夜は乱高下(こんな学習塾に通わせたい!)

夜は乱高下(こんな学習塾に通わせたい!)

世の中に学習塾は数多けれど、これ!といったのが少なくて…
教育界に長年いるこの私が、これ!といった学習塾を、あなたにご紹介いたしましょう。「夜は乱高下」と共に…。

自立と自律。
同じ「じりつ」でもちょっと意味が違うんですね。

自立とは、自分で考えて自分から事を行うこと。
自律とは、自分を律すること。つまり行動を自分で決めることですね。

簡単に言えば、自立は人に言われた事もそうでない事も、行動自体を自分で考えて自分から行うこと。


自律は人に言われるのではなく、自分で感じてその行動の根拠さえ自分で決めて行動する。そういう事です。

しかし、自分で自分を律する事ができるって、相当精神年齢高くなくてはできないんですね。
これはたとえ中3生でもそうです。いや、年齢や学年はあまり関係ないかな。

いわゆる「精神的お子ちゃま」が自律などできるワケがないので、そういう子たちにはそれなりの手段・扱いが必要になってきます。

昔は言葉が理解できない人には痛みでわかって貰う、という手段が取れたのですが、
今の時代の社会通念上、そういう訳にはいかなくなってきました。


正直なところ、そういう𠮟り方をして貰えない子たちはある意味可哀想かなとも思えるのですが、今は自己責任の時代です。
日本国政府の文部科学省がそう言ってるんですから。

つまり、自立しないとこの世の中、生きていけなくなっているんですね。
親の責任、という言葉さえ消えようとしつつあります。だって年端も行かない子供に、自分で決めさせるんですから。

まあこの先数十年後、日本がどーなってるか、本当に楽しみですわ。
あの世から見ておこうっと。

 

 特別にアドバイスだyo~ん

夢を持つこと、語る事はとっても大事です。

それは誰でも知ってる事。


しかし、うまくいくことだけを考えて、そのために何をしないといけないかを考えないまま、というのは、単なる「妄想」です。

現実はどうなのか。そこの分析をまず第一に。

先日、塾を開きたいと脱サラした人と話してて。
「教えるのが得意だから塾でもしようかと思い立ったので」と言ったのです。ひどい話。
そんなに甘い話ではありません。当然甘い考えですから、結果は悲惨でした。

現実を見てみましょう。
塾というのは他の仕事に比べて、イニシャルの資金がそうはかからないので誰でもスタートできます。コンビニみたいにストックも要らないし。
実際に日本国全体の塾の数は、コンビニと比べて少し少ないくらいで、数自体はものすごく多いのです。

もちろん潰れていく塾も多いですよね。

また最近は、塾をスタートした時点では、チラシを撒いても生徒が集まりません。
その人が最後に配布したチラシは10000枚ポスティングして10万円の費用。結果は問い合わせが3件あったのみ。3件とも体験には来たのですが入会ゼロだったそうです。
損益分岐点を計算したら、固定費回収するのに最低20名入れないとダメ。で、躍起になってチラシ撒く。チラシをフランチャイズの親玉に作成して貰い、またそこから紹介して貰ったポスティング業者を使って。
(フランチャイズの親玉が儲かる手段です)


資金に余力がある、または十分な金額を借り入れできるというのでないと、途中でつぶれてしまいます。
もちろん、チラシの内容によるところもあるのですが、今は塾のチラシは反応率「0」というのもあります。

今回は、概算で計算するために仮にチラシの反応率を「0.01%」とします。
そうすると「30名生徒を集める」とするとこの数字では1人集めるのに10万円かかっていますから、
10万円×30名=300万円
という費用がかかってきます。こんな風に広告費だけでこれだけの費用が必要になってきます。

その他に家賃や光熱費、備品等々。
固定費やイニシャルの経費だけでも、なんだかんだ言ってかかります。

まあ、業者に頼ってるうちはダメですよ。
全部自分でやらないと。自分の想いをチラシにして、思いを込めて自分で配る。
精神論みたいに聴こえるかも知れないけど、こういう精神論って大事ですよ。以心伝心ですもの。

 

そういう精神状態になったら、生徒を迎え入れてもすごく魅力ある先生となって生徒に映るでしょうね。

 

 やっぱり親がシッカリしないと

 

日本の社会は、幼い頃から正解を求められることが多いのです。


授業でも正解以外はすべて「間違い」とされてきますから、常に正解を求める癖がつき、わからないと「間違い」を指摘されたくないので人に頼り、自分で考えることをやめてしまいます。
「思考停止」です

 

子どもがしっかり考えるようになるために、親ができることをお伝えします。

色々尋ねてきたら、すぐに答えをあげるのではなく、

調べてごらん、考えてみたら?と促すことはとても大切です。

家庭教育アドバイス…「家こそ考える習慣を身につける場」
自ら主体的に考え、能動的に学ぶ、という「アクティブラーニング」が言われるようになって早8年。学校や社会ではまだ「考える力」を十分に育むことはできていない状態です。ならば、「家庭」で考える力を育みましょう。普段の家庭での会話をちょっと意識的に変えることで充分に育ちます。

留意点は…
1.子どもの話を途中で遮らない
子どもの話がわかりにくかったら、促すための質問や相槌をして、最後まで話をさせること。

2.自分の意見に責任を持たせる
自分の意見をすぐに他人に合わせたり、変えたりするのではなく、まずは自分の意見を大切にさせ、それでも変えたいのならば、なぜそう思ったのかを考え、表現させましょう。

3.自分の気持ちを表現させる
日本では、自分の気持ちを抑えて、相手やその場の雰囲気に合わせることが少なくありません。それでは自分の意見を持たなくなるのも当然です。

「人と違う意見を持っている」ことは当たり前で、そうした意見を、子どもが自信を持って表現できる雰囲気を作りましょう。表現することはコミュニケーションをとる上で大切だ、ということを伝えましょう。

親が意識してこういう事をやってると、すっごくシッカリしたお子さんに育ちますよ。

 

まちがいない!

小中学生の書く詩や作文が質的に劣化させられているのではないか?

そう感じるようになつて何年も経つ。
「見たまま、感じたままを書けばいいのよ」と言われてできあがるものは、ただの雑文。句読点ごとに改行すればそれで詩ができ上がり。
余りにも安直。比喩もなければ韻を踏むこともない。それは少なくとも詩ではない。


言葉を詩にするためには見たままではなく、風景を感じる心とそれを表現する想像力、技法がなければならない。
それは古典に親しみ、学習の蓄積がないと発揮されることはない。先生による解説も理解を助けるのだが、学ぶの語源は真似るということ。
自紙の状態では何を見ても詩を作ることはできない。詩を作る前に、傑作を読ませることである。優れた詩なら、直ぐに暗記してしまうだろう。
そういう経験、学習の積み重ねを土台にして初めて詩作が可能となるのではないか。

一般化して言うと、まずは基本的な知識の詰め込みありき

勉強とは先人の蓄積してきたものを受け継ぐこと、そこを出発点として学問は発展する。個人の成長もまた、人類の歴史を取り込むことなくしてはありえない。

言い換えれば、詰め込み無くして考える力も生きる力も生まれようがない。コミュニケーション能力も然り。
太平洋戦争時に学徒動員された兵士が残した手紙や日記を見ると、その卓越した表現力に驚かされる。今の「こんにちは」から始まる手紙やメールの文章の幼稚さとは比較にならない。
形成されている土台の違いを痛感するところだ。詰め込みの根本的な重要さについてまずは確認したい。
ただ、批判の的となつているのは歪んだ詰め込み教育であつて、知識の習得(詰め込み)が批判の標的ではない。
詰め込む目的と中身がおかしい。目的は記憶カテストでの高得点のみ、中身は表面的なこと。


歴史で言えば年号とか名前などの断片が中心。テストが終われば記憶は飛んでしまい頭の中には空自しか残らない。
それが日本の教育、勉強の悲しくも佗しい現状なのだ。小中高、そして大学で教育を受けても、英語はできず社会的にも無関心、何の教養も身に着けてはいない若者が輩出される。頭の中は損か得かという価値基準に支配されているだけ。社会や企業もその点を気にしてはいない。そんな状況が長く続いて、もう慣れてしまっている。歪んだ詰め込み教育の成れの果てである。


今、日本は経済的にも社会的にも没落の道を転げ落ちている。経済的豊かさを失い、社会も昔ながらの伝統にしがみついている。
劣化する日本は、世界からひとり置いていかれる状況が変わつていかない。

どこから変えていくべきか、それは教育からだ。
ゆとり教育とは、週休二日動務を導入するなど先生方のゆとりから始まったのだが、現状はひつ迫した忙しさに負けている。生徒はどうかというと居場所を奪われるどころか学校を忌避するケースが増え、さらに子どもたちの歴史に初登場した子ども食堂や学童保育などというところに世話になる。一体、どういういきさつでこうなったのか。

そんな危機意識から、日ごろ感じている問題の一端を述べてみた。

 

 子育てを陸上に例えると?

 

あなたの子育ては何メートル走でしょうか?

100m走?それともマラソン?


それによって子どもの今後が決まってしまいます。

どこに目線を置くか、が全く違うのですね。

100 m 走の指導だと、短期決戦。目先にゴールがあるので、1つのミスが致命傷になるので、失敗できないのです。

だから「ミスをするな」という指導になりますし、失敗させない指導にもなるのです。

これって、もう「成長」なんか考えてませんよね。なにせ目先にゴールがあるのだから、失敗なく駆け抜けるだけ。

あとは知らん…。

 

という無責任さがまかり通るという…。

しかしこれが、フルマラソンだと全く違った指導になります。

 

ゴールは42,195mも向こう。長丁場です。

小さい失敗や多少の遅れなど、挽回する事も充分可能なので、そんなに気にならなくなります。

そんな事より、足がつったりしないといけないので注意したり、水を補給したり、そっちをむしろ気にしますよね。


このように、走り方でも違うように、子育てでも全く違った子育てになります。


さてあなたは何m走の子育てですか?

 

 ひとへに栄養不足。偏食です。

体調不良で学校や塾を休むとか、塾へ行っても集中力に欠けるとかいうの、結構多いんですよね。

 

で、その原因。

 

もうね、この偏食の多い事

偏食って言ってもね、ヘンに糖分や油脂分ばっかり取ってるの。

そう、お菓子

で、食事をきちんととらない。

 

もうね、病気になりたがってるのか?と思うくらいだよね。

 

それは,精神的な病も含めた慢性的な疾患,だるい,重い,つらいなどの不調の原因は,
必要な栄養素の絶対量が不足している質的栄養失調にある」というものです。

質的栄養失調とは,「糖質の取り過ぎ+タンパク質の不足+ビタミン・ミネラルの不足」のこと。
ここでシッカリと言っておく。

「ビタミン・ミネラルが不足しているコンビニ食のような食事ばかりを取り続けることは控えましょう」

さらに,日々の食事に加え,プロテインや鉄分,マグネシウム,ビタミンCなどのサプリメントも,併せて取るようにした方がいいです。
もう絶対ね、日々の食事の質と内容 なんですよ。

 

ちゃんと食事、とれよ。あるいは親、とらせろよ。

死んじゃうぞ!

 

 

何人ものお子さんを預かっていると、

ホント、その子その子によって、

良いように言えば個性、悪いように言えば・・・って、ホントすごくそれぞれの特徴が出るんですよね。

 

もちろん持って生まれてきた素材というのもあるでしょうけど、まあ人間、やっぱり環境ですよ。

その人間の土台は幼少期から作られるから、その幼少期に作られる土台って一生涯残るのよね。

 

その子を見てたら、ああ、こういう風に育てられてるんだ、というところから、その親が見えてくるし、そのおうちもよ~~っく見えてくる。

 

ま、それが「子は親の鏡」っていう事でしょ。

 

「親は子の鏡」ってね、その反対の意味もあるけどね、

それより親の言動や行動は、そのまま子に映るから。移る、とも書いていいかも。

 

親、気をつけろよ!

特に夫婦仲だよ!

リビングでお子さんが勉強していると、

「なんでこんなんとこでやっとんねん!集中して勉強せぇ!」と怒鳴りつける親御さん、いますよねぇ…。

 

せっかく勉強部屋があるのに、なんでわざわざみんながいて、テレビもついて賑やかなリビングで勉強せにゃならんのか、ワケわからん…とお嘆きの保護者の方々もいらっしゃるでしょう。

巷の塾の先生のお話聞いてると、これね、

それぞれに合うタイプがある、というのですね。

①勉強部屋でジックリタイプ
・お母さんやお父さんが勉強せい!とうるさいご家庭。

  (私の両親がそのタイプでした)
・ひとりでないと、また狭い空間でないと集中できない。
・孤独を厭わない

 

②リビング学習が向いてるタイプ
・人がいた方が集中できる
・保護者が口うるさくない
・孤独が好きではない

また、やる気が出ない子が、一人で部屋にこもっていても、まず勉強するのは無理です。近くに誰かがいれば、勉強せざるを得ないのですね。

というわけで、決して勉強部屋で一人孤独にシコシコ、というのがいいワケではないのです。
リビング学習大いに結構。ご家族もそういう子にそこまで気を遣う事はないです。

気を遣うと却ってやりにくいのですね。

 

 アカンで、この親。

 

以前にこのブログで、子は親の鏡、親は子の鏡、という事を書いたけど、

 

それもそうだが、子が親の犠牲になってるっての、

古今東西を問わずにあるよねぇ。

 

親見てたら、ホントそこの子が可愛そうになってくるよね。

エエ加減な対応しかしない親。

自分たちの事だけしか考えてない親とかもね。

 

合格して塾を卒業する際に、ちゃんと手土産持って挨拶に来るなんて、普通じゃんと思ってたら大間違いよ。子が卒業したらはいそれまでよ、で終わり。

なーんにも、ひと言もない親っているんだよねぇ…。

 

それとか、

子が休んで、あれ?連絡ないなあ、と思ってこっちから連絡したら、あらま、連絡が取れない。

まさかなんか事件!?と思って家を覗きにいったら、居るの、親が。

「え?もう塾、やめたんですよ。なんなの?」

いや、こっちがなんなの、だよ。

 

ホント、クソみたいな親、いるよねぇ。

子に罪はないんだけどねぇ…。

 

 なんで無料やねん!

以前から、聞くのは聞いてたのよ。

福岡市内なんか、春期講習は殆どのところが無料なんですって。

 

それどころか、じつは他の府県でも出たんだけど、

春期講習に参加してそのまま入塾したら、入塾金無料だけじゃなく、その最初の3カ月の授業料も無料、だなんて…。

 

もうビックリもビックリ。

 

なんでそんな事ができるんだろう…。

 

それがね、デキるんですね。

通常の授業料が、いや授業料だけじゃなく、そのテキスト代や何やかや。

 

メチャクチャ高い!

 

そりゃね、そのくらい無償にできますわ。
小学生だって半年も通ってくれりゃあ元が取れるし、1年も通ってくれたら御の字。

中3生や高校生に至っては、もう3カ月で元どころか大儲けだもんね

 

これね、でも注意してね。

成績のいい子は本当に特待生扱いだからいいんだけど、

アホな子ほどカネがメチャクチャかかるシステムなのよ。

 

詳しくは以前にも書いたけど、まあ実際に実感してみりゃあいいわいな。

そんな儲け主義の大手塾の戦術に引っかかる人、まだいるんだよねぇ…。