずほっとくよりマシだろうということで……。

さて、上記ブログは、中国に駐在中の新聞記者さんのもののようです。
チベットの悲劇をコンパクトにまとめてあって、とてもよい記事だと思ったのでご紹介しました。

100万人以上虐殺しておいて、なにがチベット解放だ、と思っていましたが、この記事にも書かれてあるとおり、中国が侵略するまでは、チベット、かなり専制的な国家だったようですね。その辺りを中国が言訳に使っているらしいのですが、自ら専制的な国家であることと、専制的な国家に弾圧されるのと、どっちがいいかみたいなバカバカしい話で、本当に腹が立ちます。

今回、アメリカの対応もなんか腰が引けてますねえ。イライラします。
福田首相を担いでる日本国民に言われたくないでしょうが。


(追記)引用記事が消えてますが、こういうことのようです。
2008/03/24 01:22
Commented by iza224 さん
あれ、福島さん、「胡錦濤へノーベル平和賞を(マジで)」というブログはどこへ行っちゃったのですか。せっかく私もコメントを書いたのに。中共の馬鹿どもが削除しちゃったのかなあ。
……
2008/03/24 02:08
Commented by 福島香織 さん
To iza224さん
 すみません。ほとぼりがさめるまで、かくさせてください。http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/520492/#cmt

FREE TIBET フリーチベット!


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ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/

マーズ・アタック!

ワーナー・ホーム・ビデオ
マーズ・アタック!
350.再び長編化を模索する・其の四
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00350.htm

インデペンデンス・デイ

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
インデペンデンス・デイ
350.再び長編化を模索する・其の四
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00350.htm

人形つかい

ロバート・A. ハインライン, Robert A. Heinlein, 福島 正実
人形つかい (ハヤカワ文庫SF)
350.再び長編化を模索する・其の四
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00350.htm

ぼくのミステリ作法

赤川 次郎
ぼくのミステリ作法
 これはずいぶん前に買って読んで、そのときはあんまりピンと来なかったんですけれども、先ごろふと読み直してみたら、なかなかおもしろかったんですよ。どうもね、天才肌の人は、自分のやってることを当たりまえだと思ってるから、あんまり自覚がないんだと思います。現役時代の長嶋茂雄にヒットの打ち方を聞いたら、「簡単さ。こうやるんだよ」とバットを振ってくれたかもしれません。それがわからないから聞いてるんだけど。
 この本にも、トリックは何となく思いつく、なんて書かれてあるので、そういうところだけ読むと、なんで教えてくれないんだよ、ケチ。などと思ってしまいますが、よく読むと、重要なことがさらっと書いてあるんですね。
 特に、巻末に『実作編』として掌編がいくつか載っていて、作者自身の注がついてるんですが、そこをよく読むと、アイデアの思いつき方が素直に書かれています。
 「主婦に向かない副業」を読むと、タイトルに注がついていて、「女には向かない職業」から思いついたとあります。探偵は男である場合が多いので逆に女を探偵にする、そこをさらにひねって主婦を探偵にする。赤川次郎はこのような定型の逆の組合せを考えるのが好きみたいですね。それがまずアイデアの取っ掛かりになるとわかる。
 さらに注を読んでいくと、主婦なのでスーパーで買物しているときに事件が起こる、解決のきっかけを与えるために夫にヒントとなる台詞を言わせる、というふうに、アイデアの思いつき方があっさり書かれてあります。
 主人公の主婦は、友人のおっとりした主婦が危機になって、その夫も頼りなくて、義憤にかられて捜査を開始し、逡巡する友人の夫を「そんなことで奥さんを持つ資格はありませんよ!」と叱り付ける。種明かしは、店長に襲われそうになって逃げたが、夫に変に疑われるのが恐くて曖昧にしていたのだった。
 こういう人間的というか常識的な感情の流れがシチュエーションになってるんですね。これに、ミステリのプロットやトリックを加えてひとつの作品に構成していく。丁寧に読んでいくと、そういうプロの手順が垣間見えるお奨め本です。

ライジング・サン

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ライジング・サン

349.再び長編化を模索する・其の三
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00349.htm

トミーノッカーズ

スティーヴン キング, Stephen King, 吉野 美恵子
トミーノッカーズ〈上〉 (文春文庫)
スティーヴン キング, Stephen King, 吉野 美恵子
トミーノッカーズ〈下〉 (文春文庫)

349.再び長編化を模索する・其の三
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00349.htm
355.再び長編化を模索する・其の九
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00355.htm